雑学・和歌山→記事一覧 投稿した記事が増えてきましたので目次と要約のサイトにリンクしました(2010.4.3)。画像も増えてきましたので、雑学・和歌山 MY ALBUMにリンクしました(2011.2.12)。

2015年04月03日

駿河屋が再出発

昨年、550年の歴史の幕を閉じた和菓子店・総本家駿河屋が、創業家から新たな社長を迎えて会社を立ち上げ、先月の24日正午から、駿河町の店舗を再びオープンさせた。

新会社の経営陣は、元の駿河屋で働いていた菓子職人7人を含む16人を雇用したとのこと。約200人がいた社員のうちの7人?

この新会社のオーナーは有田市の医薬部外品製造(蚊取り線香や殺虫剤)販売会社の三和インセクティサイド会長。当初は、元の駿河屋労組が同業他社への事業譲渡を模索していたようだが条件が合わずに撤退している。

結果、和歌山市民としては、これまで同様に練り羊羹、本ノ字饅頭などを手に入れることができ、喜ばしいことだと思う。

しかし、あれほど騒いでいた伝統を守る会や和歌山連合などから歓迎の声が出ていないようだ。駿河屋の再出発は一見喜ばしいことだが、これまでの経緯に些か疑問がある。果たして、何かの意図や企み等があったのだろうか。  


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2014年11月25日

LLCピーチ便で成田まで

昨日、早朝の関空発と夜の成田発ピーチ便で東京まで日帰りで行ってきた。話のネタになるかと、はじめてピーチ便を利用した。確かに値段は安かった。

でもやはり値段相当であるように思った。たびたびスターフライヤーで関空・羽田を往復したことがあるけど、あれと比べるとずいぶん落ちる。

とにかく不便なのだ。サービスが悪いというか。関空の搭乗口は第2ターミナルからコスト削減のためか、ボーディングデッキではなく、飛行機までバスか徒歩移動。

搭乗口、到着口とも空港ビル内の辺鄙?なところにあるから戸惑うことが多い。ビル内の移動距離も長く疲れる。その上、機材が絶対的に不足しているのか、遅れる確率が高い。昨日の便もずいぶん遅れたため和歌山行のリムジンバスに乗れなかった。結局、日根野乗り換えのJRで午前零時を過ぎた深夜の和歌山駅到着になった。

LLCピーチが、飛行機を電車並みに、特に女性の需要を高めたいというのは良いことだと思う。料金もJALやANAの半額以下も素晴らしいと思う。だけど、やはり一定程度のサービスの提供は必要だし、何よりも輸送の安全性、確実性を高め、顧客の信頼性を高めていくのが肝心だろう。

今のままでは、わたし個人としては、よほどのことがない限り、ピーチ便は敬遠したい。  


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2014年09月01日

まともじゃない世界

産経ニュース(2014.8.16 18:00)によれば、中国でバレンタインデー向けに発売された、とある商品が世界中で大反響を巻き起こしているそうだ。それは、何と、パンティーを履いた桃だ。

考案したのは南京の果物業者で、作られたのは中国東部、江蘇省(こうそしょう)の無錫市(むしゃくし)。

9個入りで498元(約8000円)とかなり高額だが、中国では大変な人気らしい。これに対し、ガーディアン紙(英国:発行部数は少ないが、ニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙と並ぶ世界で最も影響力のある新聞)の評価はこうだ。

「この箱入りのセクシーな桃のお尻は誰が、何の目的で購入するのか?。そして、この桃は中国の検閲をどのように通過するのか?。ウィキペディアでダライ・ラマの項目はブロックしたのに、この桃は問題ないのだろうか」



ガーディアン紙が皮肉っている「パンティーを履いた桃」

思うに、不愉快な話題ではない。氷をかぶったり、桃にパンティを穿(は)かせてみたり、ちっとも面白くも愉快でも無いけど、テロや国家間の批判合戦よりも何ぼも無害だと思う。

まぁそのうち、スイカの皮にサッカーボールの模様をペインティングしたり、キュウリに褌(ふんどし)を穿かせたりしたのが出てくるかも。そう言えば、女性性器を3Dプリンターで作成し、わいせつだ、芸術だと騒いでいる奴がいるってほんとう?

