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2012年05月23日

中日新聞と「南京事件」

新聞にもいろいろありますが、ブロック紙でのNO1は中日新聞(名古屋市)です。東海地区で最大の発行部数を有しています。中日新聞東京本社が発行する日刊一般新聞である東京新聞などを含めた発行部数は約355万部にのぼり、3大紙の毎日新聞(383万部)に肉薄する部数を誇っています。

つまり、中日新聞は、日本経済新聞・産経新聞を上回る日本第4位の全国紙と見なすこともできる大新聞です。この新聞が、ちょっと古い情報(2012.5.12)ですが、社説で名古屋市の河村たかし市長の「南京事件」否定発言を「友好都市が公の交流を停止し、記念行事や経済活動にも影を落とす。苦しい釈明ではなく、素直に撤回できないものか」と歴史認識より友好のほうが大事と批判しています。

これに対して、有識者でつくる団体「河村発言を支持し『南京』の真実を究明する国民運動」(代表・渡部昇一上智大名誉教授)が寄付を募り意見広告を掲載しようと、広告代理店を通じて中日新聞側に掲載を打診しました。4月10日に見本刷りを送り、同19日にメールで「掲載の了解」を得たとのことです。ところが、その後、代金や掲載日などの交渉が行われ、広告の最終送付が約1週間後に迫った5月2日、突然、中日新聞側から「掲載できない」と通告されたといいます。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120512/edc12051201300000-n1.htm

いわゆる慰安婦問題、南京事件などの歴史問題については、さまざまな見解があることを踏まえた上で、議論が広がることを期待するという視点は重要です。過去において、一部の学者、ジャーナリストや作家たちの書いたことをもう一度検証し、何が事実なのかを議論することが隣国との関係からもとても大事なことだと思います。

わたしは、明治以降のわが国の外交はその時代のなかでほぼ最善を尽くしてきたのではないかと思っています。ただ、昭和期の松岡外交は世界認識を誤ったと感じています。半島を含む大陸政策についてももっと謙虚に他民族の誇りを勘案しながら欧米(列強)からの侵略を防ぐべきだったのかもしれません。民間レベルではそのような活動(孫文への支援など)もあったようですが、わが国政府は当時そんな財政的余裕など無かったと思います。しかしながら、近代世界史のなかにおいて、わが国が本格的に西洋と出会った16世紀から今日までの政策は一貫して列強からの侵略との戦いであったのは事実であります。

豊織、江戸、明治時代の先人は欧米諸国の本質(一神教、弱肉強食と人種差別など)を見抜いていました。残念なことに大正、昭和の政治家はそれを知っていながら、結局は破滅への道を選択してしまいました。もちろん、今はもう昔のようなナマの帝国主義は終わったように思いますが、ハゲタカ資本主義、博打資本主義、覇権主義という言葉で表されるような凄まじい国家(民族)間競争は続いています。それは、情報戦であり、心理戦です。

わたしたちが道を誤らないためには、情報を公開しさまざまな議論を戦わせることは必要で不可欠なことだと思います。youtubeを観ていて、ある人がある歴史認識について発言した学生に対して言った言葉が記憶に残っています。「君には歴史を語る資格が無い」

この言葉は、わたしに旧軍部が驕っていた時代の「問答無用」を思い起こさせました。言論の自由は絶対に尊重しなければなりません。政府批判、政策批判、学説(通説)への批判等。どこかの国々のように言論の自由が奪われることの悲惨を招いてはいけないと思いませんか。それ故、中日新聞の「南京事件」に関する名古屋市の河村たかし市長への批判を尊重するとともに、有償での反論広告掲載の拒否を批判します。


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