雑学・和歌山→記事一覧 投稿した記事が増えてきましたので目次と要約のサイトにリンクしました(2010.4.3)。画像も増えてきましたので、雑学・和歌山 MY ALBUMにリンクしました(2011.2.12)。

2013年10月02日

助けなきゃ!

昨日(10月1日)、午前11時半ごろ、JR横浜線鴨居-中山間で、踏切内にいた高齢の男性を助けようとした女性が踏切内で電車にはねられて死亡した。踏切の手前で、父が運転する車が停車したところ、反対側から無職男性が踏切内に入るのが見えた。

彼女は、父の制止を振り切って「助けなきゃ!」と言って、遮断機をくぐり、男性に駆け寄っていった。しかし、6、7秒後に電車が来て、彼女は全身を強く打って死亡した。男性は、けがをしたものの命に別状はないという。

親子三人の家庭で、父は「自分が助けに行く時間は全然なかった。やさしい娘だった。娘には『お前は死んだけど、おじいさんは助かったよ』と言いたい」と気丈に答えていたが、やがて号泣した、とテレビを観た人が話してくれた。娘をもっと強く制止するべきだったと悔やんでおられることだろう。心から、ご冥福を祈り、遺族の方々にお悔やみを申し上げます。

和歌山でも、最近、JR和歌山駅の北側第二踏切(オークワがある踏み切りのもう一つ北側)で人身事故があり、大阪の女性が亡くなっている。阪和線も事故の多い路線である。「夜へ急ぐ人」を作詞作曲した友川カズキさんは、昭和59年10月30日に阪和線富木駅南一番踏切で身を投げて自殺した弟・覚への追悼歌「無残の美」で、鉄道事故による遺体の無残さを伝えている。

阪和線の運転士さんから、電車に手を振って近づいてくる坊やを撥ね、精神がおかしくなった同僚がいると聞いた。電車の急ブレーキの音とともに、手を振りながら近づいてくる坊やの笑顔が脳裏を離れることはないという。

鉄道事業者と道路管理者は、路線や道路の高架、地中化、その他の安全策の措置を講じ、このような事故が起こらないよう、少しでも少なくなるよう最善を尽くして欲しい。  


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2013年07月24日

戦いすんで日が暮れて

参議院議員選挙が終わり各党の総括がはじまっている。その過程で、民主党をはじめいくつかの党内から様々な不協和音が聞こえてくる。

まずは民主党
1 労組系議員 VS 非労組系議員
2 民主党執行部 VS 鳩山・菅両元首相
3 海江田万里 VS 細野豪志
4 野田佳彦前首相(千葉)、岡田克也前副総理(三重)、前原誠司前国家戦略担当相(京都)、安住淳元財務相(宮城)、枝野幸男元官房長官(埼玉)、玄葉光一郎前外相(福島)の「6人組」 VS 海江田代表

次に日本維新の会
橋下徹 VS 中山成彬

みんなの党は、例によって、渡辺喜美 VS 江田憲司。

それぞれ言い分や大儀名分があるのだろうが、いろんな事情で正論が通らないこともあることを知っておかねばならぬ。正論を通せば組織が崩壊するおそれが出てくることもあるのだ。だから、こんな場合には、せっかちにならず、プライドを捨てて基本に戻る必要がある。もちろん基本とは、どうすれば、党ではなく国家、国民のためになるかどうか、である。  


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2013年07月23日

消えていく逸材

参議院議員選挙が終わりました。民主党は負けすぎのように思いましたが、結果はほぼ想定のとおりでした。当選者、落選者、そして関係の方々の喜怒哀楽。確か、三国志の頭詩でしたか、こんな詩がありましたっけ。

滔々(とうとう)と東する水
果てしなく
長江に消えし
英雄あまた知れず
是非成敗も泡沫(うたかた)に
青山に一人残りて
紅の夕日迎えるそも
幾そたび


今度の選挙で多くの優秀な方が国政の場から消えていった。偉そうな物言いになるが、舛添要一さん(新党改革)、植松恵美子さん(香川)などは当選させたかった。一般的に政治家の多くは、その候補者も含め優秀な方々である。精神的にタフで、頭脳明晰、体力もなければやっていけない職業だと思う。

そんな方々が数少ない議席を争うのだ。普通の人間ではできないことだ。まずは暑いさなか、頑張った皆さんに敬意を表したい。今回、涙を呑んだ方々には捲土重来を期してがんばれと言いたい。また、引退を決意された方々には、お疲れさまでしたと言いたい。

蛇足:
それにしても1人区の選挙というのは厳しいものだ。二期目の首長を倒すのと同様、1人区の現職を倒すのは並大抵の力ではできないように思う。選挙に当選するって大変なことなのだ。そんなことを考えていたら、何故だか三国志の世界を連想した。  


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2013年07月17日

野上電気鉄道

和歌山市の南隣に位置する海南市の日方駅から貴志川の谷を分け入り野上町(現・紀美野町)の登山口駅まで、11.4kmを結んだ野上電気鉄道。寺田 裕一さんという鉄道に詳しい作家(電鉄関係者)が書きました。

大正5年から平成6年までの歴史のなか、主として著者が訪れた昭和50年代から廃止までをルポ形式で詳述されているそうです。今まであまり知られていなかった史実も発掘されているらしいです。

わたしは、形は違っても、路面電車、野上電鉄の復活を願っています。だから、この本(本年5/20発売)を読みたいと思っています。和歌山市民図書館では、この本を三冊購入し貸出しをしています。わたし自身はまだ読んでいませんのでちょっと言い難いのですが、皆様にも一読をおすすめします。

  


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2013年07月10日

福島第一原子力発電所所長

東京電力の執行役員兼福島第一原子力発電所所長であった吉田昌郎さんが亡くなった。

親分肌で温厚なひとだったという。吉田さんは昨年(2011年)3月に原子炉建屋の水素爆発が起きた後、部下たちが「現場に飛び込んで行ってくれた」と語る。その上で「地面から湧いて出る菩薩(ぼさつ)のイメージを、すさまじい地獄みたいな状態の中で感じた」と、部下の後ろ姿に手を合わせて感謝していたという。

