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2012年08月12日

竹島について思うところあり

わが国の四隣は海である。島嶼国である日本が隣国と接するのは海であることから領土問題は島嶼の帰属問題となる。
ロシアとは北方領土、韓国・北朝鮮とは竹島。中国、台湾とは尖閣諸島。アメリカとは小笠原諸島。

ところで、国際社会において領土を獲得するとは何かを考えてみるに、まず言えるのは公海上においての先占である。近代国際公法は先占主義が取られているのだ。つまり、世界のどこかで海底火山が爆発して、公海上に新島が出現したときの帰属問題を考えてみる。そのようなケースでは、一等先にその新島を占有した国に帰属するという理屈である。

もうひとつの領土を獲得する方法は、多くの血を贖って相手を屈服させその地を占領することによってである。それから、国際司法裁判所判決を含めた国際的な合意、つまり国際条約等によって領土が画定されるケースもある。戦争の場合も結局、停戦あるいは和平条約が結ばれ領土が決定されることから、極言すると、先占または条約締結によって領土は決められると言っても良いだろう。

例えば、北朝鮮と韓国は、戦闘(朝鮮戦争)の結果、北緯38度線で(仮に)国境が決められている。

これらを前提に、わが国の領土問題等を考えてみる。まず、小笠原諸島であるが、近代の当時、アメリカ人20名ほどが移住していたが、江戸時代、林子平がわが国の領土であることを刊行された地図に記載しており、それがフランス語でも出版されていたことから、アメリカは移住を撤廃し、わが国の領土として問題は決着している。

以上、小笠原には領土問題はない。尖閣諸島は、明治時代、現地調査を何度も行った結果、無人島であり、中国・清朝の支配下にもないと確認のうえ、領土に編入し、サンフランシスコ講和条約でも明記されている。中国と台湾が領有権を主張し始めたのは、1968年(昭和43年)に尖閣諸島付近海底調査で石油や天然ガスなどの大量地下資源埋蔵の可能性が確認されて以降である。尖閣にも領土の問題はない。

問題は、実効支配していない北方領土と竹島である。どちらも無法によって支配を奪われたという点で一致している。ご存知のとおり、北方領土は、ポツダム宣言受諾後、日ソ中立条約を無視して、武装解除したわが国に一方的な戦闘行為を起しソ連が占領した土地である。

竹島は、サンフランシスコ条約直前に韓国の初代大統領が国際的な批判を浴びながら李承晩ラインという一方的に設定した軍事境界線を引いて竹島を取り込んだ。これによって何人の漁民が殺されたことか。

つまり、北方領土も竹島も敗戦国日本の非力に乗じた隣国の不法占拠であるのだ。だから、わが国は何度も国際司法裁判所での決着を提案している。しかし、これは相手国と共同で提訴しないと受け付けてくれない。不法である側は、まず今後もこれに応ずることはないだろう。

となると、結局武力しかないと言うことになる。そのチャンスが来るまで、粘り強く何度も何度も、お前たちがわが国土を不法に占拠したのだということを世界に訴え続けていくほかない。

あのとき、わが国に軍事力と国民の勇気がもう少しあったならばと思うと、北方領土で、竹島で殺された多くの邦人がかわいそうでならない。領土は血を持って守らなくてはならないのだ。一体、民主党政権にその覚悟はあるのか。


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