雑学・和歌山→記事一覧 投稿した記事が増えてきましたので目次と要約のサイトにリンクしました(2010.4.3)。画像も増えてきましたので、雑学・和歌山 MY ALBUMにリンクしました(2011.2.12)。

2012年04月29日

和歌山県人口が16年連続減

和歌山県調査統計課は、今年(2012年)4月1日現在の推計人口が、98万9983人(男46万5352人、女52万4631人)で前年同月に比べて7,138人減少したと発表した。

すでに数年前から国勢調査などのデータをもとに国立社会保障・人口問題研究所などが、2000年と2050年の各都道府県の人口を推計・比較した結果を公表している。

たとえば、秋田、和歌山、青森の3県については、2035年の推定人口がそれぞれ2000年比42・7%、47%、49・3%と半分以下になる。その他、岩手、山口、長崎、島根、山形、高知、新潟、愛媛、奈良、徳島、福島、宮崎、鹿児島までが、2000年比で50%台に低下するという。和歌山県は16年前から人口が減少しているが、2025年からはすべての都道府県で減少が始まると推定されている。

国レベルでみると、人口のピークは2004年12月の1億2783万人。その後は年々減り続け、2009年現在で1億2751万人。これが2030年には1億1522万人、2050年にはついに1億人を切り、2070年代に、日本の人口は7000万人を割ると推計されている。

だからある意味、和歌山県は、国に先駆けて順調に少子高齢化社会を目指していると言うことである。和歌山県の推定人口は2035年で50万人を切ることから、2070年代には、30万人台になっているかもしれない。

おそらく、このような人口激減社会において、現行の社会保障等を維持しようとするならば、消費税率は40%にも達するかもしれない。そもそも、高齢者が4割に達し、労働人口が激減(半減近く)するなかで、それでも現在と同じような社会を維持しようとすれば、現在の生産効率を2倍近く上げなくてはならない。多くの学者はそれは不可能だと断じている。

しかし、それを断定することは正しいだろうか。機械化、自動化など創意工夫の限りを尽くして生産性を伸ばしていけば不可能だとは断定できないのではなかろうか。

かって75年前の1930(昭和5)年、日本の人口は現在の約半分6445万人だった。ただ問題なのは、近未来がそのときの人口構成とまったく異なっていると言うことだ。圧倒的に若者や子供が少ないのだ。人口構成が逆ピラミッドの形状になっているのだ。

このような問題は、わが国だけの問題ではない。すでにロシア、フランス、ドイツなどの先進国でも深刻な問題となっている。ドイツは移民政策をとってこの問題に対処しようとしたが、まったくの失敗といってもよいだろう。治安不安、行政コストの増大など、一部社会の崩壊の兆しさえある。

この問題の解決に向けた特効薬は無いだろう。和歌山市の中心市街地のシャッター通り化はこの問題とリンクしている。都市行政が唱えるコンパクトシティは間違っていない政策であると思う。しかし、これは唱えるのは簡単だが、実行が難しい。人口減少と急激な少子高齢化のもと、廃屋、廃村(限界集落を含め)などの対応、公共施設の配置、インフラ整備などの問題がある。知恵と工夫による生産性の向上、コンパクトでスリムな行政はじめ、簡素で効率的なンシステムへの移行切替え、増大が見込まれる医療・年金・生活保護等セーフティネット維持のための公平で妥当な財源の確保。今まさに時代に適応した正しい政策が求められているのである。それは、国家も地方自治体も同様である。


同じカテゴリー(行政)の記事画像
美しき虐殺者の死
安倍昭恵夫人のユーモア
なんか自民党、感じ悪いよね
森友学園籠池泰典理事長の国会喚問
雑賀鉄砲集?
全国学力テスト、2教科で全国最下位
同じカテゴリー(行政)の記事
 慢心、驕りの安倍内閣 (2017-06-10 12:47)
 介護に疲れた夫死ね (2017-05-07 11:20)
 あんたクビって言いたい (2017-04-28 08:25)
 喜劇かご池劇場 (2017-04-02 10:25)
 美しき虐殺者の死 (2017-03-31 10:47)
 籠池理事長の証言は真実か (2017-03-29 11:14)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。