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2011年10月13日

人生案内

読売新聞の人生相談をときどき読む。増田明美さんの回答が好きだと言うことは既に書いたとおりである。昨日の新聞に次のような相談があり、精神科医の野村総一郎さんが答えられている。

自分の余命 娘に言うべきか
60代無職男性。妻と別れてから、高校1年生の娘と2人で生活しています。私の病気のことを娘に伝えるかどうか、悩んでいます。

私はがんが転移し、主治医から先日、余命宣告を受けました。私の弟などはそこに同席して説明を聞きましたが、娘はこの事実を知りません。

娘は私の病気については承知しており、「家事は一切しなくていいから、私が大学に行くまでは元気に生きてほしい」と言います。その度につらくなります。

いっそ全てを告白して、娘にしっかりと現実を受け止めてもらいたい。そう思う一方で、父親っ子として育ってきた娘の気持ちが一気に崩れはしないかとも悩みます。生活保護を受けるほどの苦しい生活で、娘には服の1着も買ってやれませんでした。これ以上、娘に気苦労をさせていいものかと考えてしまいます。(大阪・Y男)


これに対して、以下は回答文の前文の一部です。

涙で目が曇り、不覚にもこの手紙を最後まで読み通すことが困難でした。あなたの娘さんに対する深い愛情、2人で一生懸命に生きて来られた人生が胸に迫ったからです。あなたは娘さんに洋服を買ってあげることはできなかったかもしれませんが、愛の人生を確かにプレゼントした。それがありありと伝わります。


ここまで読んで、先の相談文はもっと長く、離婚のいきさつ、娘との日々の暮らしなど詳細が書かれていたのだろうと推測できる。だからこそ、回答者は「涙で目が曇り、不覚にもこの手紙を最後まで読み通すことが困難でした」と書かれたのだろう。

わたしは、「人生案内」はその人の人格であると思って読んでいる。相談する人も答える人もそうである。限られた字数の応答のなかで、できるだけ想像しながら読む。

そうすると、ささやかな心配事や深刻な問題のなかから一所懸命に生きている人たちの姿が浮かび、感動させられることが多い。

以前、3月のあの地震で敬愛する「祖母を置き逃げた私」についての人生相談について書きました。

このときも、彼女の気持ちを想像してもらい泣きをしてしまいました。ところで、わたしは情報を新聞とネットから得ています。でも、知ることの出来る情報は限られています。

最近では、九州大学で準教授が管理している青酸カリが紛失してしまったと報道されました。しかし、その後準教授が青酸カリの置き場所を勘違いして紛失したと思い込んでいたことがわかりました。青酸カリはいつもの場所に置かれていたのです。

通常は、ここで話は終わるはずです。しかし、この準教授は自死してしまいます。なぜか?

学長等の管理職、所属の教授等に責められたのか。いろいろ想像できます。辛かったのだろうな、と。でも、ひょっとすると、この事件は、彼の勘違いではなく、誰か彼を怨むものの仕業ではなかったのか。はたして、通常ひとはこれぐらいのことで死を選ぶだろうか。わたしには疑問が残っている。


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