それにしても、いったい誰がこんなの買うのだろうね。

蛇足:
自分の女性器の3Dデータをインターネット上に掲載し、ダウンロードさせたとして、わいせつ電磁的記録媒体頒布容疑で、「ろくでなし子」のペンネームで活動する自称芸術家、五十嵐恵氏(42)が7月12日、警視庁保安課に逮捕された。  


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2014年08月09日

蓬莱551和歌山店

和歌山市駅の高島屋に入っている蓬莱551和歌山店で手土産に豚まんを買った。その包みの中に、「ありがとう!和歌山高島店~26年の感謝を込めて~」というチラシが入れられていた。

それは、26年前に店舗をこの地に常設したとき、温かく迎えてくれたお客さまへの感謝、そしてその後のご愛顧への感謝、最後に今月末で同店が終止符を打つことになったことを述べていた。

和歌山市駅の高島屋は、来年8月の閉店だから、蓬莱はそれより1年早く閉店することになるも今年8月に閉店。その後、9月26日から食品スーパー「デイリーカナート和歌山市駅店」と、ワッツオースリー販売が運営する100円均一ショップがオープンするとのことです。(8月20日、お詫びし訂正いたします)

蓬莱551和歌山店のちらし、結びの言葉は、「変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます」とあった。通例、閉店にあたって、店舗のウィンドウなどにお知らせの形式で張り紙をし、顧客へのお詫びやら挨拶、御礼の言葉を綴るのは珍しいことではない。だけど、商品の包みにこのようなチラシを入れて感謝の気持ちを表すのは珍しい。

和歌山市からまたひとつ良いお店が無くなる。さびしいことだ。



追記:
JR和歌山駅に隣接する近鉄百貨店和歌山店(友田町)地下1階食品売り場に9月11日、「551蓬莱(ほうらい) 和歌山近鉄店」(TEL 073-421-7996)がオープンした。
  


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2014年07月21日

駿河屋倒産のその後

倒産した駿河屋の正確な負債額、資産売却額、差し引き負債(または資産)額。資産売却先(落札)企業名。「総本家駿河屋」の商標の落札企業の取り扱いなどの詳細は不明。

最近の情報では、毎日新聞(2014年07月05日地方版)が報じた、落札価格が3億1700万円だったということ。破産管財人が「話がまとまるまで、企業名は明かせない」意向らしいことぐらい。

噂などではどうやら落札企業は、事業譲渡の交渉をしていた「千鳥屋宗家」(兵庫県西宮市)ではないかという。

先月(6月22日)、和歌山ビッグ愛で「駿河屋」の倒産問題を考えようと、「老舗ブランドって何? 駿河屋問題をみんなで考えよう」緊急市民シンポジウムがあった(約200人参集)らしいが、その後のフォローはどうなっているのだろうか。署名活動も行っていたようだが、協力してくれた方々にきちんと情報を流すのが筋だと思うが、教師や会社員ら15人で立ち上げたと聞く「和菓子と文化と和歌山大好き市民連」はもう解散してしまったのだろうか。

株式会社千鳥屋宗家本社
和菓子の販売スタッフ募集
≪オープニング☆和歌山の2店舗≫【海南東店7/8・OPEN!!】&【神前店8/4・OPEN!!】  


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2014年07月05日

駿河屋の売却先が決定

今日(2014年07月05日)、老舗和菓子メーカー「駿河屋」(和歌山市)について、破産管財人が不動産や商標などの売却先を決める入札(7月3日正午まで)を行い、1社が落札したことがわかった。

既に全員解雇されている駿河屋の元社員で構成されている労働組合は、「現在の工場をそのまま稼働させ、従前の職人(従業員)を雇用するという条件」を求めていたが難しくなった。

組合は、和歌山市内の企業の支援を受けて再建を図るという希望を持っていたようだが、別の企業が落札したという。何だか、経営者も社員も甘いって感じがする。

先に開催された「老舗ブランドって何? 駿河屋問題をみんなで考えよう」緊急市民シンポジウムでも、「新会社を作ってブランドや製法を引き継ぐとか、投資家として金を出す人がいるかなど、その視点が非常に欠けている」と言う声もあったと聞く。

何だか情緒的に、駿河屋と言う「伝統文化」を守れるか否かは住民の文化を尊敬する態度による、とか何たらかんたら、言われてもなぁ。わたし的には、ぶらくり丁などと同じで、行政、和歌山大学、労働組合、市民団体などがしゃしゃり出てくると、あぁこれはダメだなと思えてくる。

結局、企業の盛衰は経営者の責任に帰すのであって、このような危機の状況下においては、なによりも肝心の経営者(出資者を含む)が表に出てきて訴えないといけない。

企業の経営問題よりも何よりも伝統文化を守れというところに問題があり、違和感を感じる。倒産を防ぐため、どのような再建策を講じたのか。大胆な固定費の削減、例えばリストラをしたのかどうか。