あの未曾有の震災に立ち向かい福島原発の被害を最小に止めた功労者であった。ひとはときとして天から使命を与えられたかのような働きを求められることがある。福島第1原発事故時の所長として、現場に介入してくる政府や東電本店にディスターブ(邪魔)しないでくださいと声を荒げたこともあった。

「これから海水注入中断を指示するが、絶対に注水をやめるな」。平成23年(2011年)3月12日、水素爆発した1号機への海水注入をめぐり、「首相の了解がない」と中断を求めた本店の指示に反し、小声で作業員にこう伝え注水を続行させたこともあったという。

原発事故というストレスもあったのだろうか、昨日9日午前11時32分、食道がんで亡くなった。58歳だった。政府の事故調査・検証委員会などでは、事故直後の対応で一部に判断ミスがあったとも指摘されているが、その指揮は見事であったと思う。

決して、英雄視をしてはいけないのだけど、あまりにも政府や東電本店がお粗末であったから、現場で孤軍奮闘する彼とその仲間たちが可哀想でならなかった。当時、危険を顧みず奮闘した多くの関係者の方々とともに哀悼の意を表したい。  


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2013年06月28日

きみはタマちゃんを見たか

かって、貴志川線は南海電気鉄道が経営していた。しかし、経営は苦しく利用者が伸び悩むなか2005年9月末を以って同線から撤退することを公表した。これに先立つ同年2月、和歌山県、和歌山市と貴志川町(当時)は、貴志川線存続で合意、事業の引き継ぎ先を公募していた。

・貴志川線の鉄道用地は、南海電気鉄道から和歌山市と貴志川町(当時)が約2億円で取得し、これを和歌山県が全額補助する。
・今後想定される貴志川線の施設整備(変電所の大規模改修等)に対して、和歌山県は2.4億円を上限にその経費を負担する。
・南海電気鉄道から運営移管後10年間の運営費補助(欠損補助)は、和歌山市65%・貴志川町(当時)35%の割合で8.2億円を上限に実施する。

そして同年4月、応募した9つの企業・個人の中から両備グループの岡山電気軌道が選ばれた。4月28日、岡山電気軌道が事業を引き継ぐことを発表した。こうして、岡山電気軌道株式会社が100%出資する和歌山電鐵が設立され、2006年4月1日から貴志川線は継続運行されるようになった。 ← ウィキペディア 

ここで注目すべきことは、自治体が南海電鉄から鉄道用地を約2億円で取得し、それを後継の鉄道会社に貸与する仕組みである。これには先例があるらしいが、固定資産税を節税できるメリットがある。それから、自治体による建設改良に伴う施設整備費の補助、10年間の赤字補てんなどである。

「いちご電車」、「おもちゃ電車」、「たまちゃん」、ともかく和歌山電鐵よく頑張っている。親会社の岡山電気軌道株式会社には感謝しなければならない。だけども、和歌山電鐵の赤字は続いている。あれほど頑張っても2010年度では1億2千4百万円ほどの赤字であった。自治体からの補てんがあっても埋めることができないほどの赤字が出ているのだ。

貴志川線を応援する任意団体「貴志川線の未来をつくる会」はずっと2,000人を超える会員を維持し続けている。この団体もさまざまな工夫と努力をしながら貴志川線を支えているのだ。市民の一人として感謝しなければならないと思う。

では、貴志川線の安定した永続的な営業のためには何をするべきなのか。答えはあと利用者を年間30万人増やすこと。具体的には、年間利用者数250万人達成のため沿線にお住まいの約7万人のみなさまが1年間に今よりあと4回(2往復)多くご利用していただくことで、それは可能だと、会社は懇願している。

たま駅長とニタマ駅長の勤務予定

  ← クリックすると画像は大きくなります。

蛇足ですが、貴志川線の枕木は未だに木マクラギが多数を占めています。今、順次PCマクラギ化が進められているそうです。これを神社仏閣への寄進のように、一口3,000円以上を寄付するってどうでしょうか。その代わりと言ってはなんだけどマイ枕木としてネームを印していただくことにしたら結構資金が集まるのでは。こういう提案は会社側からは出しにくいでしょう。住民サイドから持ち掛ければどうでしょう。わたしは、一口寄進しますよ。

追記(9時42分)
ねぇ、和歌山市のため頑張ってくださっている和歌山電鉄に感謝の気持ちを形にしてみませんか。和歌山市の議員先生、財界の有力者の方々、ひとつ音頭をとっていただけないでしょうか。1万人でも最少3,000万円。きっと集まるお金は少ないでしょうが気持ちの問題です。何か、和歌山市民の心意気っていうか、頑張っていることに報いてあげたい、応援したい、感謝をしたいって、単純な考えなんですが...

貴志川線沿線の学校に通う学生さんが座席のクッションを創って寄付した話などが報道されるたび感激しているのですが交通弱者のためにもずっと頑張り続けてほしいものです。残念ながら、既に廃線になってしまった野上電鉄や路面電車を懐かしく思い出しています。  


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2013年06月10日

駅構内の民営図書館

「ゆかいな図書館」は、1998年9月、和歌山県橋本市のJR橋本駅構内の待合室を改造してオープンした。橋本市教委が、非行の温床となっていた待合室を「図書館にしては」と発案し、非行防止運動や駅前の清掃奉仕に働いていた阪口繁昭世話人代表が、JR側に懇願して、全国でも珍しい「駅構内の民営図書館」が実現した。

本の持ち帰りや返却を「自由」としたため、図書は減っていく一方だが、全国の人々の寄贈本で補充。なかでも、計84回にわたり図書計251冊を寄贈した山口県山口市の熊本真一さんという方がおられる。今般、公益社団法人「小さな親切」運動本部は、阪口代表を通じて、熊本真一さんに「小さな親切」実行章を贈った。

