雑学・和歌山

和歌山は、各種の調査において最下位に位置することがときにある。今回は男女共同参画推進に関する条例の制定状況に関する国の調査において全国最下位の記録を残してしまったことが明らかになった。

2012年3月9日 読売新聞報道

男女共同参画推進に関する条例の制定状況に関する国の調査の結果、県内の３０市町村がいずれも同条例を制定しておらず、条例制定の進展度としては全国で最下位だったことを和歌山県は明らかにした。条例を制定している市町村ゼロは全国の都道府県で唯一だった。

中核都市である和歌山市さえも制定していなかった。同市議会事務局に聞いたことがあったが、国で言うと立法府に当たる和歌山市議会はかって（今も）議員提案条例はゼロであるらしい。もっとも、市行政側から提案できない議員定数関係条例を除いての話だが、その条例も法に反する状態が続き、全国でも最後になったと言う。

わたしは、このような和歌山においては議会は必要だが、専任的かつ職業的な議員は必要ないと思っている。普通の市民が選挙を経て、生業を営みつつ必要に応じて議会に出席し審議する程度でよいと思う。もちろん、報酬は日当制にする。

かりに、民主主義から見て議会制度上好ましくないと言うならば、せめて一本ぐらい議員提案条例を提出して欲しい。選挙当選と利権斡旋だけを考える政治屋になってはいけない。政治家であって欲しい。プロであれば、よく勉強して住民のため政策（条例）を一度ぐらいは提案して欲しい。我が市議会の歴史において唯一議員提案された条例として記憶される名誉を持つことができるぞ^^