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2015年03月02日

怒りの鉾先(ホコサキ)

わたしは、かって「大津市立中学2年の男子生徒がいじめによって自殺した事件」について、強い憤りを感じた。それは、集団で自殺に追い込んだ子どもたちに対するのはもちろんであるが、それよりも大津市や教育委員会、それに学校(担任教諭を含め校長等)に対して、その無責任さと不誠実さに、より強い憤りを感じた。

結局、その怒りは100回を超えるエントリを書く結果になった。この事件の後、関係法律も制定され、学校の取り組みも変化してきた。教育委員会制度も、もう少し時間がかかるかもしれないが、きっと変わっていくことだろう。

それで、今般の川崎市の中学1年生いじめ殺し事件である。犯人に対する強い憤りは当然持っている。でも実際のところ、それよりも悲しみの気持ちの方が強く感じられるのだ。加害者も被害者も弱い者たち、あるいは貧しい者たち、社会から虐げられている者たちではないのだろうか。貧困、両親の離婚、ネグレクト、連鎖するいじめ、信頼できない警察や学校、大人たちの無責任さ、あるいは事なかれ主義...

この事件は、単に教育制度の問題ではなく、社会の治安維持、刑罰の在り方、貧困に対する採るべき施策、外国人の受け入れ、地域コミュニティ、有害な情報の垂れ流し等々、社会の在り方について徹底した議論を踏まえ、対処していくきっかけになるべきものだと思う。この事件は、もしかすると多くの人の心が壊れ、社会が腐り始めている兆しを示しているのかもしれぬ。健全で、飲み水のように安心安全がタダで手に入る日本、そんな日本があぶない、そう思わせる事件だと思う。

13歳で殺された少年。彼の仇を撃つのはこの社会を少しでも良くなるように変えることだ。我々おとなが、地域社会が子どもたちを徹底して守り通す。そんな地域社会こそが今求められているのではないだろうか。上村遼太くん、君を守れず、ごめん。怖かっただろう、辛かっただろう、悲しかっただろう... どうか安らかにお眠りください。ご冥福を心からお祈りしています。


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