雑学・和歌山

けやき大通りの再生に興味を持っている。検討状況などについて、2度ばかり関連記事を書いた。その後、県のホームページで資料が公開されていたのをみっけたので、読んでみた。

これらの資料を斜め読みしただけだけど、和歌山に関する将来計画には、いつも中心市街地や商店街の活性化という課題が潜んでいることに気づく。単に道路問題を論じるのではなく、如何にすれば既存の商店街が活性化するかという視点である。

現在、ぶらくり丁や美園の商店街は寂れている。行政が力を入れても肝心の商店主の多くがやる気をなくしているように感じる。水を飲む気もない馬を無理やり水場に引っ張っていくような努力をしているようにも感じる。こんなことに貴重な市税をつぎ込んでいいのだろうか、という気も少ししている。

もちろん、市街地の活性化は望むところである。でも、なんだか間違った手法を採り、あさっての方向に向かっているように思うのである。

さて話は戻り、けやき大通りの検討状況である。「けやき大通りをどうするの？」等で書いたとおり、様ざまな意見が出されており、委員の皆さんがたのけやき大通りを良くしたいという思いが伝わってくる。

これから最後の詰めに入るようだがどのような結論になるか楽しみなことだと思っている。先の記事「どうなるの？けやき大通り」でイメージ図がないと書いたが県のホームページ(資料５ 道路空間の利用計画案)で簡単なものを見ることができる。

　代替2案イメージ図

参考
けやき大通り再生検討委員会
第１回委員会資料（平成22年6月30日）
第２回委員会資料（平成22年8月24日）

けやき大通りをどうするの？
どうなるの？けやき大通り