雑学・和歌山→記事一覧 投稿した記事が増えてきましたので目次と要約のサイトにリンクしました(2010.4.3)。画像も増えてきましたので、雑学・和歌山 MY ALBUMにリンクしました(2011.2.12)。

2012年07月27日

日本人はいじめが大嫌い

わが国には「判官びいき」という言葉がある。源義経を薄命な英雄として愛惜し同情すること。転じて弱者に対する第三者の同情やひいきのことを指す。日本人の心の中にある優しい心情のひとつである。

いじめは、周知のとおり「弱いものいじめ」であり、かって、わたしたち日本人が一番嫌いなことであった。小林一茶の俳句にある、「やせ蛙負けるな一茶ここにあり」などは典型的な弱いものへの応援歌であろう。

もう覚えている方も少ないだろうが、高校野球の池田高校のさわやかイレブンも弱小チーム(11人のチームだったが実際は強かった)だったからあれほどの応援になったのだろう。ずっと昔、日本人は弱いもの、か弱きものたちを愛してきた。大切にしてきた。

典型的な映画ストーリは、最後に凶悪な奴を退治して弱者が勝利する。この間、主人公は不条理や暴力に耐え忍ぶ、そして最後にひとり巨大な敵に立ち向かう。ほんとうに日本人は、大勢の人数で弱いものをいじめることが大嫌い。だから、このような映画を観てすっとした。

今般の大津のいじめは三人がよってたかって弱いものを徹底的にいじめた。わたしたち日本人が一番憎むことである。加えて、強者である教育委員会、教師、警察官たちも敵であった。これは許せないと思ったのは、日本人として当然のことであった。

わたしは、今回の一連の動向を日本人がまだ大切なものを失っていないということを示したものと安心している。いじめ殺されたこどもがあまりにかわいそうと思う気持ちは日本人として健全である。そう思っている。

しかし、かわいそうだから悪い奴を攻撃するだけでは、気分は幾らかすっとするかもしれないが、何も生まれてはこない。ここは感情を抑え、このようなシステムを変えていく段階に進まなくてはいけないのではないだろうか、と思うのだが...


同じカテゴリー(大津市いじめ問題)の記事画像
根性焼き
大津市の校内犯罪は
同じカテゴリー(大津市いじめ問題)の記事
 大津市いじめ問題は終わっていない (2013-04-03 22:40)
 大津市の第三者委員会報告書 (2013-02-01 09:13)
 より良くなるのか教育制度 (2013-01-25 19:51)
 大津市の校内犯罪の捜査状況 (2012-12-22 18:08)
 いじめ対策基本法案(仮称)に期待 (2012-11-10 08:47)
 申し訳ないが吹いてしまった (2012-11-07 08:01)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。