スポンサー企業の確保においても元社員の再雇用、継続雇用よりも企業そのものの生き残りを優先させたのだろうか。元社員には失業の確定(再雇用の拒否)と言う切羽詰まった状況にあることは理解するが、未払い賃金や退職金は最強の債権(およそ2億5,000万円といわれる)でまず取りぱっぐれはないだろう。

駿河屋が生き残り隆盛繁盛すれば、再雇用もあり得ただろう。いずれにしても、情報を社内外に公表していない企業、いや公表できないほど財務状況が悪いのかもしれない企業、市場からの退場しかないと思う。駿河屋の債権者集会は2014年9月8日。せめて紛糾せず有終の美を飾っていただきたい。

蛇足:
正確な負債額、今回の資産売却額、差し引き負債(または資産)額。資産売却先企業名。「総本家駿河屋」の商標の取り扱いなど詳細は、現時点では全く不明。  


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2014年06月25日

これからどう駿河屋

これからどう駿河屋
駿河屋おまえもワルよのぅ
どちらのタイトルにしようか迷った。
と言うのは、駿河屋がこの先ほんとうに倒産してしまうのかとの心配。いや、駿河屋は市場から退場するべき企業なのかもしれないなという思いがよぎった。今日(6月25日)、和歌山地裁は破産手続き開始の決定をした。

1950年(昭和23年)3月6日の新聞記事『5億円?の大密輸 和歌山で駿河屋ら検挙』によると、和歌山市駿河町の『スルガヤ食品工業株式会社岡本善太郎社長(55)』が、去る(1950年)2月19日密輸容疑で和歌山市警に逮捕されたとの事実。

1985年(昭和60年)3月6日、和歌山の駿河屋に「かい人21面相」を名乗る犯人グループから5000 万円を要求する脅迫状が届いた。有名な、江崎グリコ社長宅に3人が忍び込み、江崎勝久社長を誘拐した一連の未解決事件。

それから、2004年(平成16年)11月13日、当時の岡本良晴社長(57)が架空増資事件で逮捕された。証券取引所が株価の時価総額が5億円を割り込んだ法人は、9カ月以内に回復しなければ上場廃止とする基準を厳格化したため、上場廃止になることをおそれて、「みせかけ増資」を実施した疑いであった。マスコミは「のれんに固執 上場廃止回避を狙う」と報じた。結局、このことによって駿河屋の信用が地に落ち、命取りになってしまったといっても大きな間違いがないだろう。

ただ思うのは、三期連続の赤字ではあるが、11億円の資本金、大きな工場用地、店舗、商標権等の資産があるはず。言い過ぎかもしれぬが僅か9億円の総負債、何とかならなかったのだろうか。抵当権設定による資金繰り。分家、のれん分け会社からの支援。シングルBランクで信用が低下しているけれども、長い付き合いの地元銀行による支援。どうにもならなかったのだろうか。

とにかく情報が少なくわからないことが多い。経営陣はちゃんと社内外に説明しているのだろうか。ちょっと思いつく疑問だけでもいくつか浮かぶ。

今年4月28日にはスポンサー会社である和菓子業者と事業譲渡契約書を締結、5月30日の実行に向けて運営方法、人員体制、物流体制などについて協議していた。しかし、人員の確保が困難であったという。これはどういうことなのだろうか。

西宮市に本社のある菓子メーカーとの協議で「人員の確保が困難」って意味が不明。要するに、西宮市の事業譲渡先が駿河屋の社員(職人)を引き継げないと言ってご破算になってしまったということなのか。

駿河屋の有価証券報告書(2012年度)を見ると、社員約200人(うち半数がパート)の平均年収が200万円強で人件費が4億円、売上額が16億円。サービス業ならともかくメーカーではやはりキツイ数字のように感じる。

社員が職を失うのは気の毒だけど、ここはいったん解散し、新たに規模を縮小し社員有志でのれんを引き継ぎ、本の字饅頭、和歌浦煎餅等、伝統の味を残していけばどうだろうか。

これまで(今も)、ぶらくり丁、ワジマ、JAビル、貴志川電鉄、その他公共的団体、紀陽銀行(公的資金注入-2013年完済)などに公的資金(補助金・貸付金等)をつぎ込んでいるが、ほんとうに公的な資金を使ってまで維持していくべきかを慎重に考えることが肝要だと思う。公共交通機関への公的資金の注入は沿線住民のためのものであり支持を得やすいだろうが。

