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2014年08月21日

消防士の政岡則義さん

もうずっと昔のことだけど、燃え盛る住宅の近くだったろうか、川の岸辺であったろうか、泣き叫ぶ母親の姿を見たことがある。見たのはほんの一瞬で、可哀そうで気の毒で、それよりも狂乱した女性が怖くて見ることができなかった。わたしの子供を助けてー

広島市で20日、土砂崩れが相次ぎ、安佐北消防署の消防司令補、政岡則義さん(53)は午前3時55分ごろ、「土石流が発生し、住民8人が危険な状況にある」との通報を受け、同僚3人と安佐北区可部東の災害現場へ向かった。

政岡さんは、父親らしい男性からせめて子供だけでもと、託された男児(3)を抱きかかえ、ほかの住民7人の避難誘導を開始する。そのとき、再び発生した土石流に巻き込まれ、近くにいた男児の母親(42)と3人で生き埋めになった。

午前9時55分ごろに助け出されたが、すでに心肺停止の状態で搬送先の病院で死亡。男児も死亡。母親は負傷で助かった。亡くなられた政岡さんはさぞ悔しい思いをしていることだろう。

命をかけても守りたかった3歳の男の子の命。おそらく、自分の命の最後の最後まで、男の子を守ろうとしていたに違いない。どこぞの誰かが「命とくらしを守る」と言っているが、実際、住民、市民を守っているのは、護民官である公務に就いている方々である。

殉職された政岡さんの仕事ぶりは見事であった。でも思う。政岡さんにもご家族がおられ、日々ご無事を祈っておられたことでしょう。命をかけて仕事に尽力する姿は尊いが、亡くなられた政岡さんのことを考えれば、頭が下がるばかりである。

混乱を極める悲惨な現場、暗闇の中の不気味な音、地響き、振動、倒壊した家屋に閉じ込められた人の助けを求める声。職務を忘れ、逃げたくなったことでしょう。政岡さん、ありがとうございました。あなたのような方々がおられ、何かと批判される公務員ですが今も護民官として、人々からの敬意と信頼を保持することができています。

政岡さん、引き続きあの世でも、ともに亡くなられた3歳の坊やを守ってやってください。謹んで、ご冥福をお祈りいたします。


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