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2012年09月30日

西原理恵子さんの《いじめられている君へ》

遅ればせながら、今日(2012年9月30日)、8月4日朝日新聞の《いじめられている君へ》西原理恵子さんの記事を読んだ。いじめ関連記事としてはかなりの賞賛を得たそうだ。やがて消えていくだろう記事なので、短文でもあるし拡散のためにも全文をコピペしておきます。

なお、この文章に対する賛否は以下のとおりです。西原理恵子「いじめられている君へ」に多くの称賛と少しの批判

独断ですが、西原さんの言いたいことは、上手にうそをついてでも死なないで、少なくとも16歳まで生き延びてくださいということだ、と思う。彼女の次の言葉が一番言いたかったことなのだ。

「学校は、いじめられてつらい思いをしてまで行くようなところじゃない。長い夏休みだと思って、欠席してください。そして、16歳まで生き延びてください」

この考えには批判があります。曰く、「いじめられた被害者が不登校に追い込まれてしまう状況を是認している。仮病と勇気を持つこととは違う」など。

しかし、わたしは彼女の意見に同感します。そのうえで、今、こどもたちが置かれているわが国の状況を思います。嘘をつき、自分の意見や考えを封じ込めなければ生きていけない現実。これって、こどもだけではなく、多くの大人もそうなんだろうが。

それにしても、次々と報道される「いじめ」、否、校内での犯罪。この国は、この社会はどこかおかしくなってしまったのか。年間3万人を超える自殺者。この数字を特別におかしいと思わなくなってから久しい。悲しいとも思わなくなっている。もしかすると、この国、この社会だけではなく、自分自身もおかしくなってきているのかも知れぬ。

《いじめられている君へ》西原理恵子さん 引用全文

■上手にうそをついて

 うそをついてください。

 まず仮病(けびょう)を使おう。そして学校に行かない勇気を持とう。親に「頭が痛い」とでも言って欠席すればいい。うそは、あなたを守る大事な魔法(まほう)。人を傷つけたり盗んだりするのでなければ、うそって大事よ。これからも、上手(じょうず)にうそついて生きていけばいいんだよ。

 亡くなった夫は、戦場(せんじょう)カメラマンでした。戦場で銃(じゅう)を突きつけられたことが何度もあったけど、一番怖(こわ)かったのは、少年兵だって。

 大人は残酷(ざんこく)な兵士にもなるけど、家に帰ったらやさしいお父さんにもなる。愛することや大事なものを知ってるから。でも、少年兵は物事の重大さが分からず、簡単(かんたん)に人を殺しちゃうんだって。生前(せいぜん)にそう言っていました。子どもってそういう生き物。「子どもなのになぜ?」って思うかもしれないけど、戦場の理屈(りくつ)だと、そうなんだって。

 いくら紛争地帯(ふんそうちたい)でも、年間3万人も死ぬことはそんなにありません。でも、日本ではそれくらいの人々が自殺しています。そう、この国は形を変えた戦場なんです。戦場では子どもも人を殺します。しかも、時には大人より残酷になる。

 学校は、いじめられてつらい思いをしてまで行くようなところじゃない。長い夏休みだと思って、欠席してください。そして、16歳まで生き延びてください。

 高校生になれば、通信制(つうしんせい)高校やフリースクール、いわゆる大検(だいけん)など選択肢(せんたくし)が広がります。何よりもアルバイトができる。お金をもらいながら、社会人にふさわしい訓練(くんれん)を受けられます。お金を稼(かせ)ぐということは自由を手に入れるということ。その先に「ああ、生きててよかった」と思える社会が必ず待っています。(さいばら・りえこ=漫画家)

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