蛇足:個人的には、本の字饅頭も好きだけど柚子もなか(福菱・昭和8年に創業)もいいなぁ。駿河屋も、できれば金沢市の老舗和菓子メーカー「森八」のような形で再建できれば良かったのに、経緯と結果が真逆になってしまった。
  


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2014年06月23日

駿河屋倒産シンポ

昨日(6月22日)、和歌山ビッグ愛で「駿河屋」の倒産問題を考えようと、「老舗ブランドって何? 駿河屋問題をみんなで考えよう」緊急市民シンポジウムがあったらしい

シンポジウムでは、
「駿河屋が和歌山で存続し再生することを希望する」
「生まれ変わるべき駿河屋は創業の精神に立ち返り、時代の変化に挑戦する企業、地域社会のニーズに耳を傾ける経営を」
「県、和歌山市、経済界は和歌山の一大ブランドの危機と受け止め、可能な支援の検討を」
など、5項目の宣言文を採択した。

シンポジウムの進行担当(コーディネイター)は、金沢市の老舗和菓子メーカーが市民らの支持を得て倒産の危機から復活したことを例に、「文化に対する尊敬の念が街にあるから、よみがえったのではないか。駿河屋問題は県民の文化に対する考え方が問われている」と問題を提起した
という。

有意義なシンポであったと思う。いや出席していないので、そう思いたい。わたしも駿河屋が和歌山で存続し再生することを願う者の一人であるが、だけど、コーディネイターが言う「倒産の危機にあった金沢市の老舗和菓子メーカーがよみがえったのは、街に文化に対する尊敬の念があるからではないか。」との質問に対しては、「それは違う」と言いたい。

金沢市の老舗和菓子メーカー「森八」がよみがえったのは、経営者の死に物狂いの努力によるものだと思う。まずはそれが一番だと思う。「高論卓説 森八 女将中宮紀伊子」を一読されたい。

おそらく、シンポジュームでは倒産の原因などのお話があったのでしょうが、それは例えば、ひどい老舗病に罹っていたからではないのか。消費者の和菓子離れという一言で片づける問題なのだろうか。駿河屋労使、関係者は再建に向けどのような努力をしたのだろうか。これは、どこかで丸正百貨店の倒産、高島屋(和歌山市駅店)撤退、ぶらくり丁商店街のシャッター通り化などに通じる問題なのではないだろうか、そんなふうにも感じられる。



死に物狂いの努力: 
定休日を廃止 三百六十五日休まず営業
中宮 紀伊子  


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2014年05月31日

本ノ字饅頭はどうなる

和歌山市の老舗和菓子メーカー総本家駿河屋が、全店舗を閉鎖し、社員も全員解雇していたそうだ。室町時代中期の寛正2(1461)年に創業という超老舗。分家、のれん分け店からの応援や援助はあったのだろうが、和菓子離れを止めることができなかったようだ。

コーヒー、紅茶に、洋菓子、ドーナッツ。日本茶にお饅頭や羊羹はもう古いのだろうか。駿河屋はその歴史と伝統を超えて、洋菓子作りに挑戦できなかったのか。菓子職人の技を発揮すれば、駿河屋発の個性的な洋菓子が作り出せたかもしれなかったのに。

銀二貫という小説では、練羊羹は松吉が発明したことになっている。苦労して作りあげた腰の強い寒天をもとに、これまでの蒸し羊羹とは全く違った練羊羹を作り上げてその製法を公にしたとされている。ただし、これは、高田郁さんの「銀二貫」という小説でのお話。

んで、もしかすると、そのモデルがひょっとすると和歌山の駿河屋かも、なんて思うとすごく楽しいことなんだけど、残念ながらその駿河屋がすでに全店舗を閉鎖し社員も全員解雇したと聞く。

もう、あのちょっぴりお酒の味がする本ノ字饅頭は食べることができなくなるのだろうか。紀州名物のお土産の本ノ字饅頭。「正直は本なり」、残したい和歌山の味である。

 食べログより
  


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2013年12月24日

和歌山県内8社目の上場会社

和歌山新報など和歌山のマスコミ各社が次のように報じている。

和歌山市を中心に事業を展開し、県内トップシェアを持つ総合不動産会社、アズマハウス(本社=和歌山市黒田、曽和勝彦社長)が17日、東証ジャスダック市場(スタンダード)に新規上場した。和歌山県内では9年ぶり、8社目の新規上場で、不動産業では初めて。


