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2012年07月24日

キャンパスポリスの導入

わが国の教育問題は深刻です。
いじめ・学級崩壊・先生の犯罪・お受験の過熱化・子供や先生の自殺など、日本の教育はおかしくなっていると日ごろから疑問に思っていました。そして、今回の事件です。

これらの問題の本質は何なのか。考えてみますと、学校内での暴言、暴力、非常識の横行の原因には幾つかの要因があると思います。躾教育、倫理教育の欠如を指摘する声もあります。が、大きな原因のひとつは、大津の教育委員会等を見ればわかるとおり教員の質低下、生徒を叱れない仕組み、やる気のある先生を処遇しないシステムだと感じます。そして、犯罪のハードルを低くし犯罪者を拡大再生産する少年法。さらに、悪ふざけをする少年たちを注意できない無気力なおとなたち。そのような事実を学校に伝えても、迷惑がり事なかれで済まそうとする学校側。犯罪捜査の担当部局である警察でさえ動かない現実。そのような教育を取り巻く社会システムの欠陥が「完全に大人を舐めきっている」子供たちをつくっているのだと考えます。

アメリカの学校などでは校内に常時待機するキャンパスポリスというものがあるそうです。パトカーで巡回していたり、自転車でキャンパス内を回って犯罪を抑止し、その早期発見に努め、学校の安全と治安を保っています。これは、アメリカだけではなくカナダとスリランカにもあるそうです。

ここまでいかなくとも、学校内に1日一回警察が顔を出すだけでも違ってくると思います。学校という空間は、現実社会の一部であるということを、先生、生徒たちに日々認識させる効果があります。学校は、無法の特別区域、治外法権ではないということをまず、先生と生徒たちに教えることから始める必要があります。

わたしは、大津市の教育委員、委員会事務局と教職員に嘘をついてはいけないこと、ごまかしたり、怠けたり、ズルをしてはいけないことなど人として大切なことをもう一度勉強してもらいたい、と思っています。


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