以上、出典引用:本寄贈251冊・熊本さんに「小さな親切」実行章

どういうご縁で和歌山県橋本市のJR橋本駅と、山口県山口市の熊本真一さんが関係を持たれたのか詳細は不明である。でも、とても素晴らしい話だ。貸出し、返却が自由であるがため、返ってこない本も結構あるだろう。それを善意の方々が補っておられるということに頭が下がる。

公立、民営、準公共を問わず、図書館が消滅していくことは寂しい。数ヶ月前、和歌山市の美園町にあった「ぐるぐる絵本」という絵本の図書室が閉鎖された。どういう経過で閉鎖になったのかはわからない。NPOさんが運営されていたようだが残念なことである。

ブラクリ丁のみんなの学校という施設のB1にある図書室は入ったことはないが、結構な蔵書があるらしい。ブラクリ丁などに置かないで、JR和歌山駅構内か近辺に移設すれば、きっと利用者も多くなるだろうに...と思う。

追記:
匿名寄贈の電波時計を設置〜橋本駅ゆかいな図書館 6月10日橋下新聞

”ゆかいな図書館”は小説や詩、エッセーなど常時約1500冊を並べていて、駅の乗降客ら1日平均約150人が利用している。駅では図書館に設置したスピーカーで、電車の発着をアナウンスしているが、読書に夢中になり、ついつい乗り遅れる人もいて、「時計がほしい」という声が出ていた。

4月下旬、40歳代のサラリーマン風の男性が、橋本駅(道浦次男駅長)の事務所を訪れ、「ぜひ〝ゆかいな図書館〟に掛けてください。匿名でお願いします」とと、定価15750円(税込)の高価な掛時計を寄贈したそうだ。「時の記念日」の6月10日、和歌山県橋本市のJR・橋本駅にある「ゆかいな図書館」(阪口繁昭・世話人代表)に、この匿名で寄贈された立派な〝電波時計〟が掲げられた。ほんとうに良い話だなぁ。  


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2013年05月18日

朝日新聞に係わる大問題

ネットで「2007年04月01日 朝日新聞朝刊(東京本社版)社告『慰安婦問題をめぐる本社の報道について』」という文書を知った。

慰安婦問題をめぐる本社(朝日新聞社のこと)の報道について

1930年代から第2次大戦中にかけて戦地で兵士の相手をした、いわゆる慰安婦について、本社は1992年1月11日付第1面の「慰安所 軍関与示す資料」という記事において、防衛庁図書館に保管されている旧日本軍の通達に、軍が慰安所の設置を指示した事実が記載されているとの事実を報じました。この記事は正確でしたが、それに付けた「解説」において 
 
従軍慰安婦 一九三〇年代、中国で日本軍兵士による強姦事件が多発したため、反日感情を抑えるのと性病を防ぐために慰安所を設けた。元軍人や軍医などの証言によると、開設当初から約八割は朝鮮人女性だったといわれる。太平洋戦争に入ると、主として朝鮮人女性を挺身隊の名で強制連行した。その人数は八万とも二十万ともいわれる。

と記述しました。ここで「挺身隊」と記されているのは「女子挺身隊」のことですが、これは工場などに戦時動員する制度であり、朝鮮半島から女子挺身隊が徴用(強制連行)された事実はありません。したがって「朝鮮人女性を挺身隊の名で強制連行した」という事実もなく、これは解説記事を書いた植村隆記者(現・東京本社外報部次長)の事実誤認によるものです。

この記事は、今から15年前のものですが、宮沢喜一首相(当時)の訪韓5日前に報じられて日韓関係に大きな影響を与え、1993年に官房長官談話で政府が謝罪する原因となりました。それが歴史的事実として定着したため、今年3月に安倍晋三首相が「軍が慰安婦を強制連行した事実はない」とコメントしたときも、海外メディアから「歴史の隠蔽だ」などの非難が集中しました。

これに関して、混乱を招いた責任は本社の報道にあるとの指摘を複数の専門家から受けました私どもはそのような因果関係はないと考えますが、結果として誤解を招いた可能性もあるため、事実関係をあらためて明確にすることが必要だと考え、社内に「慰安婦問題検証委員会」を作って検討を進めてまいりました。その結果、前述のような結論に達したものです

社説でもたびたび主張したように、私どもは慰安婦が強制連行されたかどうかは本質的な問題ではないと考えておりますが、そうした意見以前の問題として、事実関係について誤解を招いた責任は免れません。

とりわけ海外メディアに誤解が広がっていることについての責任の重大性を考え、ここに当該記事を執筆した植村記者を諭旨解雇処分とするとともに、私が代表取締役社長を辞すことによって、全世界の報道機関に事実関係の再検証を促す次第です。 

これを教訓とし、本社は今後とも中立・公正な報道に努める所存です。ご理解を賜りたく存じます。 
朝日新聞社 代表取締役社長 秋山耿太郎


これについて次のような疑義がある。まず、この文書は事実なのかどうか。もし、事実であるならば、この文章は極めて重大なことを含んでいると思う。一新聞社のスキャンダルに留まらず、万死に値するようなミスではないだろうか。この虚報をもとに某国会議員が騒ぎ出し、事実に反する問題を拡散し、取り返しのつかないような重大な国益を損ねたのではないだろうか。

今回の橋下市長の発言もあることだし、再度この朝日が報じた問題を検証してみる必要があるのではないのか。そもそもの発端は、この虚報からだという説もある。これは国会の国政調査権を行使してもよいほどの重要な問題であると思う。我が国と国民の名誉に関する問題であるからだ。

さて、突っ込みどころ満載のこの朝日新聞の社告。
・読みにくい文章で、ほんとうにプロの記者が書いたものかどうか疑問
・1992年の虚報記事の訂正がなんと15年後の2007年であること
・この間に報道は国内外で真実と受け取られ大きな問題になったが放置していた事実

