雑学・和歌山

大津市内の中学校で凄惨な事件が起こった。これは、いじめの範疇をはるかに超え、はっきりと犯罪であると断定できる。現在、警察は裏付け捜査中である。

そして、大津市ではもうひとつの犯罪が進行している。その眼に見えない犯罪は不作為犯である。薄笑いをしながら言い訳けばかりする教育長、的外れな対応の校長、保護者会に出席し、事実を述べ哀悼の意を表すべきであった担任教師たち。彼らの行為は、犯人の隠匿、証拠隠滅、さらに言えば自殺幇助の疑いさえある。彼らが教育公務員という身分に守られ、不作為をし続けるのであれば、大津市民はこれを見逃してはならない。

これを見逃すことは、いじめ(校内暴力)を見ていながら、止めない教師たちと一緒である。先日の保護者会で、ひとりの父兄から人の命がなくなっているんだ、まず黙祷するべきじゃないか、と指摘され、座ったままで黙祷しようとした教育長たち。立てよと父兄に言われ黙祷するとは、あなたたちは教師以前に血の通った人間ではない。頭にあるのは自己保身と退職金のことばかり。校長も然り、生徒たちへの謝罪は学校の信用を損ねたことが一番ではない。ひとりの生徒の命を守れず、多くの生徒を今も苦しめていることがもっとも悲しむべきことではないのか。

良識ある大津市民よ。恥ずかしくはないか、このような教育者たちがいることを。何故、このような人を更迭しないのか。教育者、誠意の在る無しという以前に、彼らは犯罪の当事者ではないか。彼らの立場は、いじめ(校内犯罪)を認知していても、そうとは言えないのだから。

早急に、大津市の教育の責任者を更迭するべきではないだろうか。大津市民の良識を信じたい。教育委員会全委員を解職するべきであろう。やがて、校内での犯罪者を警察が逮捕するだろう。しかし、関係する教師、犯罪等を蔵匿、隠滅した連中にも懲戒をするべきではないだろうか。少なくとも、解職は当然のことであろう。