雑学・和歌山→記事一覧 投稿した記事が増えてきましたので目次と要約のサイトにリンクしました(2010.4.3)。画像も増えてきましたので、雑学・和歌山 MY ALBUMにリンクしました(2011.2.12)。

2016年01月26日

芸能界も政界も

昨年末から幾つかのニュースを拾ってみた。

昨年12月28 日のいわゆる慰安婦問題についての日韓合意
ベッキーという芸能人の「ゲスの極み乙女」のボーカルとの不倫
SMAP解散独立騒動
軽井沢スキーバス転落事故
経済再生担当大臣の金銭授受疑惑
記録破りの寒波襲来
北朝鮮の地下核実験...

今も様々なことが起こっている。悲しいこと、腹の立つこと、楽しいこと、etc。

今日26日、、元慰安婦の韓国人女性2人が東京の衆院議員会館で記者会見し、慰安婦問題を巡る日韓両政府の合意について「被害者の意思も聞かずに妥結した」と批判し、改めて合意への反対を訴えたそうだ。 毎日新聞

2015年12月現在、韓国政府登録の元慰安婦は238人。生存者は46人で、そのうちナヌムの家で共同生活する元慰安婦とされる女性は10名。今回、ナヌムの家から2名が来日した。一体誰が呼んだのだろうか。  


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2015年12月19日

原節子という名の女優

先月の11月25日、本名会田昌江さんという美しい女性の死をマスメディアが伝えた。原節子という名で一世を風靡した名女優で、わたしには「東京物語」(小津監督)のヒロイン紀子が印象に残っている。

戦争で亡くなった夫の両親(笠智衆と東山栄子)が尾道から東京に出かけてくる。義理の父母を迎えた紀子(原節子)が「長男はもういないのに、どうしてこんなにも尽くしてくれるのか」と言われ、「わたしは狡(ずる)いんです」と答えたときの演技がすごいと思った。

終戦から日を経ていない東京での一人暮らし。貧しい生活と厳しい現実。戦争という理不尽によって傷ついた寡婦の何とも言えない悲しさが伝わってきた。

東京物語

その女性が95歳で亡くなっていた。9月5日、肺炎のため神奈川県内の病院で亡くなった。それをメディアは2ヵ月半後報じた。なんとも言えぬ潔さであろうか。

どんな美女でも、どんなに優秀な人でも、平等に死はやってくる。無情と言えば無情、情けと言えば情け。ただ冥福を祈るだけである。合掌。

ちあきなおみさん、栗原小巻さん、榊原るみさん。わたしの記憶に残る方々はお元気なのだろうか?

蛇足ですが、彼女が活躍した頃が日本映画の黄金期だったのでしょうか。観客に、映画は娯楽だけど芸術でもあると思わせた幸せな時代だったのかもしれない。
  


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2015年10月15日

ホームに置き去りされた車掌は

走った。21歳の車掌は次の駅に向かって駆け続けた。深夜の品川の街を電車を追って必死で走った。線路沿いの道を約700メートル。

14日午前0時10分頃、京急線北品川駅(東京都品川区)で、品川発京急川崎行き普通電車(6両編成)が、車掌の男性(21)をホームに残したまま発車した。←MSN


北品川駅で客が乗り降りするドアを閉め、発車ブザーを鳴らした後、ワイヤレスマイクをホーム上に落としたため、乗務員室からホームに降りたことが発端だった。1分間後に到着した新馬場駅で運転士は、ドアが開かないことから後部の乗務員室へと急いだ。

いったい何が起こったのか。指令所から無線連絡があり、今、車掌がそちらに急ぎ向かっている。しばらく待つように、と。車掌が到着して電車は新馬場駅を発車した。5分遅れであった。

たったこれだけのニュースである。しかし、わたしは、とても良い話だと思った。都会の深夜、走り続ける21歳の車掌さんは何を思っていたのか、どんな気持ちだったのか。想像すると、鼻の奥が熱くなってくる。「あっぱれ」と言いたい^^