・専門家に指摘され、ようやく検証したが混乱を招いた責任はないという開き直り
・嘘の報道が原因で翌1993年に官房長官談話にて政府が謝罪する原因となったことを認めているにも拘らず
・海外メディアに誤解が広がっていることについての責任の重大性を認めながら、懲戒でなく諭旨解雇処分とは
・全世界の報道機関に事実関係の再検証を促すため、これまでどのような対応をしてきたのか

この朝日の社告が事実であるならば、JALの御巣鷹墜落事故、JR西の福知山線脱線事故、東電原発事故などに匹敵するような不祥事ではないだろうか。いや、もっと重大な事件であるかもしれない。1億2千万人、大東亜戦争の800万人の尊い犠牲者、さらに意に反して青春を奪われた慰安婦の方々に申し訳が立たないことだと思う。

この2007年の朝日新聞の社告こそが虚報であると信じたい......

追伸(2013.5.20):
この社告は、経済学者の池田信夫氏のブログが発信元で、エイプリルフール(4月1日)に引っ掛けたジョークであったようです。2013年05月20日 朝日新聞と慰安婦問題  


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2013年05月09日

和歌山バスで運賃の過剰収受

和歌山バスの特定のバス車両(1台)において、4月25日から28日迄の四日間、整理券が正しい番号で発行されていなかった。そのため、過剰収受があり、バス会社は運賃の返金をしているという。

バス会社の調べによると、過剰に支払った利用者は106人とみられ、総額は2、760円だそうだ。一人当たり27円ほどの過払い。わずかな金額である。おそらく誰も面倒だから返金請求などしないだろうと思う。

原因は、乗車券を発行するシステムの変更の際、そのバスに限って不具合があったらしい。106人の利用者が1区間多く乗車したことになったと推測されているようだ。4月25日にシステムの変更があり、バスの運転士から「運賃箱の整理番号券が正しく出ていない」という申告があったのは4月28日の夜、少し気づくのが遅いきらいはあるがさほどの被害が起こらずに良かったというところか。

お心当たりの方は、和歌山バスの「整理券発行機システムの障害について(お詫び)」で詳細をご覧になって、Tel:073-445-9133にお問い合わせください。

それにしても、誤って過剰収受って結構あるもんだなぁ。たまには過小収受ってものがあっても良さそうなんだけどあまり聞かないな^^

蛇足:
はたして、「過払いしたかも」って問い合わせる人はどのぐらいいるだろうか。興味がある。それに、申し出のあった人が過剰収受したかどうかの確認をバス会社がどのようにするのか。これも興味深い。1ヵ月後(5月末)にでもバス会社に払い戻しの状況を聞いてみるのも面白いだろう。きっと、バス会社はこの結末をホームページで公開などしないだろうから。もちろん、マスコミも。とにかく2、760円なんだもの...  


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2013年03月16日

無料の学習サイト

ひとはもちろん、動物は情報を必要とする。それは生きていくためには不可欠だ。例えば、生まれたばかりの赤ちゃんはお乳を探し、見つからなければ泣いてそれを求める。企業間競争においてもより速く情報を得たものは有利である、いや、情報が得られなければ生き残れないと言われている。

かっては、そのような重要な情報はごく一部の人たちによって管理運営されていた。しかし、現代社会はこれをコンピュータと回線を通じて一般大衆のものにした。即ち、どこにでもいるごく普通の学生や社会人が気軽に世界に情報発信することができ、容易に貴重な情報に接することもできるのである。これは素晴らしいことだ。

そのようなインターネットにおいて、今、無料動画がすごいという声がある。例えば、グーグルなどは人工衛星や世界中の街で多くのカメラ搭載車両を使ってリアルタイムに地域の情報を世界に提供している。個人でも、テレビ放送のごとく自分の飼っているペットの動向を24時間放送しているケースも一般的になっている。

無料動画のうち、特に現在、わたしが注目しているのは、無料の学習サイトでのそれである。学習サイトとしては、従前から自治体やNPOなどが地域講座やコンピュータの操作法などの学習サイトを運営していた。しかし、その多くはコンテンツの陳腐化などから活動は低迷しているように感じる。それが下記のサイトのように動画を使うことによって、実に理解しやすく、操作しやすいコンテンツが無料で提供されるようになってきたのだ。

今回、おすすめしたいのは次のサイトである。このほか、有益な学習サイトとしては、「youtube」などの無料サイトや語学系・資格取得のための有料、無料の学習サイトがある。

☆ドットインストール
http://dotinstall.com/
コンピュータ、特にプログラミングの学習サイトとして有名。

☆Oops! Study
http://eichiref.blogspot.jp/2012/07/ted-oops-study.html
http://oops-study.com/
数学、外国語、財務・経済、リベラルアーツ、サイエンス、ビジネス、バラエティなどジャンルはかなり豊富。メインの教材はTEDで、その他に"論理クイズ"や、"Newsで学ぶ英語"などもある。教材としての質は高い。

☆schoo(スクー)
http://schoo.jp/
スクーは「みんなで一緒に学ぶ」がコンセプト。大学の講義のように、決まった時間に教室に集まって受講する。録画もアップされているが、基本は生放送。

☆manavee (マナビー)
http://manavee.com/
誰でも無料で大学受験のための勉強ができるウェブサイト。代表者は東京大学の3回生。


チェス、将棋や囲碁等をマスターするにはネット対戦がよさそうだ。囲碁23歳の六冠はネットで対戦して腕を磨いたそうだ。コンピュータ将棋のレベルは今や名人クラスといっても過言ではない。

関連サイト:
無料で学べる!オンライン学習サイトまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2135009837272239601
だれでも無料動画で受験勉強できる『manavee』が凄すぎる
http://www.ideaxidea.com/archives/2012/04/manavee.html  


