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2015年02月10日

介護に疲れた

7日夜、札幌市の住宅で71歳の女性が死亡しているのが見つかった。捜査で、女性は窒息死だったことが分かり、翌8日夜、警察は、同居する夫が首を絞めて殺害したとして、殺人の疑いで逮捕した。

死亡した71歳の女性は認知症で、5、6年前から夫の容疑者が介護をしてきたという。調べに対して、容疑者は容疑を認めたうえで、「妻の介護に疲れて首を絞めた。自分も死のうと思った」と供述しているらしい。

このような事件をたびたび目にするようになった。歳を重ねた身には他人事では無いように感じる。不安でもある。それはこの国がより強く自己責任を言いだしてきているからである。地域コミュニティにおける人間関係が稀薄化し、政府は積極的に民を守ろうとはしていない。

いま、我が国では認知症による行方不明のお年寄りが1万人近いという。全国で認知症とみられる人数は、2010年時点で約439万人と推定されている。さらに「予備軍」である軽度認知障害に該当する人は約380万人という。

家を出て「徘徊」したまま所在が分からなくなる認知症の高齢者もいる。NHKが全国の警察に調査したところ、2012年に「行方不明」として届けられた人は約9600人に上った。このうち死亡が確認されたのは351人で、2012年末以降現在まで行方が分かっていない数は200人を超えている。

幸い、厚労省の「身元不明の認知症高齢者等に関する特設サイト」によれば、和歌山県では認知症により身元不明の状態で保護されている人はいない。

介護に関する小説を昨年末読んだ。老いと死は、身近な自分の問題として考えさせられた。この事件を聞き、容疑者は何故にそこまで追い詰められたのか。容疑者には他の方法は無かったのだろうか。またも考えさせられた。

関連:2014年12月24日 ロスト・ケア



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