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2014年06月29日

命を懸けた質疑

都議会の野次騒動から、戦前の帝国議会での有名な「腹切り問答」を思い浮かべた。あの頃、政治家は弁論に命を懸けていた。

腹切り問答
昭和12年(1937年)1月21日、本会議中に立憲政友会の浜田国松代議士と寺内寿一陸軍大臣との間で起こったやりとり。

浜田は、二・二六事件以降の軍部の政治干渉を痛烈に批判する演説を行った。この演説は党派を超えて多くの議員を唸らせるものがあった。

これを聞いた寺内陸相は答弁に立って「或は軍人に対しましていささか侮蔑されるような如き感じを致す所のお言葉を承りますが」と険しい表情で反駁。

ところが浜田が2度目の登壇で「私の言葉のどこが軍を侮辱したのか事実を挙げなさい」と逆に質問をしたため、寺内は「侮辱されるが如く聞こえた」と言い直した。それでも浜田は3度目の登壇で「速記録を調べて私が軍を侮辱する言葉があるなら割腹して君に謝罪する。なかったら君が割腹せよ」と激しく寺内に詰め寄った。これに寺内は激怒、浜田を壇上から睨みつけたため、議場は怒号が飛び交う大混乱となった。

これに対して、今般の都議会での塩村文夏議員に対する不正規な発言、なんという違いか。塩村文夏議員はヤジに対して「私と女性への悪質な侮蔑発言、いま言った者を許さない」とか、「議長、速記を止めてください。ただ今の不正規発言に問題アリ」とでも訴えるべきであった。

肝心なその場においては、にやっと笑っただけで、自席に戻ってから泣くとはいただけない。くだらないヤジに対して「誰だ、今ヤジったのは?」と言うぐらいの迫力をもって欲しい。

議場とは、議会制民主主義確立前は武器を手に血が流れる殺しあいの戦場なのだ。だから、命を懸けて力いっぱい議論で戦ってほしい。不正規発言にも負けず、自論を持って相手を叩きのめしてほしい。なぁなぁ、まぁまぁの馴れ合い八百長の議論ではなく、真剣にこの国のあり方、地方政治のあり方等々の議論をしていただきたい。

例によって、独善的な感想ですが、議長、みんなの党議運委員、質問者、ヤジを飛ばした議員もお粗末ですね。自分の発言に命を懸けろとは言わないものの、せめて責任はもって欲しいものだ。


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