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2013年02月07日

歩道の通行ルール

ときどき、歩道を歩くときは右側を歩くのか、左側を歩くのか考える。歩道や路側帯のない道路、つまり歩行者専用の通路が無い道路を歩くときは、道路交通法の規定により、右側通行と決まっている。それに、歩道上に自転車道があるときはできるだけ歩くのを避けること(努力規定)とされている。

しかし、歩道(横断歩道や歩道橋を含む)を歩くときはどちら側を歩くのかルールが無い。だから、わたしは人の流れに従って歩くことにしている。大抵は歩道の左側を歩いているひとが多いので左側を歩く。問題は、あまり人が歩いていない歩道や向こうから人が歩いてきたときにどちら側に避けるかというときである。わたしは左側に行く傾向がある。

それは例えば、陸上競技のトラック、スピード スケートなど反時計回り(左回り)で走るのにみられるとおり、左端を走るのが前提になっていること。関西でエレベーターに乗るときは、急ぐ人のために左側を開けておき、止まっている人は右側に立っていること。つまり、左側は歩いたり走ったりする側であるように感じているからである。

ただし、管理者(駅構内、デパート、モール、公共施設等)が歩行の仕方を定めているような場合には案内通りに歩く。例えば、矢印、ロープ等の区別、指示に従って歩く。それに、歩道であっても、向かってくる人がわたしの左側に避けた場合は、右側に移動しすれ違うのは当たり前のことである。

でもときどき、右側を歩かねばと固く思い込んでいる人もいる。ネットでもそういう人を批判している記事もある。だけどルールが無いのだから、そういう人を批判することはできない。ときどき、歩道を猛スピードで走る自転車を見かけることがある。人と人がぶつかることもある。前を歩いている人が急に立ち止まったり、向きを変えることもある。あるいは、歩道を横一杯に広がって歩いている若い人たちや家族連れもいる。酔っ払って友達と悪ふざけをして振り回したバッグなどを当てられて怪我をした人もいる。法律で何でもかんでも細かく定めよとは思わないがマナーやルールを定める必要があるのかもしれないなと思うときがある。

参考:歩行者も道路を歩く場合には道路交通法が適用されます。
第二章 歩行者の通行方法
(通行区分)
第十条  歩行者は、歩道又は歩行者の通行に十分な幅員を有する路側帯(次項及び次条において「歩道等」という。)と車道の区別のない道路においては、道路の右側端に寄つて通行しなければならない。ただし、道路の右側端を通行することが危険であるときその他やむを得ないときは、道路の左側端に寄つて通行することができる。
2  歩行者は、歩道等と車道の区別のある道路においては、次の各号に掲げる場合を除き、歩道等を通行しなければならない。
一  車道を横断するとき。
二  道路工事等のため歩道等を通行することができないとき、その他やむを得ないとき。
3  前項の規定により歩道を通行する歩行者は、第六十三条の四第二項に規定する普通自転車通行指定部分があるときは、当該普通自転車通行指定部分をできるだけ避けて通行するように努めなければならない。  


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2013年02月02日

第31回「心に残る医療」体験記コンクール

今日(2013.2.2)の読売朝刊に第31回「心に残る医療」体験記コンクールの入賞作品が掲載されていた。その中のひとつ、「厚生労働大臣賞 父が主役の結婚式」を読んで、グーッときてしまった。なので、後を読み続けられなかった。

今や超高齢化社会に突入した我が国社会では、良質な生活保護システム、医療・介護体制の充実、高度化は必要不可欠となっている。人は必ず老いそして死を迎える。そんな当たり前のことをこのコンクールの作品たちは、深く考えさせてくれる。人の命について、人の尊厳について、患者は、医療関係者は、家族は、友人・知人たちは病そして老いと死にどう向き合ったのか。

世の中には、自ら若い命を絶った者もいる。戦場や異国で理不尽な死を迎えた方もおられる。犯罪の被害者となったひともいる。それに比べて、医療を受けて愛する人に看取られて死ぬことはまだ幸せではないのか、という人もあろう。確かにそうだと思う。だからこそ、そういう無残な死に対してわたしたちは激しく心を動かされ同情するのである。そして、その原因を厳しく糾弾し、二度と繰り返さないための努力をするのである。

しかし現実には、殆どの人が病を得て老いて死んでいく。その過程で、医療機関に世話にならざるを得ないのである。ならば、それらは信頼でき、人を人として大切にしてくれるところであってほしいと願うのは当然のことであろう。

「父が主役の結婚式」は、そんな愛情あふれる病院を描いており、読後感はすこぶる良い。和歌山にもそのような病院はきっとあると思うのだが、残念ながら今回も和歌山県からの入賞者はいなかった。少なくとも2006年以降これまでの間受賞者はゼロである。残念なことである。  


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2013年01月15日

世界が驚く「7分清掃」

今日(2013.1.15)の読売朝刊、世界が驚く「7分清掃」の見出しが目を惹いた。新幹線の車両をわずか7分間で清掃するサービスで海外からも注目を集める会社が報道されていた。米CNNテレビに「7分間の奇跡」と紹介されるなどその仕事ぶりは大きな賞賛を受けている。

その会社の名前は、JR東日本テクノハート テッセイ。新幹線が駅に到着してから折り返し出発するまでのわずかな時間。列車一本を22人で担当。ほんとうにその見事な仕事ぶりは賞賛に値する。

こういう報道に接すると、誰かが言ったように官から民へ、できるだけ官ではなくて、仕事は民間にしていただこうという考えが深まっていく。役所の仕事もサービス業である。確かに電話で自分の名前を名乗るとかかなり良くなってきつつあると思う。しかし、はっきり言ってまだまだだと感じている。

いまだ現状は、このような民間のサービスの対極にあるのがお役所仕事なのだ。そういえば、昨年の和歌山県庁の某課長からの電話。あの偉そうなモノ言い、自分を何様だと思っているのだろうか。県民税を払うのがいやになったことを思い出してしまった。



