雑学・和歌山

数年前、大阪の阿倍野区民センターのトイレで、「トイレットペーパー持ち帰らないでください」という貼り紙を見た。びっくりした。はじめは冗談だろうと思ったが、よくあることらしい。

大阪はアジアの混沌を体現しているという評論がある。我が国において、治安の悪さが際立っている地域でもある。今や、自転車盗はワースト２であるが、以前から掻払いひったくりなどが多発する犯罪都市でもある。

その南部の泉南も決して治安が良いとは言えない。岸和田の祭りであちら系の人たちがしきっているのが問題になったり、JR阪和線や南海本線のDQNぶりもよく話題になる。

言うまでもなく和歌山市は大阪に隣接している。少し前、泉南の連中が和歌山狩りと称して和歌山県民に無差別に暴行して逮捕される事件があった。

そういう地勢的な理由（それだけではないかもしれないけど）で、和歌山も決して柄がよくないし治安も良いほうではない。

昨日、街を散歩していたら、面白い看板が眼にはいった。



空巣ひったくりは許さない。当たり前のことである。面白いのは、「この街で」と書かれていること。つまり、この街では許さないが、他の街、きっと大阪を指しているのだろう、では許されると読めることである。しかし、どこの街でも空巣ひったくりは許されないだろう。

この店で万引きは許さないもやっぱり可笑しいだろう。大阪であろうが和歌山であろうが、どこの街でもどこのお店でも犯罪行為は許されないのは言うまでもない、と思う^^

関連：和歌山の治安