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2010年10月23日

熊本方式

毎年30万頭を超える犬猫が自治体によって、捕獲され、持ち込まれ殺されています。食物生産のためのと殺(屠殺)とは異なり、人間にとって最も身近な動物である犬・猫が飼ってくれる人がいないという理由だけで殺される。この殺処分は、獣医師も含めて携わる職員への精神的苦痛が非常に大きいといわれている。

しかし何故、毎年30万頭(犬は年間約10万頭)なんだろう。経済学的にはそれは供給過多であるからと言える。ペットショップやブリーダーで、親犬はひたすら交配させられ、子供を産みつづけている。

利益を得るための無理な繁殖で、母親は子宮に異常が出ることも多く、また、子供は先天性の疾患が出ると聞く。生きて子供を産めさえすればいいという状態でケージに閉じ込められている場合が多いらしい。

もちろん、飼い主自身の病気や死亡という真に止むを得ない理由のほか、高齢のため人間で言うところの認知症になってしまった老犬や老猫を飼い主が世話をし切れなくなったという理由で処分されることもあるだろう。

何故、行政が生産者側の尻拭いをしなければならないのか。
ペットショップやブリーダーが繁殖させた子犬たちを売れ残ったということで、自治体に持ち込まれて殺処分するというシステムは廃止されなければならない。また、飼い主の都合によって飼うことができなくなったならば、別の飼主を探すべ努力をさせなければならない。それでもどうしようもなければ、獣医師に依頼して安楽死を求めるのも許されるかもしれない。

熊本市動物愛護センターは、ペットブームのなか犬・猫の殺処分ゼロを目指してがんばっている。下記の動画のコメント欄に「熊本の人は優しい人ばかりだね。熊本県民として誇りに思うわ」、「熊本市民として誇りに思います」と書き込まれていた。全くわたしも同感です。わが国においても可能な限り動物の命を守ろうとする動物愛護センターがあることを誇りに思います。

しかし、このような市民の善意を前提にした努力で全ての問題を解決することができるのだろうか。やがて最悪の場合、悪辣なペットショップやブリーダーに対する行政サイドの徹底した規制が必要になってくるかもしれない。とても残念なことだけれど、そう思った。

「嫌われる行政になろう」熊本市動物愛護センター





動物愛護センターの苦闘:命の選別
http://www.youtube.com/watch?v=JngTmrGG7fs&feature=related

この問題は、一部の非常識な飼い主だけが原因で生じてる問題ではなく、生後2ヶ月以内の子供に対する圧倒的な需要というこの国に住む人たちの嗜好とそれに応える業者側の過剰な供給にあるのではないだろうか。むかし、夜店で色づけされたヒヨコが売られていたことを思い出す。あのヒヨコたちの命はどうなっただろう。鶏になるまで育つことができただろうか。

可愛いから飼うのではない。飼うことを選んだ限り病気になっても醜くなっても老いぼれても死ぬまで面倒をみる。わたしが飼い主ならそうしたいし、そうであらねばならないと思う。


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