蛇足:でも車掌さん、これからは発車ブザーを鳴らした後、ホームには降りないでね。  


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2015年09月12日

鬼怒川の堤防決壊



2015.9.10、茨城県常総市での自衛隊員の救助活動が報道ヘリから撮影されている。自衛隊ヘリのホバーリング、隊員の状況に応じた無駄のない丁寧な救助活動。高い錬度を感じさせる極めて勇気のいる任務だ。

今回の大雨で被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
そして行方不明となっている方々のご無事を心からお祈りします。
被災者の救援、援助等に尽力された方々に深く感謝申し上げます。  


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2015年07月30日

努力のたまもの



六歳の女の子の得意技。成功したときの可愛い笑顔がいいね。
僕らが他人の成功を喜ぶってことをもっともっと大切にしたいね。  


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2015年04月25日

韓国での集団万引き

韓国・ソウルで3月、本庄第一高校(埼玉県本庄市)の男子サッカー部員が集団万引きをした疑いがあるとして、韓国警察当局が捜査している問題で、同校は24日、同部監督の男性教諭(48)を懲戒解雇、コーチの男性教諭(32)を停職1カ月の処分とし、発表した。また、万引きした生徒は全員、無期停学以上の処分とする。← 朝日デジタル


なんとも情けない話である。旅の恥はかき捨てとばかり、羽目を外してしまったのだろうか。同部は関東大会と高校総体(インターハイ)の2大会について、県予選への出場を辞退した。当然のことだと思う。

このような失態は、ひとり本庄第一高校の問題にとどまらず、韓国の方々の我が国に対する失望或いは侮蔑につながる問題でもある。いささか大げさかもしれないが、クール(カッコウ良い)日本、世界において名誉ある地位を占めたい我が国にとって、なんとも恥ずべき事件であろうことか。

先ほど、本庄第一高校の関連サイトを見たが、異常な状態になっている。それだけ、国民の関心が高いということだろう?
本校男子サッカー部員による韓国での集団窃盗事件に関するお詫び
ウィキペディア 本庄第一高等学校

蛇足だけど、韓国国民から、「もはや日本とは『基本的価値を共有』していない」と言われても返す言葉がない。  


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2015年04月10日

元校長買春事件

セクハラを受けたとして女性職員から提訴された宮城県大衡村の村長の記者会見を変わった人だなと思いながら観た。セクハラ問題 宮城・大衡村長「呼び名は『殿』、『姫』...」

それからしばらくして、1万2000人買春の元中学校長先生が登場。これはもう国際的なニュースになっている。元校長買春事件 「フィリピン赴任の際、買春の快楽を覚えた」


「日本の教育全体にストレスを感じていて、解消したかった」
「フィリピン赴任の際、買春の快楽を覚えた」

ちょっと何言ってるんだか。呆れてしまって言葉が出てこない。子子孫孫、まちがっても、村長や校長なぞになってはいけないぞ。それらの職務のストレスは異常なほど凄まじいらしいのだから???
  


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2015年02月07日

紀ノ川市の小学生殺し

和歌山県紀の川市で小5年男子生徒(11歳)が刺殺された事件で、今日7日、岩出署捜査本部は、殺人容疑で同市後田、無職中村桜洲容疑者(22)を逮捕した。

容疑者は犯行を否認しているが、前日の6日夜、捜査本部は、事件現場から約70メートルの場所にある同容疑者の自宅を捜索し、なたのような刃物数点を押収している。

犯行は、5日午後4時15分ごろ、同市後田の空き地であったようだ。被害者の右胸や頭部、両腕など全身に約10カ所の傷があり、頭の骨の一部が割れていたそうだ。

それにしても、ネットの情報は速い、もう学生時代の容疑者の顔写真や父親の職業などが出回っている。この犯行には強い怨恨があったような感じもするが、現時点では容疑者は犯行を否認しており動機など詳細は全く不明である。

参考:ネット情報
中村桜洲容疑者の顔画像、自宅
和歌山小5殺害事件 無職・中村桜洲容疑者(22)を逮捕
  


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2015年02月04日

テロリストが人質を殺す

「イスラム国」と名乗るテロリストグループが邦人二名を殺害した。さらにヨルダンの捕虜兵士も殺害した。そのやり方は、邦人二名には、押さえつけて、生きたまま首を切断するという残酷さ。ヨルダンの兵士は屋外の檻に入れられた状態で焼き殺されたという。

世の中には、この人殺し集団を擁護するバカがいる。このテロリストをクールというアホウがいる。ナイフを突き付け「日本の悪夢が始まる」とほざく犯罪者たち、ふざけるな!

