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2012年12月11日

民主党の起死回生の策

劣勢が伝えられる民主党。この3年4ヶ月を思えば止むを得ないという声もある。しかし、サラリーマンや労働者の側に立つこの政党が埋没するのは寂しい。

ところで自由と平等は相反する概念だと思う。少し前、小泉政権は郵政民営化等の(新)自由主義の考えのもと積極的に自由競争を志向した。厳しい競争社会において生き残るためには、弱肉強食、狼生きろ豚は死ねを実行しなければならぬ。

しかし、この結果は無残であった。弱い立場の若年層に対する不正規労働雇用、正規労働者に対する労働強化等、勝ち組、負け組という格差の発生とその拡大が起こってきた。悪しきアメリカ型社会の兆しであった。

われわれは、このような社会を望んでいなかった。3年と少し前、それゆえ国民は民主党を選択した。しかし、連合をバックにした民主党は必ずしも平等を志向する党ではなかった。例えば、高校無償化においても、富裕層を除外せず、一律にバラマキ政策を取った。名目的な平等を優先し実質的には不平等を拡散してしまったのだ。それは生活保護の政策でも同様であった。

正規労働者をメインにした連合は貴族化し、底辺の労働者をまとめることができず、一部(既存)グループの利益を優先してしまった。これは国民のためにならず亡国へとつながるものであった。

こういう状況のなか、労働組合をはじめとする似非リベラルの連中を叩く政党が住民や国民の関心を呼んだ。そういうさなかに、衆院議員選挙が行われることになった。今、こういう状況下にあるのではないだろうか。

わたしは、わが国において平等に軸足を置いた政党が一定の支持を得るべきであると思っている。確かに、平等は、仲良し主義、マァマァ主義に陥り、世の中を沈滞させてしまうとの意見もある。しかし、我々は、欧米のような明確な貧富の区別があり、治安の悪い社会を目指しているのだろうか。

自由や競争はもちろん大事な概念である。競争原理主義も結構なことだ。しかし、実質的な自由を考えなければならない。例えば、この選挙において、資金を確保できないために立候補を断念した人材がいる。こんなバカな話は無いと思う。供託金制度なんか止めれば良い。

いやいや、話を戻そう。平等の側に立つ政党の話である。この政党が今回の選挙で埋没しそうであるという。この間の政権運営と何人かの傲慢で暗愚な政治家を見れば自業自得だと言えるかも知れぬ。この党派に当選させたくない議員がいるのは事実だ。

しかし、維新の会の某ブロックの比例候補と比べてみるとさほど劣っているとも思えない。それでは問題は何か。

わたしは、官公労、自治労、日教組、放送労連、電発関連労組、即ち連合に問題があると思う。ある意味、農協などと同様わが国最大の既存大組織である。ここが変わらない限り民主党が浮揚することはないと思う。

民主党の起死回生の策。それは、一所懸命頑張っている労働者の方々には申し訳ないが、連合が各組織に「労働者規律の確立」を指示することである。労働組合は労働者の地位の向上を図るとともに国民の支持を得ることが不可欠であり、そのために労働者としての規律や美徳をなお一層固持し発揮することである。今の連合は既得権を守る組織になっていないだろうか。真に労働者のための組織なのだろうか。

支持されるべきは働くものの側に立つ政党である。あたりまえのことだが、我々が望んでいるのは額に汗し働くものが報われる社会である。悪しき平等主義に陥った政権与党と支持組織はもう一度考えるべきではないだろうか。もはや遅すぎるということはない。


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