参考:新幹線清掃スタッフ CNNや欧米高官から「奇跡の7分」の称賛  


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2012年10月23日

ぶらくり丁の場外馬券場問題

和歌山市中心部のぶらくり丁商店街に、兵庫県尼崎市の事業会社が場外馬券売り場の設置計画を進めている。地元自治会等は際どい票差ながら賛成に回り、市長も賛成の意向である。

大阪駅の北側(芝田)、徒歩5分程度のところに場外馬券売り場がある。開催日はすごい人出でけっこうな数の警備員が交通の整理をしている。見る限り、どちらかと言うとガラが良いとは言えない連中が多いのだが、周辺の喫茶店、食堂などは客になっているようだ。

かっての和歌山市の中心市街地・ぶらくり丁の賑わいはすごかった。しかし、路面電車という中心市街地への便利な公共アクセスが廃止され、県立図書館、和歌山大学、医大付属病院などの公共・集客施設も移転してしまった。そのうえ、より安く、アクセスも便利で魅力的な大型店舗が郊外に開店し、客の流れは全く変わってしまった。

映画館などの娯楽施設は皆無と言ってもよいぐらいで平日休日とも人出も少ない。行政はかなりの補助金を注ぎ込み活性化を図っているが状況は芳しくない。

そういう状況を踏まえるならば、場外馬券売り場の誘致設置は止むを得ないのかなと思う。良い客筋ではないだろうが、人が近寄らず寂れていくよりもましだろう。とにかく、商店街には賑わいがなければならない。人が集まってくれば活気も出てくる。

でも、ぶらくり丁活性化の問題は商店街にある。ほんとうに彼らはやる気があるのだろうか。何だか、NPOなど公共・公益的企業の店舗がやたらと眼につき、営利企業、新規の商店店舗の出店があるように思えない。もう少し賑わいを取り戻してほしいという気持ちと、どうでもいいや、関係ないという気持ちがある。

この街で育った者としての本音は、やっぱりブラクリ丁は中心街だし活性化して欲しいなと思っている。楽しくて、わくわくする様な昔のぶらくり丁が懐かしい。

蛇足だけど、JR和歌山駅の近鉄百貨店の経営は黒字なのだろうか、心配している。老朽化、耐震の必要を理由に閉鎖した近くの別館はどうなるのだろうか。  


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2012年10月19日

第四の権力

朝日新聞100%出資の子会社が発行する「週刊朝日」で橋下大阪市長の出自を暴き立て罵倒した連載記事が売り出された。これについて同市長が抗議し、今後、朝日新聞社の取材での質問を拒否するという発言があった。

わたしは連載記事を読んでいない。読む気もしないが、かねがね朝日新聞という会社は最低の会社だと感じていた。わが国での発行部数は読売に継ぐ第2のマスメディアであるにも拘らず、偏った思い込みの強い正義感、公私の別をわきまえぬ節操の無い社風。嘘を平気で書き、謝罪もせぬエリート意識の鼻持ちならぬ高給取りたちの巣窟(そうくつ)。

わたしのこの文章では、朝日新聞に対する罵倒にはなっていないだろうが、これまでの朝日の誤った、或いは無責任な記事で、どれだけの人が苦しみ、国策を誤らせたのかということを思うと、まだまだ言い足りない。できるだけ早く市場から撤退していただきたい会社のひとつだと感じている。

今回、この件では週刊朝日編集長が謝罪コメントを発表し、「次号で『おわび』を掲載」することになった。

しかし、普通の人はマスメディアから何か言われたら、言われっぱなしになってしまっているのが現状である。ある種の天分を持つ橋下市長だからこそ勝ち得たことだと思う。

これを機会に、第四の権力であるマスメディアのチェックをするため、国家ではなく国民ができるシステムを創る必要があるのではないだろうか。



蛇足(1時間後の追記):週刊朝日の編集長のお詫びコメントは、被差別地区の特定に関する事についての謝罪だけなのか。それとも、公人に対する出自等プライバシーを冒し、個人情報保護の一線を越えたことに対してのお詫びなのか。記事中、誤った事実が書かれていたことへのお詫びなのか。なお、引き続きワッチイングの必要がある。

蛇足(1時間30分後の追記):よく考えれば、この週刊朝日の記事って、嫌いな奴に「お前の母ちゃんデベソ」って言ってるのと同じなんだな、レベル的には。  


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2012年07月04日

ゴミ再生銀行

ゴミ再生銀行という言葉を聞いた。変わった銀行という意味では、「バングラデシュのグラミン銀行」が有名だ。この銀行の創始者であるユヌス氏は、貧困層に対する無担保小口融資「マイクロクレジット」の生みの親で、2006年にはバングラデシュ人として初めてノーベル平和賞を受賞した。

この銀行のシステムは、貧困層、主に女性を対象に小額(数十ドルとか百ドルとか)の“無担保”融資で事業資金(牛を飼うとか、材料を購入するとか、小商いの商品を仕入れるとか)を融資することによって、彼らの経済的自立、ひいては社会的立場の確立をはかっていくというものである。

ここまでは別にどうってことは無い。注目すべきことは、無担保にもかかわらず97%といった高い返済率が達成されていることだ。何故、そのようなことが可能なのか。

その鍵は、連帯責任的な相互監視システムにある。通常の銀行では、“クレジット(信用、信頼)”という言葉を使いながらも、実際には人を信用しないことを前提に制度を作ってきた。

しかし、この銀行ではクレジットという意味はその名のとおり“信頼”を意味している。法的な契約で借り手を縛るのではなく、人間的なつながりによって資金を回収する。だから、担保も貸付契約書も取らない(連帯責任的な相互監視システムはあるが)。

貸し出しにおいて法的な契約が存在せず、握手を交わしてお金を貸すだけである。そもそも小口の融資の取立てに弁護士費用をかけたら完全にペイしないからだ。契約の代わりに、お金を返済することはとても大切なことであるということを事前に伝えるのである。(Business Media 誠 山口揚平 性善説は貧困を救えるのか) 

