雑学・和歌山→記事一覧 投稿した記事が増えてきましたので目次と要約のサイトにリンクしました(2010.4.3)。画像も増えてきましたので、雑学・和歌山 MY ALBUMにリンクしました(2011.2.12)。

2012年09月12日

暴力行為が全国ワースト7位

和歌山県内の国公私立の小中高校で平成23年度に確認された暴力行為は、前年度より149件多い753件にのぼり、児童生徒1千人あたりの発生件数は6・6件(全国平均4・0件)で全国ワースト7位。

いじめは、前年度の212件から半減以下の98件(追記のとおり93件に訂正)で、1千人あたりの発生件数は0・9件(全国平均5・0件)と全国で3番目に少なかった。つまりベスト3位。

これは、文部科学省の調査結果で、今月(9月)11日発表された。この結果、特にいじめの発生件数の減少は喜ばしいことなのだが、果たして、実態を正確に現しているのかどうか些か疑問がある。

例えば、熊本県は桁違いにいじめの発生件数が多い。これはアンケート調査を無記名でしているからだと考えられる。和歌山県ではアンケートを作成する生徒の名前を書かせているようだ。記名式なのだ。そのうえおそらく、教室内でアンケートを書かされているのだろう。同級生からアンケートを覗かれたり、何をそんなに書いているのだと冷やかされることもあるだろう。一方、暴力行為の認知はアンケートではなく、喧嘩など先生自らの確認が多いことと思う。だから、暴力行為は隠しにくく、表に上がりやすいのではないだろうか。その結果、認知(発生)件数が多くなっているのではなかろうか。

通常、暴力行為が多いということは学校が荒れているということだろう。生徒同士の暴力なのか、対先生への暴力なのか、その逆なのか詳細は不明だが、暴力行為がワースト7位(ベスト40位)でいじめがワースト44位(ベスト3位)とは何だかおかしい感じがする。

県教育委員会は、この結果をどのように分析しているのだろうか。わたしは、調査手法に問題があると見るのだが...

産経ニュース 2012.9.12:暴力行為、全国ワースト7位 23年度、県内小中高校 和歌山
毎日新聞によれば、暴力行為は小学校15件(3件増)、高校143件(2件増)。中学校は571件で前年度より143件も増えており、特に生徒間暴力が327件(107件増)と半数以上を占めている、とのこと。また、暴力行為は増大したのは、「程度にかかわらず実態を反映して計上するようになった学校があったことも影響した」と県教委が分析していると報じた。← この分析には笑ってしまった。つまり、暴力行為もいじめも、和歌山県においては正確な調査ではないということ。程度次第でどうにでも変わっちゃうのだから。

それから、和歌山県立高校の中退者は全国ワースト5位だそうだ。これは程度の問題ではない。厳然たる事実だ。

追記:県教委は12日、昨年度の児童・生徒の問題行為に関する調査結果の一部を訂正した。県立高校・特別支援学校のいじめ認知件数は正しくは34件(前年度比69件減)で、公立小中学校と合わせると計93件(同95件減)だった。


同じカテゴリー(大津市いじめ問題)の記事画像
根性焼き
大津市の校内犯罪は
同じカテゴリー(大津市いじめ問題)の記事
 大津市いじめ問題は終わっていない (2013-04-03 22:40)
 大津市の第三者委員会報告書 (2013-02-01 09:13)
 より良くなるのか教育制度 (2013-01-25 19:51)
 大津市の校内犯罪の捜査状況 (2012-12-22 18:08)
 いじめ対策基本法案(仮称)に期待 (2012-11-10 08:47)
 申し訳ないが吹いてしまった (2012-11-07 08:01)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。