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2010年03月26日

中学英語で感動を!

この英文は「2003年度長野県公立高校入試問題」のひとつです。この英文のストーリーが泣ける話で、試験場で泣いてしまい試験問題が解けなかった生徒さんもいるのじゃないかと心配してしまいました。

中学英語のレベルで読めます。わからない場合は拙訳を見てください。できれば、英語のままで感じ取ってほしいですけど。

それじゃ始めます。次の英文は,南アフリカ共和国に住むフレッド( Fred )さんが,小学校時代に出会ったエイズ( AIDS )患者のクラスメート,ネルソン( Nelson )さんについて書いたものです。

My friend Nelson had a dream.

When I was a fourth-year student, a boy called Nelson came to study in my class. In his self-introduction, he said he had AIDS. It was a big surprise to us. We felt sorry for Nelson, but no one talked to him. He was always alone in the class.

One day everyone in the class had to make a speech. Nelson talked about his dream. He said, "I was born with HIV and now I have AIDS. Do you know there are many children like me in the world? They need friends just like you all. If people have a better understanding of HIV and AIDS, those children can live a better life. I'd like to work for the children with AIDS in the future."

I was moved by Nelson's speech so much that I decided to talk to him. In the next class, I sat next to him.

During the class I said to Nelson, " Do you have a pen ?" Nelson gave me a big smile and said, " Here, please use it." This was the beginning of our friendship. We often played together and soon other students began to play with us.

Five months later, it became difficult for Nelson to come to school because his disease got worse. On his birthday, each student in our class wrote a card to encourage him. I brought the cards to Nelson and read them to him. When I finished reading, he said, " It's very nice to know I am not alone."

Then he showed me a pen and said, " Do you remember this ? This is the pen which I lent you when you first talked to me. You had your own pen at that time. didn't you?" He was right. I had my own pens with me then. He said, " This pen gave many friends to me. Will you keep this pen for me?"

Now I keep that pen with me. When I see it, I always remember my good friend and his words.

※( 注 ) self-introduction 自己紹介  surprise 駕き  alone 孤独で was born 生まれた  HIV ヒト免疫不全ウイルス friendship 友情  disease 病気  worse badの比較級 encourage 励ます  lent lend(貸す)の過去形

ねぇ、良い話だったでしょう。そして少し悲しくなったでしょう。こんな文章で英語を勉強できたなら、きっと英語の勉強もはかどるでしょうね。

以下は拙訳です。僕の友達ネルソンの夢(直訳:僕の友達ネルソンは夢を持っていた)

 僕が4年生のとき、ネルソンという名の男の子がクラスに編入してきました。彼は、自己紹介で自分はエイズだと言いました。僕らはとてもびっくりしました。クラスのみんなは、ネルソン君がかわいそうだと思っていましたが、誰も彼に話しかけることはありませんでした。彼はいつも一人ぽっちでした。

 そんなある日、クラスのそれぞれがスピーチをすることになりました。ネルソン君は自分の夢を話しました。「僕はHIVをもって生まれてきました。そして今はエイズに冒されています。みんなは知っていますか? 世界には僕のような子供がたくさんいることを。彼らはみんなと同じように友達が必要なのです。もし、人々がHIVやエイズについてより正しい知識をもっているなら、これらの子供たちはより良く生きることが出来ます。僕は、将来エイズにかかった子供たちのために働きたいと思っています」

 僕はネルソン君の言葉に心を動かされました。だから、彼に話しかけることを決めたのです。次の授業で、僕は彼の隣に座りました。

 授業中に、僕はネルソン君に「ペンを持っているかい?」と話しかけました。ネルソン君はにっこりと微笑み、「ああ、これを使って」と言ってくれました。これが僕と彼との友情の始まりだったのです。僕たちはよく一緒に遊びました。やがて他の友達も僕たちと一緒に遊び始めました。

 5ヶ月が過ぎたころ、ネルソン君の病気が悪くなり、学校に来ることが難しくなりはじめました。彼の誕生日に、クラスのみんなで彼を励ますカード(日本なら寄せ書き)を書きました。僕はそれをネルソン君に届け、彼のためにそれを読みました。僕が読み終えたとき、彼は言いました。「僕は一人ではないってことがわかるってこと。本当にうれしいよ」

 それから、彼は僕に一本のペンを見せました。「これ、覚えている? これは君が僕に最初に話しかけてくれたとき、君に貸したあのときのペンだよ。あのとき君は自分のペンを持っていたんじゃない!?」そのとおりでした。あのとき僕は自分のペンを持っていたのです。彼は言いました。「このペンは僕にたくさんの友達を与えてくれた。ねぇ、僕のためにこのペンをずっと持っていてくれないかなぁ」

 僕は、今もこのペンをしっかりと持ち続けています。そして、これを見るたび、いつも彼と彼の言葉を思い出すのです。

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この記事へのコメント
お邪魔しま~す
3行目から既にうるうるきてました(*´;ェ;`*)

英語が割と得意な私の息子でありながら3学期の英語成績2という
恐ろしい事実が我が家にあるのですがMy friend Nelson had a dream.読ませてみようかと思ってます 無理かなぁorz
Posted by じょっぷ at 2010年03月27日 03:09
じょっぷさん、コメントありがとうございます。
英語は、数学と同様に学校での中心科目で、確か来年4月から小学校でも必須科目になるんでしたよね。
経験からですが、学校の成績と実力は違うと思います。学校での成績を上げるには、学期末テストなどの試験範囲だけを徹底して勉強(結局は暗記)すれば、すぐに学年でトップクラスに入れると思います。成績は、本人のモチベーションが一番大事で、実力向上は英語を楽しむ気持ちの方が大事かなぁと感じています。何でも楽しいければ続きますしやりがいも持てますから^^
Posted by ecellecell at 2010年03月27日 09:52
私が中学生になって思ったことを思い出してみたのですが
学校の成績が悪いと先生達も何となく自分に興味がないような気がして 解る子だけに授業してる感じで 自分じゃどうすりゃいいか解らなかった。
学校でそんなだから 塾に行っても 更に授業のスピードが早く
ついてけなかったw
自分でどうすればいい と解ったのは 高校に入ってからでした。
標準が相当低いレベルの高校だったので この仲間になりたくないという負けず嫌い精神ですwww


楽しいと思わせる事が大切なんだと自分の過去で解っているけど
私の場合負けず嫌い精神だけで何とかやってきたので
具体的な術が解らない。  もうこの春から息子は中2なのに
一体どうなることやらで・・・・・

すみません<(_ _)>愚痴みたいになっちゃってorz
Posted by じょっぷ at 2010年03月28日 02:09
いま、いじめとか不登校ひきこもりとか虐待とか子供たち弱者が大変生き辛い状況にあると思います。またそれ以上に子育てや介護は大変だと思います。
わたしは子供には原則放任主義でしたが、幸いまともに育ってくれました。負けず嫌い精神も持っているようです。でも、子供って本当にかわいいですね。5歳までに親孝行の限りを尽くしてくれたって思っています。
Posted by ecellecell at 2010年03月28日 11:17
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