まさに、暴力団、犯罪者の決め台詞ではないか。私たちは、恐怖心を克服し、絶対にテロを許さないと言おう。それが湯川さんや後藤さんの魂をなぐさめるただ一つの方法だと信ずる。

もっとも、彼らを救出するより良い方策は無かったのかなど、今後のためにも政府内に第三者機関を設置し、事件を検証することは大切なことだと思う。ずっと無事な生還を祈っていた。言葉を失うほどの衝撃的な事件であった。

殺された湯川さんのお父さんの言葉には泣かされた。

2月7日追記
湯川さんのお父さんの言葉について一言だけ追記する。海外からの下記のコメントで「わたしが泣かされた」ことを分かっていただけるでしょう。
「息子が殺害されたって時に、どうして他人を気遣うことができるんだ?そんな日本人を怖いとさえ思った。」
  


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2014年12月16日

寒い寒い

一昨日の14日、東京では初雪を観測、日本海側では、先週末から雪が降り続いて大雪となっているとのこと。今日、和歌山市内で6度(体感温度 4度)、時々雨が降っている。

この程度で寒いと言えば、青森、新潟など北国の人から叱られそうだけど、それでもやっぱり寒い。雪国では、雪下ろしや雪かきなどで大変でしょう。6度程度で寒いって言っているのは根性無しなんでしょうね。

でもやっぱり、寒いのは好きじゃない、暖かくなる春まで、熊のように冬眠できれば良いのになぁ。

 にほんブログ村より
  


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2014年12月03日

和歌山でも寒い!

強い冬型の気圧配置の昨日(2日)夕方、和歌山市内で霰が降った。もしかすると雪だったかもしれない。高野山では、初雪が降り、山内はうっすらと雪が積もったようだ。

今朝も寒い。予報によると、12月3日から12月9日まで近畿地方は、北部は気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすく、期間の前半は雨や雪が降るという。今日も、冬型の気圧配置が強く、荒れた天気となるらしい。

温暖な気候の和歌山でも、やはり10度以下になると寒い。そう言えば、亜熱帯に属する沖縄でもときに10度以下になるときがあって、すごく寒く感じた。そんな夜は泡盛もお湯割りだったのを覚えている。

お年寄りや病人には寒さはつらい。有名人の訃報も聞く。たまには雪見酒も良いかもしれないが、厚着や暖房などで適切な温度を保ち、とにかく風邪を惹かぬようにしよう。  


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2014年10月29日

縦書き表示のノベル

縦書きで表示するノベルを創ってみました。動作はGoogleChormeで確認しました。縦書きについては、幾つかJavaScriptで書かれたライブラリーがあるようです。

まだ本格的ではありませんが、縦書き表示機能を持つブラウザも幾つかあります。もっと開発が進むと、縦書きのサイトなども多くなってくるかもしれません。

縦書きで表示するノベル:マイクロソフトのインターネットイクスプローラではダメみたいです。Googleクロームがお勧めのブラウザです。

http://www.eonet.ne.jp/~turemote/tategaki/


注:MSインターネットイクスプローラではうまくいきません。


蛇足:まだまだ、多くの方々がMSインターネットイクスプローラをお使いのことと思いますので、縦書きノベルの全文をお読みになりたい方は以下のページをご覧いただければ幸いです。

2010年04月19日「優しいということは」
書き出しは次のとおりです。

もう二十年位前の話になります
小さい時私は親に離婚されて、どっちの親も私を引き取ろうとせず
施設に預けられ、育てられました
そして三歳くらいの時に今の親にもらわれたそうです


