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2014年07月05日

駿河屋の売却先が決定

今日(2014年07月05日)、老舗和菓子メーカー「駿河屋」(和歌山市)について、破産管財人が不動産や商標などの売却先を決める入札(7月3日正午まで)を行い、1社が落札したことがわかった。

既に全員解雇されている駿河屋の元社員で構成されている労働組合は、「現在の工場をそのまま稼働させ、従前の職人(従業員)を雇用するという条件」を求めていたが難しくなった。

組合は、和歌山市内の企業の支援を受けて再建を図るという希望を持っていたようだが、別の企業が落札したという。何だか、経営者も社員も甘いって感じがする。

先に開催された「老舗ブランドって何? 駿河屋問題をみんなで考えよう」緊急市民シンポジウムでも、「新会社を作ってブランドや製法を引き継ぐとか、投資家として金を出す人がいるかなど、その視点が非常に欠けている」と言う声もあったと聞く。

何だか情緒的に、駿河屋と言う「伝統文化」を守れるか否かは住民の文化を尊敬する態度による、とか何たらかんたら、言われてもなぁ。わたし的には、ぶらくり丁などと同じで、行政、和歌山大学、労働組合、市民団体などがしゃしゃり出てくると、あぁこれはダメだなと思えてくる。

結局、企業の盛衰は経営者の責任に帰すのであって、このような危機の状況下においては、なによりも肝心の経営者(出資者を含む)が表に出てきて訴えないといけない。

企業の経営問題よりも何よりも伝統文化を守れというところに問題があり、違和感を感じる。倒産を防ぐため、どのような再建策を講じたのか。大胆な固定費の削減、例えばリストラをしたのかどうか。

スポンサー企業の確保においても元社員の再雇用、継続雇用よりも企業そのものの生き残りを優先させたのだろうか。元社員には失業の確定(再雇用の拒否)と言う切羽詰まった状況にあることは理解するが、未払い賃金や退職金は最強の債権(およそ2億5,000万円といわれる)でまず取りぱっぐれはないだろう。

駿河屋が生き残り隆盛繁盛すれば、再雇用もあり得ただろう。いずれにしても、情報を社内外に公表していない企業、いや公表できないほど財務状況が悪いのかもしれない企業、市場からの退場しかないと思う。駿河屋の債権者集会は2014年9月8日。せめて紛糾せず有終の美を飾っていただきたい。

蛇足:
正確な負債額、今回の資産売却額、差し引き負債(または資産)額。資産売却先企業名。「総本家駿河屋」の商標の取り扱いなど詳細は、現時点では全く不明。


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