そこで、和歌山県内では9年ぶりの8社目は「アズマハウス」だけど、そのほかにどのような上場会社があるのを調べてみた。

Webで調べたところ、和歌山県内の上場会社は7社しか見つからなかった。(あれっ、1社足りないぞ)もしかしたら、上場後に一社が倒産か廃業したのだろうか、それとも、調査ミスなんだろうか。以下、証券コード、企業名、業種、上場種別、海外進出の有無をあげてみる。

3293 アズマハウス 不動産、JASDAQスタンダード
4120 スガイ化学工業 化学、東証二部
6222 島精機製作所 機械、東証一部 海外進出
6663 太洋工業 電気機器、JASDAQスタンダード
7590 タカショー 卸売、JASDAQスタンダード 海外進出
7744 ノーリツ鋼機 精密機器、東証一部 海外進出
8217 オークワ 小売、東証一部

どなた様か、和歌山県内の上場会社もう一社(8社目)の名前などがわかりましたなら教えてくださいませ。とにかく目出度い話で、新規上場会社には今後も地元の和歌山のため頑張ってほしいと思う。(コメント欄参照:紀陽銀行が継続会社として再上場している)

蛇足:和歌山市黒田に本社がある東洋ライス株式会社(旧:東洋精米機製作所)は上場していないのかな。昔、丸正百貨店って会社があったし、悪名が高かった阪和銀行などもあったなぁ。ひょっとしたら、これらの倒産した会社が上場していたのかな?そういえば、紀陽銀行も上場していないようだ。乗っ取りの防止や同族支配が理由なのか。まぁ上場を維持していくことは大変なことだと思う。和歌山本社の会社が大きくなり上場していき、多くの雇用が生まれてくるといいな。

  


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2013年12月22日

王将餃子VS珉珉餃子‎

「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市山科区)の大東隆行社長(72)が今月(12)19日午前6時ごろ本社前の駐車場で射殺された。

そのちょっと前の10月30日、中華料理店「珉珉本店」(大阪市浪速区)会長、古田暁生容疑者(63)=京都市伏見区深草砂子谷町=と元専務、粟野徹雄容疑者(63)=京都府綾部市高津町上地=が不法就労助長容疑で大阪府警に逮捕されている。

この二つの事件はまずは関係ないと思う。それでは何故、王将と珉珉の二社を取り上げたのかというと、どちらも関西では有名な餃子チェーン店だから。こんな時期に不謹慎だけど、どちらの餃子が美味いかと言うことについての自分の好みを書いておきたいと思った。

まずは出店の数では王将が圧倒的である。和歌山市内にもJR和歌山駅西口など数軒の店舗がある。一方、和歌山市内に珉珉の出店はない。和歌山市から一番近いところでは、JR天王寺駅近くの阿倍野店ではないだろうか。

王将の餃子は、確か一人前200円で焼き餃子、珉珉はこれよりちょっと値段が高かった(でも、ほとんど同一価格)かな、水餃子系で心持柔らかい感じ。わたしは、どちらかというと珉珉餃子‎派だ。ただ、和歌山市内には珉珉の出店が無いから王将の餃子を食べる。これも安くて美味い餃子だと思う。だけど、繰り返しになるが珉珉の餃子のほうが好きだ。‎

お仕事が終わったあと、仲間と餃子を肴にお酒やビールを飲むのは楽しみである。いわば餃子は庶民の食べ物で、そんなお店を経営管理している首脳部が犯罪にあったりするのはやり切れない。事件の背後にどんな事情があったのかは全く想像もできない。ただ今は、王将フードサービスの大東隆行社長のご冥福をお祈りするとともに、犯人の一日も早い逮捕を期待するのみである。  


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2013年07月23日

たまには沖縄料理

和歌山市内にも沖縄料理店が何軒かあるようだ。先ほど何故か、無性にシークワサーを飲みたくなってコンビニで探してみたが置いてなかった。シークワサーの搾ったのを冷たい水で割って飲む。あの独特の味をもう一度味わってみたい。

それに、オリオンビール、ロックの泡盛、ゴーヤチャンプル、ゴーヤを輪切りにしてカリカリに揚げたビールのつまみ、沖縄そば、ソーキそば、ブルーシールのアイスクリーム。食べたい。

なんと、今どきのコンビニではゴーヤチャンプルを置いている。でも、沖縄で食べるのとはちょっと違う感じ。そういえば、内地で飲むオリオンビールは不味い。何故だろう。

 
  