このような仕組みを創造した背景には、「施すという行為は物乞いの尊厳および自活の意欲を奪うことになり、長期的にも短期的にも現実的な解決方法にはならない」という発想が根底にあるのだと言われている。

素晴らしい仕組みだと思う。しかし、この仕組み(システム)にも欠陥はあるようだ。それはわが国で問題になった貧困ビジネスの類のものだという。つまり、このシステムを利用して、額に汗して頑張らずに楽をしているものが生まれてきているという事実があるらしい。

長い前置きになったがこのことは本題ではない。実は、「ゴミ再生銀行」のことを書いておきたかったのである。

インドネシアのある小学校では、人々が古紙やプラスチック、金属、段ボール、発泡スチロールといったリサイクルが可能なゴミを持ってくる。ボランティアの学生たちは持ち込まれたゴミを注意深く計量し、そのゴミの明細を彼らの“預金通帳”に記入していく。この金額はわずかなものだが、それは社会的な連帯を呼び、街がきれいになっていくことにつながる。

和歌山市などでもリサイクル可能なゴミはグループ活動等で集められ、自治体から奨励金が出されているが、もっといろいろな工夫ができるかもしれない。やがて、この銀行は、ゴミが少なくなることによって倒産するかもしれないが、それも良しである。でも、ゴミは発生し続けるのだから、倒産はないか^^

発展途上国に留まらず、わが国でも貧民救済、防貧政策、公的扶助(生活保護等)の一環として取り入れることが可能かもしれない、と思った。出来得れば、和歌山のNPO活動か何かからこのようなノーベル賞クラスのアイデアが生まれ出て欲しいものだなぁ^^  


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2012年07月01日

わかやまの底力・市民提案実施事業

わかやまの底力・市民提案実施事業。和歌山市は、平成17年度から「わかやまの底力」と銘打って市民が提案する事業に補助金を交付している。50万円、150万円の補助金である。

このような市民提案の企画に補助金を出している市町村は実に多い。補助金の額は似たり寄ったりだが、採択件数と補助金の額は様ざまである。で、思ったのだが、これらの自治体で、既に採択された事業が公表されているのだから、少なくとも過去にどこかの自治体で実施された事業はユニークさが無いということで却下するとかしたらどうだろう。

いや、そうすれば、提案できなくなってしまうおそれがあるから、それを一ひねりして提案させるとか...
とにかく、我々の社会はみんなでやろうって社会だから仕方が無い。中央省庁のどこかには、過去に補助された市民提案の事業の内容と成果についてのデータベースがあるのかもしれない。それを利用できなかっても下記のサイトをみれば、過去にどんなアイデアが採択されたのかがわかる。きっと、まねをしてもわからないだろう。

例えばある市町村で、図書館のリサイクル本を処分するのではなく、売却してその益金を公益事業に当てるというアイデアがあった。問題はどう売るのかということかもしれないが...

倉敷市市民企画提案事業
平成17年度から実施。5万円、20万円、50万円の補助金。

豊中市協働事業市民提案制度
平成16年度から実施。補助金額は不明。とよなか夢基金(市民公益活動基金)がユニークかな。

雲仙市市民提案事業
平成19年度から実施。補助金額は不明。

このほか、まぁちょっと調べてみただけでも、町田市、青梅市、さいたま市、多摩市、山武市など多くの市町村で実施しているのがわかる。まさに中央官僚がよくいう金太郎飴。みんなで渡れば怖くないっていうことなのか。

おそらく、推測するに平成16年頃、政府が提唱してはじめたものなのだろう。そう言えば、ふるさと創生資金というのがあった。竹下内閣のとき全国の市町村に1億円を全額返還不要で賦与したことがあった。あのとき、和歌山市は1億円を何に使ったのか覚えていないが、多くの市町村は温泉掘削、一億円の金の延べ棒の購入などに使ったようだ。

あのぅ、わたしはこれらのことを批判などしません。景気が悪いときに、政府部門がお金をばら撒き消費需要を高めることは良いことだと思っているから。ただ、それをどう使うかってところには少し疑問を持っているのだけど...  


Posted by ecell at 21:44Comments(0)公益

2012年06月29日

商店街活性化のために

市街地の活性化、例えばブラクリ丁の活性化のために何をすればよいのか。難しく考えればきりが無い。ここでは簡単に論を進めていく。

まずは何故廃れたのかという疑問。答えは売れなくなったといこと。儲からなくなった。魅力がなくなったからということ。だから、消費者はそこに行かなくなり買わなくなったということ。

こういう場合、通常は市場から撤退を余儀なくされ、かわって新たな起業が立ち上がってくるはずである。しかし、ブラクリ丁はそうはならなかった。何故か。商店主つまり地権者である個人営業主が商店を手放さなかったのである。高い賃貸料を提示し、その場所が公共のものであるということを理解せず、所有権絶対を主張したからである。

これは商店組合等にも責任がある。お店を閉めた店主に対しては、すぐに変わりのお店を立ち上げてもらうか、極端な話少なくとも花一本をお店の中に置いてでもシャッターは閉めないなど、シャッターを閉じることを許さないという規約かルールを定めておくべきだった。そうすれば、少なくともシャッター通りにはならなった。

個人営業主の経営する商店は、大規模な店舗には太刀打ちできない。しかし、映画館、興行、遊び場など人を呼び込める施設をここに集中させればまだまだ戦える余地はある。いや、あったはずである。

しかし、現実はその逆、路面電車がなくなり、映画館、大学や大病院などが去り、シネマコンプレックスが郊外にでき、大病院も同じく郊外に、大学もそうだった。やって来たのは和嶋興産ぐらい。これでは、歳をとってやる気もなくなりつつある商店と相まって衰退するのは当たり前。