そして、縦書き文の末尾に次の文章を付け加えています。

以上でお話はおしまいです。最後になりましたが、このページでのイラストは、illustACのサイトから頂きました。和歌山で活動する、自称イラストレーター見習いの和歌狸さんにはお母さんなどのイラストを使わせていただきました。厚く御礼申し上げます。
  


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2014年10月27日

僕の友達ネルソンの夢

確か、何年か前の長崎県の高校入試の英語問題だったと思います。ちょっと泣ける話でしたので、メモっておきました。そのメモをもとにして、グーグルの音声合成を利用し、その入試問題文「My friend Nelson had a dream.」 をサウンドノベルにしてみました。

これで三作目です。以上で一応、サウンドノベルは終わりにします。今度は、ボードゲームでも創ってみようかと思っています。なお、ブラウザは、GoogleChomeでの動作を確認済みです。




My friend Nelson had a dream.

When I was a fourth-year student, a boy called Nelson came to study in my class. In his self-introduction, he said he had AIDS. It was a big surprise to us. We felt sorry for Nelson, but no one talked to him. He was always alone in the class.

One day everyone in the class had to make a speech. Nelson talked about his dream. He said, "I was born with HIV and now I have AIDS. Do you know there are many children like me in the world? They need friends just like you all. If people have a better understanding of HIV and AIDS, those children can live a better life. I'd like to work for the children with AIDS in the future."

I was moved by Nelson's speech so much that I decided to talk to him. In the next class, I sat next to him.

During the class I said to Nelson, " Do you have a pen ?" Nelson gave me a big smile and said, " Here, please use it." This was the beginning of our friendship. We often played together and soon other students began to play with us.

Five months later, it became difficult for Nelson to come to school because his disease got worse. On his birthday, each student in our class wrote a card to encourage him. I brought the cards to Nelson and read them to him. When I finished reading, he said, " It's very nice to know I am not alone."

Then he showed me a pen and said, " Do you remember this ? This is the pen which I lent you when you first talked to me. You had your own pen at that time. didn't you?" He was right. I had my own pens with me then. He said, " This pen gave many friends to me. Will you keep this pen for me?"

Now I keep that pen with me. When I see it, I always remember my good friend and his words.


僕の友達ネルソンの夢

 僕が4年生のとき、ネルソンという名の男の子がクラスに編入してきました。彼は、自己紹介で自分はエイズだと言いました。僕らはとてもびっくりしました。クラスのみんなは、ネルソン君がかわいそうだと思っていましたが、誰も彼に話しかけることはありませんでした。彼はいつも一人ぽっちでした。

 そんなある日、クラスのそれぞれがスピーチをすることになりました。ネルソン君は自分の夢を話しました。「僕はHIVをもって生まれてきました。そして今はエイズに冒されています。みんなは知っていますか? 世界には僕のような子供がたくさんいることを。彼らはみんなと同じように友達が必要なのです。もし、人々がHIVやエイズについてより正しい知識をもっているなら、これらの子供たちはより良く生きることが出来ます。僕は、将来エイズにかかった子供たちのために働きたいと思っています」

 僕はネルソン君の言葉に心を動かされました。だから、彼に話しかけることを決めたのです。次の授業で、僕は彼の隣に座りました。

 授業中に、僕はネルソン君に「ペンを持っているかい?」と話しかけました。ネルソン君はにっこりと微笑み、「ああ、これを使って」と言ってくれました。これが僕と彼との友情の始まりだったのです。僕たちはよく一緒に遊びました。やがて他の友達も僕たちと一緒に遊び始めました。

 5ヶ月が過ぎたころ、ネルソン君の病気が悪くなり、学校に来ることが難しくなりはじめました。彼の誕生日に、クラスのみんなで彼を励ますカード(日本なら寄せ書き)を書きました。僕はそれをネルソン君に届け、彼のためにそれを読みました。僕が読み終えたとき、彼は言いました。「僕は一人ではないってことがわかるってこと。本当にうれしいよ」

