雑学・和歌山

わが国際緊急援助隊は、予定より１日遅れの２８日、首都カトマンズに到着。ネパール有数の観光地、ハヌマン・ドカ（旧王宮）で、がれきの下敷きになったとみられる人の救出活動に着手した。


出典：毎日新聞

昨年の11月27日、国連が2014年における最貧国に関する報告書を発表している。アジアでは、ラオス、ネパール、イエメンなど9カ国が最貧国にあがった。←livedoorニュース

その貧しい国ネパールで、人口のおよそ３分の１に当たる８００万人に上る人たちが住宅の倒壊などで被災したという。

広大な山岳地帯に点在する村々の被害の全容はまだ把握できていない。生き埋めになった人の生存率が急激に下がるとされる発生後７２時間が過ぎた。首都カトマンズでは救出活動が続くが、がれきの撤去は手作業が中心で、人数も不足。作業をぼうぜんと見守る被災者の姿が目についたとの報告がある。

一刻も速く、一人でも多くの人命を救わなくてはならない。専門家は、「ネパールはこれから雨季に入るため、大地震で緩んだ斜面が大雨で崩れることが心配される」と言う。今、わが国際緊急援助隊はネパールで懸命の救助活動を続けている。