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2016年08月01日

選挙は民主主義のキモ

都知事選が終わった。先の参議院選挙と同様に消去法で小池氏が当選した感が強い。候補者を比較すると、この人がまだマシかなぁという感じ。

選挙の結果は予想のとおり。でも、今回の都知事選はかなり面白かった。というか、選挙制度は、民主主義を支える根幹的な制度だと思った。

鳥越さんという方がどういう人間であるかということがなんとなく分かった。宇都宮さんが最後まで彼を応援しなかった理由もわかった。それに宇都宮さんの支援者が泣いた理由も良く分かる気がした。

鳥越さんの女性問題が週刊誌で報じられた。こんなときに10年以上も前の話を、選挙妨害だと陣営は批判した。でも、鳥越さんが立候補していなかったなら、被害者サイドもそのような事実を週刊誌に提供することも無かっただろう。

そんな酷い人間が都のリーダーの選挙に立候補するなど許せなかったのではないだろうか。

噂されていた「東京都のドン」「伏魔殿トウキョウ」の事実も明らかになってきた。高校を中退し、若い頃反社会勢力に関係していたのではと噂される人物が都の実権(お金と人事権)を握り続け、いじめにより都議会議員を自殺に追い込んだという証拠の遺書さえ猪瀬元知事から公開されてしまった。

そして、自民党の推薦候補者が告示直前に東電の社外取締役を辞していたこと。過去の行政実績が言われるほど良くないという意見、過去には東京一極解消を訴えていたこと。さらに問題はその取り巻きというか、応援団が酷かった。とくに、自民党都連の組織締め付けの通達、石原親子の贔屓の引き倒しのごときスピーチ。

このようなことが選挙を通じてわかってきた。それにしても、大島の皆さんには消費税を5%するという公約、森進一さんや加藤登紀子さんなどの歌手を呼び、歌を歌ってもらうなど、少し公選法の疑義があるような選挙活動も見られた。

もちろん、当選した小池氏にも政治資金の問題が指摘されている。まぁ、この人こそ政治家だという人物は見当たらないね、人間として、この人はまともだと思う人に投票するほかないのだろうか。

これから、政党推薦のなかった小池氏が当選したことから、与党野党ともに責任問題が話題になるのかな。

選挙結果:
小池氏は290万票、増田氏180万票、鳥越氏は135万票、上杉氏18万票、桜井氏11.4万票


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Posted by ecell at 09:22│Comments(0)行政
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