 それから、彼は僕に一本のペンを見せました。「これ、覚えている? これは君が僕に最初に話しかけてくれたとき、君に貸したあのときのペンだよ。あのとき君は自分のペンを持っていたんじゃない!?」そのとおりでした。あのとき僕は自分のペンを持っていたのです。彼は言いました。「このペンは僕にたくさんの友達を与えてくれた。ねぇ、僕のためにこのペンをずっと持っていてくれないかなぁ」

 僕は、今もこのペンをしっかりと持ち続けています。そして、これを見るたび、いつも彼と彼の言葉を思い出すのです。  


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2014年10月24日

約100年前の南極探検隊

世界最悪の旅で知られる、悲惨な最期を遂げたスコット隊の別のグループ隊員のノートが昨年になって発見された。1911年に南極大陸に上陸した際の基地周辺の氷が溶けたことで、ニュージーランドの民間団体が発見したのだ。

アムンゼンに遅れること一月、南極点に到達したスコット隊が見たのはアムンゼンのテントで、中にはノルウェー国王とスコット宛ての2通の手紙が置かれていた。

スコット宛ての手紙には「ノルウェー国王に宛てた手紙を持ち帰って欲しい」と書かれていた。残酷な手紙である。スコット隊5名は、敗北感に打ちのめさせられ、全員が帰途遭難してしまう。

坂口安吾が書いている。ある人がフグを食った。どうも、皮に毒がありそうだと言って死んだ。またある人は、身は旨かったが、どうやら内臓に毒があるようだと言って死んだ。これまで、フグを食って何人の人が亡くなっただろうか。安吾は書いている。このような先人のおかげで食の文化が成り立っているのだと。

先人たちの試行錯誤、ときには命がけの冒険のおかげで現在がある。フグの毒にあたって死んだ人が何も後世に伝えずに死んだなら進歩は無かっただろう。そういう意味で、今般のスコット隊のノート発見により何かがわかることを期待したい。100年前の出来事、その悲劇の一部でもわかればいい。



何よりも、ノートに綴った記録、伝えたかった事実が100年の後にしてようやく誰かの目に触れた。伝えたかった思いがやっと通じたのだ。

参考・写真:南極探検隊のノート、氷の中からみつかる 100年ぶり  


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2014年09月05日

和歌の浦の塩竈神社

和歌の浦にある塩竈神社。先週、参拝してきた。祈祷料は8,000円、輿(こし)の窟(いわや)とよばれる岩穴に、主祭神の塩槌翁尊(しおづちのおじのみこと)がお祀りされている。安産の守護神社だ。


塩竈神社より

ちょうど前が和歌の浦アートキューブで、ジャズの演奏会があるのだろうか、気持ちの良い音楽が聞こえてきた。

お参りした後は、どこにも寄り道せず、まっすぐ帰らねば御利益が薄くなるということでどこにも寄り道できなかったが、久しぶりの和歌浦は懐かしかった。リュック姿の方が何人か見受けられた。神社仏閣も多くあり、見晴らしの良い洒落たホテルも少なくない。

昔は、和歌山駅からこの辺りまで路面電車が走っていたことを思い出した。そう言えば、この近くに住んでいた沖縄の女性が言っていたっけ。転勤でいろんなところに住んだけど、和歌山が一番良かったと。景観もそうだけど、住んでいる人たちがとても優しかったと。

こんなことを書いていると、和歌山に生まれ、育ち、住めるということを誇らしく思えてくる。和歌山市のことを自虐的に悪くいう人もいるけど、わたしは良いところだと思うよ。  


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2014年08月26日

和歌山県の教育の課題

和歌山県の子供たちの学力が全国と比べ低い原因、それは、ひょっとすると紀州弁かも。昭和50年(1975年)、ニュース和歌山が次のように報じている。




県立高校入試「ダ行・ザ行紀州弁まるだし」
漢字にふりがなをつける問題で、残高を「だんだか」、漠然を「ばくでん」とするなど間違いが多く、他の問題より正答率が低かった。