それじゃ、もうどうしようもないのかというとそうでもない。企業家精神の旺盛な起業家に儲けが出るまで賃貸無償で出店し頑張ってもらうのである。いわゆる出世払い。

目新しいものなら起業は何でも良い。半年ぐらいは補助を出しても良い。そして派手な催し物。チンドン屋ではない。イベント、それも楽しめるもの。例えば、商店の一角で電気自動車を組み立てている。来るたびに、それが出来上がってきているのがわかる。或いは、子供が喜ぶミニトレイン(蒸気機関車)を通りで走らせ、彼らを乗せて走らせてみる。道路に描かれたアート絵。

とにかく何でも良い。話題になるもの、珍しいものやイベントを集中的かつある程度の期間連続してやってみる。有名人を呼ぶのももちろん良い。話題になればよい。

もっともその前に、シャッターを閉じている店はなんとしてでも開けさせる必要がある。それができないならば、やる気のある人に無償で場所を提供するべきである。

ただ、ここで注意するべきはどこかの小さい町でマチオコシに成功したと言っている事例。例えば軽トラ市場など。これって、既存のシャッター通り化したお店の前にたくさんの軽トラックを持ってきて野菜などを売って活性化に成功したというもの。あるいはけやき通りの「わぁーと!手づくり市場」もそうかもしれない。これらはみんな、既存の商店街の活性化ではないと思う。まぁ、やらないよりやったほうが良いと思うが、本質的な問題の解決とは真逆じゃないだろうか。

結局は、行政の都市計画の失敗と商店組合を含めた個人営業主である(多くの)商店主のエゴの結果なんだろうと思う。だから、彼らと戦うか、彼らの意識を変えさせないかぎり活性化は難しいだろう。

まずは、商店街の実情を明らかにし、やる気があるのかないのか、自ら使わないのならば、只でも貸す気があるのかどうか。活性化の議論や調査をする前に、商店組合や商店主の実情や意識などを徹底的に調べるべきであると思う。

※このエントリーは未定稿(まだ完全に仕上がっていない原稿)です。  


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2012年06月23日

昨日の豪雨

昨年(9月の台風12号)の豪雨被害、台風4号が上陸した19日に続く、前線を伴う低気圧による豪雨。幸い、和歌山では昨日の豪雨で亡くなった方はおられないようです。

昨日の午前は、和歌山電鉄貴志川線も全線で運転を見合わせ、復旧のめどは立っていないということでしたが、懸命の努力で昨日(22日)の午後4時半頃には運転を再開しています。

まだまだ雨の季節が続きます。自治体等関係の公共団体は、災害査定を急ぐとともに応急措置を講じ、被災者援護を迅速に進めていただきたい。田植えの季節ですから農家の方々は困っているはずです。

こういうときこそ、災害に強い和歌山県・市が頑張るときです。県内にある優秀な土建業界を駆使し、応急的な工法等を検討して関係省庁等と連携しながら、迅速に対処することが肝心です。つまり平たく言えば、霞ヶ関からできるだけ多くの支援を得るための努力をするべきです。

大きな企業が少ない和歌山は、観光や公共事業によって経済を動かすということは大切なことです。災害が多く、土建業の多い和歌山は公共事業に強い自治体でもあります。できるだけ多くの災害復旧事業費を確保して、速やかな工事発注あるいは補助金交付(和歌山電鉄を含め)をしていただきたい、と思っています。

なお、土木技術者が不足する自治体は、他の自治体等からの応援を依頼するなど適切迅速な対応をするべき。それは決して恥ずかしいことではないと思います。

YouTube:全国的に大雨、和歌山市では大規模冠水
  


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2012年06月20日

加太を元気にする

ご存知のとおり、和歌山市内には、東の貴志川線(和歌山電鉄)と西の加太線(南海電鉄)のローカル線があります。少し前の6月16日の土曜日に、「加太線100年まつり」がありました。

因みに、貴志川線が100年を迎えるのは2016年頃です。


加太線の経営状況(収支)は南海電鉄全般に含まれてしまうのか、それ単独ではわからないのですが、貴志川線についてはずーっと赤字が続いているようです。

和歌山にとっては、どちらも大切な鉄道です。交通弱者のためにも頑張って欲しいです。
さて、「加太線100年まつり」では、加太線の利用促進に向けたアイデアの公募をしていました。その結果は、213のアイデアが寄せられ、最優秀賞には、和歌山市新堀東1丁目のコピーライター武友美登利さん(44)の「お笑い列車」が選ばれました。加太線と同じく100周年を迎えた吉本興業の芸人を招いて駅でお笑いライブを開いたり、車内のBGMに落語や漫才を流したりする発想で、「乗降客だけでなく地域も盛り上がれそう」と評価されました。

グッドアイデアだと思います。特に、「駅でお笑いライブを」というのが魅力的です。車内でのBGMに落語や漫才を流すというのは陳腐で、聞きたくない人には睡眠妨害になる(ただし、特定の1両だけ放送するなら問題ないか?)でしょうが、駅舎はたま駅長などに見るようにもっと利用してもよいのかもしれません。無人の駅舎が多いでしょうから、駅舎を二階建てにして学習塾等に貸し出すとか、公共図書館分室を設けたり、喫茶店など電車待ちを楽しく過ごすための環境づくりとか、もっと駅周辺という有利な条件を利用、活用してもよいのかもしれません。

なお、受賞したアイデアは、和歌山市や南海電鉄などで構成される加太駅100周年記念事業実行委員会が発行する刊行物およびウェブサイト等にて公表し、活用されるとのことです。楽しみにしています。・・・・ところで、「加太駅100周年記念事業実行委員会」のウェブサイトって何処にあるの?

それから、地元の加太地域活性化協議会というサイトでは、常設で「加太を元気にするアイデア」を募集しています。

わたしも加太は大好きです。過去に書いた加太に関する記事です。とにかく、加太線と貴志川線、応援しています。  


Posted by ecell at 07:59Comments(0)公益