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2013年04月21日

TAXI和歌山

和ネットという掲示板サイトに「TAXI和歌山」というスレッドがある。3年ほど前に不愉快な思いをした人が立てたスレッドである。

JR和歌山駅からTAXI乗ったが降りる際 領収書お願したら怒鳴り散らされた、伸光タクシー。乗る前に言わんかい、発行せんわい。となぜか逆切れ。いみわからないです。133ばんの車番。


今のところ10件ぐらいしか書き込みが無いが、近距離の乗車についてのドライバーの不親切さというか、態度の悪さが書かれている。長時間待機していたタクシーがようやくお客を乗せたと思えばワンメーターじゃドライバーも面白くないだろう。それでも、怒鳴り散らされたお客のほうはもっと面白くないだろう。そんなことが書かれている。

和歌山のタクシーは1000円以下は客としてみていない。
それに自己中のドライバーも多いのか某駅前では我が物顔で一般者にクラクションの嵐。
どこのタクシーかすぐにわかるので敢えて駅名は出さないけど。そこそこ利用客が多い駅前。

和歌山のタクシー、ガラ悪いの多いよね。

和駅からアロチまでお願いしたら運転手に散々悪態つかれました。
威圧的で運転荒いし怖い思いをしました。
なぜか謝る俺。
嫌なら辞めればいいのに。カナヤってかいてる黒い車でした。


あまりタクシーに乗る機会が無いのだけど、神戸でMKタクシーに乗ったとき、安い料金と徹底したサービスに感激してしまった。お役所は、もっとタクシー業界の規制を緩和し、サービスや料金等を競争させるべきじゃないのだろうか。悪質なドライバーを雇用して教育研修もしていないような会社は淘汰させるべきだと思う。公共交通機関が少ない和歌山では交通弱者はタクシーを利用することが多いのだから、良心的なタクシー会社(とドライバー)が増えていくことを望んでいる。

ところで、ラーメンタクシーはその後どうなんだろうか。順調に利用者は伸びているのだろうか。観光立県あるいは立市を目指すのなら準公共交通機関ともいうべきタクシーのサービス向上は大切なことだと思う。もっと議論があっても良いのではないだろうか。  


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2013年04月07日

WindowsXPのサポートはあと1年

マイクロソフト社は、サポート・ライフサイクル・ポリシーに基づき、2014年4月8日(米国時間)にWindowsXP ServicePack3(SP3)、WindowsXP 64ビット版SP2およびMicrosoft Office2003 ServicePack3(SP3)の製品サポートが終了すると発表しています。サポート終了後は、対象となる製品へのセキュリティ更新プログラムの提供がされなくなります。

我が国で使われているパソコンのおよそ3分の1に「ウィンドウズXP」が搭載されているそうです。わたしが日常使っているPCもXPです。このほか、使っていないPC3台にもXPがインストールされています。これらのほかに、もう一台Vistaがあります。

あと1年でWindowsXPのPCが使えなくなるというわけではないのですが、インターネットにつないで利用することがかなり危険な状態になるということです。

グレードアップの価格は1万円前後(windows8 アップグレード)ですが、無料のOSソフトLinuxに変えるという方法もあります。あるいは、リスクはあるがそのまま使うという手もあります。まぁ、暫くは様子見となりそうです^^

参考:
WindowsXPおよび、Office2003のサポート終了についてのご案内
http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/sp3eos.aspx  


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2013年03月21日

パンにしますかライスに

洒落たレストラン、例えばホテル内にあるフランス料理店に入ると、オーダーを取りにくることがある。「パンにしますかライスにしますか」と聞かれる。こういう場面で必ず、「ご飯」という友人がいた。

「ライスですね」と返され、「ご飯」とつぶやく。
「パンが4人さまでライスが2名さまですね」
「ご飯」

わたしはもう慣れているが、こんなお客がいてボーイさんはやりにくいだろうなと思った。しかし、若い頃フランス料理店で同窓会か何かで食事をしたときのことだが、部屋の後ろでボーイさんがクロスを腕に下げ待機していた。わたしたちは、ナイフとホークの使い方に慣れていなくて、ナイフの腹にライスを乗せるのだが口に運ぶ途中でボロッと落ちる。うしろでボーイさんが笑っていないか気になって、ちっとも会話が弾まない。スープを飲むときは音を出してはいけないなどフランス料理は気を使う。まぁ、これも何度か経験すれば慣れてくるのだけど、わたしは未だに苦手である。