むーん、確かに身に覚えがある。タイピングで変換がおかしいと思ったら「ダ行・ザ行」の使い方が間違っていたっけ。今でも、「三千円」と標準語で喋れない。サンデンエン^^

そう言えば、尾道のあいつは「さ行」が苦手だった。大阪の阪急「千里山線」を「しぇんりやましぇん」と言い、みんなから「しぇー」とからかわれていた。わたしが大好きだった友だちだ。

もうひとつ思い出した。富山の方言、そこでは「出して」を「だいて」と言うようだ。バレーボールか何かの全国大会で、チームメイトたちが「監督、さち子をだいて」「さち子を抱いてやって」と言っていたっけ、可愛いな。ほんとうのところ、わたしは方言が大好きなんだ。秋田弁をはじめて聞いたとき、日本にはこんな素敵な言語があるんだと思った。秋田の民謡、秋田音頭。あれは感激ものだった。(秋田は「学力日本一」を維持)

和歌山弁の「ここ狭(せも)て座れやんやん!」、「やんやん」が何とも言えない。最初の「や」にアクセント。なお、標準語では、「ここは狭くて座れないよ!」と言うらしい^^

蛇足:
全国学力テスト結果では、和歌山県内の公立小中学校の平均正答率が全科目で全国を下回り、小学国語A(「A」は基礎知識を、「B」は思考力や表現力などの応用力を問う)では最下位だった。

参考:2014.8.26 02:07 産経ニュース  続きを読む


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2014年08月24日

猫たちのマリア様

ペルーの首都リマに住むマリア・トレロさんは、猫たちの天使。白血病で苦しむ猫たち、175匹のケアをしているのだ。一ヶ月にかかる費用は1,785ドル(17~18万円)。どうしてそこまでやるのという問いに。

「だって、健康なネコなら誰でもかわいがるでしょ。私は病気に苦しむ子たちの面倒を見てあげたいの」と答えたという。


2014.08.23 産経ニュース

ほんとうに、世の中にはすごい人たちがいるものだ。病気のせいだろうか、写真の猫たちは、どこか淋しげだが、それでも苦しみの表情は無く、変な言い方だけど幸せな闘病生活かもと、思う。不幸な猫たちにとって、マリア・トレロさんはまさしくマリア様に違いない。アヴェ・マリア!

マリア様に惚れた---  


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2014年08月20日

ビーチにアライグマ

この写真一見、のどかで微笑ましい光景に見えます。観光地の客寄せになりそうに思えます。


MSN産経フォト


米フロリダ州のビーチでビキニギャルを驚かせているのは・・・アライグマ。なんでこんなところに?と思ったら、観光客の食べ物の〝おこぼれ〟を狙っているのだとか。アライグマくん、「花より団子」って感じですね。



このアライグマ、もちろん我が国でもたくさん生息しています。外来種で野生化したのです。特に近年、急激に増加しており、農作物への被害が多数報告されているようです。

気性が荒く、繁殖力が強く多様な環境に適合し、山間部だけでなく住宅街にも出没してきています。天敵がいないことから生息地が拡大しており、在来の生態系への被害も危惧される状態です。

幼獣のうちは人に慣れますが、成獣になると気が荒くなります。学習能力が高く、手先が器用で力が強い。アライグマは狂犬病予防法の対象となっており、「アライグマ回虫症」などを媒介する恐れもあります。

アライグマに近づかないようにし、糞尿には直接触れないように注意しなければなりません。これ実は、微笑ましい光景ではなさそう^^  


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2014年08月18日

多様な意見に耳を傾けられるか

今、最も求められていることは、多様な意見に耳を傾けられるかどうか、と云うことかもしれない。本来は、多様な意見が飛び交うべきシンポジュームや討論会などが往々にして特定のイデオロギーに支配されてしまっていることがある。メインスピーカーの論に対して反対の意見が言いにくい。率直な疑問を口にすると、耳を傾けてもらうどころか罵声を浴びせかけられることもある。

このようなことは、何もシンポジュームなどに限らず、議会での議論、授業、なんたら協議会やNPO等主催の学習の場などいろんなところで起こっている。

多数とは違う意見や見解を述べることの大切さに関して有名な童話がある。アンデルセンの「はだかの王さま」、このお話は素直な心でものごとを見ることの大切さを教えているようだ。

純真な子供がほんとうは「あの王さまはバカじゃない」と言いたいところ、遠慮して言った。「あの王さまは裸じゃない?」って。すると、王さまは大いに恥じて...

