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2014年12月02日

日高町の町制施行60周年記念講演会

和歌山県日高町が町制施行60周年を記念して、講演会の講師を乙武洋匡さんにお願いした。テーマは、「みんなちがって、みんないい」というもので、妻と2人の息子との生活、小学校教諭を務めた3年間の日々などを軽快な口調でユーモラスに話されたそうだ。

彼のことをネットでは障害を売り物にしているとかさまざまな批判もあるようだ。でもわたしは、彼をすごい人だと尊敬している。




健常者と呼ばれる人も決して完全ではなく、それぞれ個性を持ち、大なり小なり長所欠点がある。障害のあるということもひとつの個性にすぎない。障害者と呼ばれる人たちがこの国でこの地域で差別や偏見を持たれることなく、共生できる状況、そんな夢のようなことが、この人ならできるのではないかと思う。

「プロ野球の大ファンなので、選手がプレーしやすい環境をつくれるよう球団コミッショナーになりたいという野望がある」と語られたそうですが、わたしは彼のような人こそ政治の世界に挑戦していただきたいとずーっと思っている。

先月11月23日に日高町の農村環境改善センターでの彼の講演会に関する日高新報http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2014/11/post-2891.htmlの二つの記事。これを全文引用して、彼の思いを拡散したい。

乙武さんのメッセージ
2014年11月29日
 16年前、ベストセラーだった「五体不満足」を読んだ。著者は当時大学生の乙武洋匡さん。通常より短い、肘の上までの腕、膝の上までの足を持って生まれた。軌跡を綴った著書はからっと明るく、機知に富んでいる。大変面白かった。興味深いという意味だけでなく、普通に笑えるという意味でも面白かった。それでいて真摯なメッセージが感じ取れた。「障害は不便だが不幸ではない」という、簡潔にして明確なメッセージである

 日高町制60周年記念講演会を取材した。講師は38歳になった乙武さん。著書の印象通り、からっと明るくウィットにあふれる講演だった。明るさの中に真摯なメッセージがあった。「ある人の特徴を一面的に捉えるのでなく、あるがままに向き合い自然な関係を築くことで、世界は豊かになる」。障害のある人と接する時、慣れていないと身構えるが、いろんな面を知って自然に付き合えるようになれば、障害はその人の持つ一つの特徴に過ぎなくなる

 道後温泉で有名な松山市をスタッフと散策している時、スタッフが「時間あるし、足湯にでも行きましょうよ」。「ぼくがそれやったら半身浴になっちゃうだろ」「あっそうでした」と2人で笑ったという。そういうエピソードが次々に軽妙な口調で語られた。さまざまな葛藤もあったのではと推察されるが、そんなことは感じさせない

 小学校教員生活の最後に、クラスの発案で文集を作った。題は「色えんぴつ」。考案の男子は「何十本もあるけど同じ色はない。このクラスもみんな違ってて面白い」。個々の違いを認めようという乙武さんの思いを、子ども達はしっかり受け取っていた。7つの色は混ぜ合わされると真っ黒になるが、一つ一つ生かして並べれば美しい虹ができるのだ。       (里)



乙武さんが日高町で講演
2014年11月26日

 日高町の町制施行60周年記念講演会は23日に農村環境改善センターで開かれ、作家の乙武洋匡さん(38)が「みんなちがって、みんないい」のテーマで語った。妻と2人の息子との生活、小学校教諭を務めた3年間の日々などを軽快な口調でユーモラスに紹介し、「誰にでもできないことと得意なことがある。家庭でも地域でも国際社会でも、ジグソーパズルのように補い合い支え合う心が必要」と訴えた。

 先天性四肢切断で腕と足が通常より短く生まれ、学生時代に体験をユーモラスにつづった著書「五体不満足」がベストセラーとなった乙武さん。現在は2児の父でもあり、まず4歳と6歳の息子について「イクメンという言葉がはやっているが、うちでは逆に幼い息子たちが父の手伝いをする。毎朝電動シェーバーでひげをそったり、携帯電話を首にかけてくれる」などのエピソードを披露。小学校教諭を務めた3年間について話しながら「低学年の子どもたちは素直だから、給食では『先生はどうやって牛乳を飲むんだろう』って興味津々で『ガン見』してくるんです」と、壇上で実際に、頬と左腕でペンを支えて文字を書く動作やペットボトルで水を飲む動作をやって見せ、色紙にサインと名前を書いて会場の子どもにプレゼントした。高学年児童は気を使って障害に触れないでおこうとするのか「『ガン見』から『チラ見』になる」と笑わせ、「4月は驚いた子どもたちも、何カ月か経つうちに慣れてくる。7月ごろ、下駄箱のところでおしゃべりしていた女子たちに靴のサイズをきかれ『先生は靴はかないよ』というと、『あ、そうか』というような顔をした。その表情を見てもう大丈夫だ、自然な関係が築けたと思った。『差別をなくそう』というメッセージがよく使われるが、偏見以上に『慣れていない』ということが壁になる。違いのある人と実際に共に過ごすことが『共生』の近道」とし、「完璧な人なんていない。いびつなピースが集まって1枚の美しい絵になるジグソーパズルのように、苦手なことは補い合い、支え合えばいい」と訴えた。質疑応答で子どもの頃の夢や今後の目標を問われ、「子どもの頃にはプロ野球選手、プロ棋士、アメリカ大統領。プロ野球の大ファンなので、選手がプレーしやすい環境をつくれるよう球団コミッショナーになりたいという野望がある」など語った。

 講演に先立ち、松本秀司町長が町制60周年に当たって「少子高齢化、災害対策など新たな課題に対応しながら、住んでよかったと思ってもらえる町づくりに全身全霊で当たっていきたい」とあいさつを述べた。

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