今の子どもや若いひとたちはそういう一流のお店や劇場などの社交の場に慣れているから物怖じしないのだろうな。それに、我が国の食文化(衣食住すべての文化?)が欧風化してもう何十年と経っている。もしかすると、友人が「ライスですね」と確認されて「ご飯」と答えたのは、異種の文化への挑戦だったのかもしれない。わたしは日本人だ。断じてライスではない。ご飯なのだ。何だか、幕末の攘夷派のサムライを連想して、哀しくも可笑しくなってきてしまう。あいつは今どうしているだろうかな。  


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2013年03月10日

普通食としての缶詰

缶詰というと非常食というイメージがある。それが、2009年に発売されたレシピ本「缶つま」(世界文化社刊)をきっかけに見直され、今や“缶詰バー”なるものも出現しているそうだ。缶詰を使って作るおつまみレシピを紹介するサイトも賑わいを見せている。

普通、缶詰と言えば、100円均一が浮かんでくるが、カニ缶、うに缶などけっこう高価なものも多い。わたしは、サバ缶、さけ中骨缶などが好きだ。

これまで、人類はさまざまな工夫をして食料を保存してきた。日本が誇る即席めんもすごいと思うけど、缶詰の良さも特別だ。缶詰では、魚の骨まで食べることができる。それに美味しい。あれはなんとも不思議だ。

それにしても、和歌山市内にも“缶詰バー”があれば好いのになぁ...

参考:
缶つま うまカンタン!缶詰で作る酒のおつまみ[出版社: 世界文化社 (2009/7/2)]
お酒好きが作った、お酒好きのための、缶詰おつまみ本! オリジナルレシピで超カンタン、100パターン


和歌山市のお箸BAR おれおさんが京都竹中のオイルサーディンをお奨めています。天の橋立 オイルサーディン(かたくちいわし) 105gが送料込みで438円、一度購入してみようかなぁ。
京都竹中の缶詰  


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2013年03月09日

何にしようかホワイトデー

まだ14日のホワイトデーには間に合うと思うけど、アマゾンから何かを選んで贈ろうと思っている。予算的には1,500円ぐらいのが三つと2,500円ぐらいのが二つ。

価格優先で探したけれど、予算の範囲内でこれだというものが無かった。それで少し予算オーバーになるけど、半熟抹茶フロマージュ5個入りに決めた。代金900円に送料(冷凍)が735円で合計1,635円になる。



それに、冷えとり用の「婦人用自然な絹(シルク)の強力パワー5本指ソックス(下履き用)」2足。送料込みで、980円。半熟抹茶フロマージュの1,635円と合計すると、2,615円と115円の予算オーバー。まぁ、いつもお世話になっている方々だ。年に一度だけのプレゼント、まぁ良いか。

  


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2013年02月27日

半身浴

冷えは体に良くないという。何故、良くないかというと、人間にとって大切な血液の循環が悪くなるからだそうだ。「冷えは万病の元」はどうやらほんとうらしい。

では、どうやって体の冷えを防ぐのか。そのひとつに半身浴というのがある。38~40℃くらいのお湯に、20分ほど、おへそより拳ひとつぐらい下の下半身をゆったりと浸かる。浴室温度(冬季)は25℃以上が良い。

細かく言えば、食後30分以上後で、就寝1時間前に入浴を終える。汗をかくので水分補給は入浴前にコップ一杯、半身浴中はチビチビと飲み続けると良いらしい。

昨晩、はじめて半身浴を経験してみた。浴室がちょっと寒かったので、乾いたタオルを肩にかけた。本を読みながら20分とちょっと温まった。その後、体を洗って全身を温めた。

気のせいか、身体全体の血の巡りが良くなかったのか、ポカポカしてくる感じがした。半身浴のほか足湯も気軽にできる健康法として人気があるようだ。まぁ、どちらも手っ取り早くできる健康法だ。これからはときどき半身浴をやってみようと思っている。

    


P.S.
細かいことは気にせず、要は気持ちよく半身浴をすればよい。浴室の温度を高めるにはシャワーで湯舟に給湯するのも良いだろう。半身浴は、修行じゃなくリラクゼーションなんだから楽しくなければ止めればよい。特に、お年よりはお風呂での室温の違いには注意する必要がある。脱衣所、浴室、湯舟と温度が極端に違うと、血管が膨張や収縮して良くないらしい。  


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2012年11月02日

和歌山ラーメンタクシーに期待

先月(10月)31日から「和歌山ラーメンタクシー」の運行が始まった。和歌山市を訪れる観光客に名物の「和歌山ラーメン」をPRし、タクシーでお店まで案内するサービス。今のところ、認定運転手は93人。市が実施する研修会に参加し、和歌山ラーメンの知識を問う試験に合格した運転手たちである。

