雑学・和歌山

昨日(2014.8.25)、尾花正啓新市長が和歌山市役所に初登庁した。さっそく市長の執務室で仕事を開始した。

言いたくないけど、前任の市長がイマイチだったので、新市長には大いに期待している。ご承知のとおり和歌山市は、懸案山積で、この12年間で改善された指標は極めて少ない。賃金が上がらぬのに市税は上がり、人口の減少、経済停滞などは全国平均を上回る。市の財政事情は悪化傾向に歯止めがかかっていない状況にあり、市職員の士気は上がらぬ。いつ来るかわからぬ「東海」「東南海」「南海」の大地震への対応の緊急性などなど、大変な職責である。

和歌山市民の一部には和歌山市が県の出張所になるのでは、自民、公明、民主相乗りでシガラミが多すぎるのでは、と危惧する声もあるようだ。前職が県土整備部長で、上司が仁坂吉伸知事であったと言って、遠慮しないでいただきたい。知事とは対等の対場で、できないこと、市民にとって有利でないことはノーと言い、県への注文や言うべきことはドシドシ言っていただきたい。

最近はあまり評判がよろしくないけど、世界のオバマ、地方自治は和歌山のオバナさんと言われるような政治家になっていただきたい。誰かさんの雇われマダムで終わらぬように、頑張っていただきたい。

蛇足：失礼ながら、わたしには前市長は和歌山市をどうしたいのか、明確な意志も実行力もお持ちではないように感じられた。それゆえ、県からの有益な提案に対しても、合理的な拒否理由もないのに消極的になってしまったように思う。