めでたしメデタシ、だがたいていの場合、現実は逆なのだ。だれか、多分お付きの偉い人が言う、「おいクソガキ、おまえはバカか。王さまは美しいお洋服を着ているじゃないか、よく見ろ!」.....叱られた子供は泣きながら、「それでも王さまは裸だよ」とつぶやく。

多様な意見、特に少数意見は尊重するべきである。この世に起こる出来事には、何が真実かわからないときもあるが、とにかくいろんなご意見を拝聴しよう。

蛇足:
第二次大戦末期、アメリカが日本に原子爆弾を投下し多数の民間人を虐殺した。アメリカの歴史教科書での記述はどうか。

なぜ、このような悪魔的な兵器を使用したかについて、次のような見解がある。日本人に対する人種差別または同じ人間と見ていなかったため。戦後のソ連との対立を考慮し、軍事的に有利な立場に立つ必要があったため。日本人に対する恐怖、特に徹底抗戦されたときの米兵の多数の死傷に対する恐怖から。単に、白人至上主義者団体クー・クラックス・クランの元構成員であったトルーマン大統領の気まぐれ...

以上のごとく、複数の見解が述べられているとのことだ。この蛇足は想像で思いつくままに綴っているが、おそらく、アメリカでは歴史的事実について様々な意見があることを学生に教え、関連文献を掲示し、考えさせる手法が採られているものと思う。

  


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2014年08月16日

我事において後悔せず

過ちのない人生なんぞ無い。だから、剣聖武蔵は、死の直前に「我、事において後悔せず」と言い切ったのだと思う。人間の一生なんて後悔することばっかりだよ。武蔵は過ちを繰り返さないこと。後悔するばかりじゃ進歩はないよ。そう言いたかったのだと考える。

後悔をしていても何も得るものがない。後悔なんてしてはいけない。そうなんだけど、わたしは、あのとき、アーしておけば、コーしてやれば、なんて、何時も後悔しているよ。今じゃ、念仏とお花をあげることしかできないんだ。

ただし、後悔と異なり謝罪はすべきだと思っている。後悔は自己を縛るが謝罪は新たな関係を築くきっかけになる。思い出すのは、赤毛のアンの一節。孤児のアン・シャーリーを引き取ろうとするマリラとマシューの友人でお隣に住むレイチェル・リンドとのやり取り。

初対面なのに、レイチェルに赤毛でそばかすだらけと言われ、アンが怒って「アイ・ヘイチュ・ユウ」と泣きながら抗議する場面がある。結局、アンは、レイチェルは言いすぎたけど、あなたにも非があるとマリラに諭され、翌日謝りに行くこととする。

アンは、自分はそんなに悪くはないと思うのだが徹底して謝る、それも芝居がかった動作で、そして一言チクリと嫌味も言っておく。わたしは、「赤毛のアン」という小説の中で、停車場に迎えに行ったマシューとの会話、それにこのレイチェルへ謝罪するアンが好きだ。

そういえば、「ごめん」と上司に謝っている友人を見ていたことがある。言葉のうえでは見事な謝り方だった。が、頭は下げずに逆にどんどんと後ろに反っていく格好につい笑ってしまったことがある。謝っていないじゃない?

何時ものとおり話が脱線した。くよくよせずにまた出直そう。人生、七転び八起き。やがて、誰もが起き上がれなくなるだろうが、それまでは頑張ろうぜ。


赤毛のアンより
  


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