ラーメンタクシーの目印は、車体に「和歌山ラーメンタクシー」と書かれた赤いステッカー。知名度はマダマダだけど、先行する香川のうどんタクシー福岡のらーめんタクシーに負けぬよう頑張って欲しい。

かって、和歌山市のタクシーは評判が悪かった。正確に言うと柄の悪いドライバーが結構いたということ。だから、わたしはタクシーに乗車するときは決まった会社のタクシーを呼んでいた。

ところが最近は、タクシー会社の教育のお陰か(不況のお陰か?)、柄の悪い変なドライバーに出会うことは滅多に無い。観光立県を目指すには、やはりお店の人、タクシー・バスのドライバー、駅員の皆さん方のおもてなしの気持ちは欠かせないものだろう。喜ぶべきことである。

そう感じていた少し前のこと、所要で神戸に行った。そこであの有名なMKタクシーにたまたま乗車した。ドライバーが降りてきてドアを開けてくれるにはびっくり。まるでハイヤーじゃないか。降りるときもわざわざドアを開けてくれる。チップを渡したくなったが、チップは受け取れないと言う。

残念なことに、現在、和歌山ではMKタクシーは運行されていない。面白いことに、近畿運輸局が運賃の値上げを行政指導したそうだ。値上げしても、まだ他社より10%以上も安い。MKタクシーの会社は、そんな事情を「滋賀MK 運賃値上げのお詫びとご説明」で顧客に謝っている。これを知ると、まだまだ和歌山のタクシー業界のサービスについては、改善や工夫の余地がありそうに思えてくる。もっと頑張ってもらって、観光客はもちろん、超高齢社会である和歌山に住む交通弱者のお役になっていただきたいものだ。

蛇足:
四半期ごと、あるいは月末ごとの認定運転手93人による和歌山市内ラーメン店ランキングの発表。乗車したお客の感想アンケート、案内したお店のランキング(客数)の発表。期間中に一番お客を乗車したタクシー会社とドライバーの表彰(賞金授与)。

もっともっと盛り上げる工夫をすればどうだろう。話は変わるが、あの和歌山市のレンターサイクル(100円)のデザイン何とかならないのだろうか。せめて、自転車の前かごに付けているゼッケン(貸し出し自転車番号?)を外せばどうだろう。お客に借りてもらおうとする努力や工夫が感じられない。国の補助金を貰ったから雇用対策のため、ただやっているだけって感じる。受託運営するタクシー会社がかわいそう。

タクシーについて、末筆であるがこれは書いておかなくてはならない。酔っ払い、乱暴なお客、偉そうにするお客。交通マナーの悪い自家用車、狭い道路、事故と交通違反に対する恐怖、時には理不尽なポリス。ほんとうにタクシードライバーの皆さんご苦労様です。頑張ってくださいね。  


Posted by ecell at 18:43Comments(0)お店

2012年07月28日

目立たないけどスゴイ

アドベンチャーワールドには随分前に一度行っただけ。白浜へのお正月家族旅行だった。楽しかったこととホテルが正月料金で5割増だったことを覚えている。

白浜温泉とアドベンチャーワールドに、もう一度、行きたいと思っている。そのアドベンチャーワールドが動物園&水族館ランキングの動物園部門のトップを獲得した。旅行クチコミサイトという権威があるのかどうか分からないサイトのクチコミ・ランキングだが、それでもあの旭山動物園に勝ったというのがうれしい。

以下は(部分)引用。

行ってよかった動物園&水族館、1位はパンダがもっふもふ

日本全国に動物園や水族館は151施設(日本動物園水族館協会の加盟施設数)存在する。旅行クチコミサイト「TripAdvisor」は7月24日、「行ってよかった動物園&水族館ランキング2012」を発表した。ランキングは2011年6月~2012年5月に投稿された日本語のクチコミを基に独自に集計したもの。

行ってよかった動物園&水族館ランキングは今回で3回目となるが、動物園部門では2連覇していた「旭山動物園」(北海道)に変わって「アドベンチャーワールド」(和歌山県)がトップとなった。同園は動物園だけでなく水族館や遊園地も併設した総合テーマパークだが、何よりも国内最大となる8頭のパンダを飼育していることで有名だ。

水族館部門では、「沖縄美ら海水族館」(沖縄県)が3連覇。マンタやジンベイザメが泳ぐ世界最大級の大水槽「黒潮の海」は圧倒的で、リピーターが多い。


参考:2010年11月07日 和歌山の観光
  


Posted by ecell at 19:40Comments(0)お店