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2016年02月09日

津波速報メール誤送信の疑問

1月1日14:08と15:15の二度、エリアメールで津波発生の警報があった。結局、誤報であったのだけど、その原因について、「知事からのメッセージ」で次のように説明している。

今回の誤配信の原因は、この和歌山県津波予測システムは海面の異常浮上を感知した時に津波を感知するのですが、海面変動の基準となる今年の理論潮汐データを県において入力していなかったため、通常の潮汐変動をすべて津波と判断したことによるものであったと判明しています。

さらっと読むとそんなものかなと思うのだが、この説明では以下のような疑問が生じてくる。

1「通常の潮汐変動をすべて津波と判断し」ならば、1月1日の午前零時に警報が出されたはずではないのか。
和歌山県 和歌山市 湊青岸 潮汐観測資料 速報値 和歌山 (WAKAYAMA)
気象庁 潮位表 和歌山(WAKAYAMA)

2「システムは海面の異常浮上を感知した時に津波を感知する」のではなくて、「異常な干満が生じたときに津波を感知する」システムだと思うのだが...

因みに、1月1日の誤配信を出した14:08は、満潮時(10:50頃)から17:12の干潮時まで潮は浮上ではなくて、潮が引いていく時間帯であったのだから。

このような疑義があり、ちょっと調べてみた。以下は推測も含めた誤報の原因である。

まず第一は、このシステムが昨年導入されたものでスタッフが不慣れであったことや運営体制が安定していなかったことを理由にあげることができよう。

次に、このシステムが世界標準時でデータ管理されていたものと推測でき、日本標準時との誤差9時間を考慮すると、1月1日午前9時が世界標準時の午前零時になる。この日本時間での午前9時は和歌山ではほぼ満潮時である。

この時点では異常は生じていない。つまり、満潮であったが幸いにも、標準潮位から50cm以上潮位が上がらなかったのだと思う。しかし、干潮時の14時ころ、潮位が50cm以上も下がってしまった。システムは、この異常を認知して警報を発した。

したがって、システムそのものの欠陥ではなく、まさに職員のミスによるものであった。単に、干潮満潮等の補正データを入力しておけば、良かっただけの話である。できれば、串本沖の潮位測定装置から送られてくる潮位の値を公表すればどうだろう。ちなみに、湊青岸等の潮位データは公表している。

参考:和歌山津波メール誤配信「平穏破った」知事陳謝
蛇足:このエントリは先月の知事コメントの後に書いたもので情報に間違いなどがあるかもしれません...


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