雑学・和歌山

北朝鮮が24日(2012.12.24)になって、16日に行われた衆院選での自民党の大勝と主民党代表辞任を初めて報道(朝鮮労働党機関紙)したらしい。

報道内容は、自民党が公約で掲げた「国防軍」創設について、「日本社会の右傾化、軍国化は深刻な段階に達した」と論評したらしい。

深刻な段階に達した日本の軍国化？
あなただけには言われたくないという言葉がある。深刻な段階をはるかに通り過ぎて破滅的な軍国化の段階にあるのはどこの国のことか。ほんとうは経済制裁なんてしたくはない。餓死したり、凍死したしたり、ちょっとした病気で死んでいく人たちを助けたい。それを遮り拒むのは誰か。隣国、世界の各国の人道的支援を特定の階級に独占的に配分しているのは誰か。他国の人を拉致し、偽札を造り、麻薬を密輸しているのは誰か。

指導者が変わって少しは期待したが基本的には何も変わっていない。わたしたちは有事の対応策をさらに進めなければならない。思えば、戦後直後の武装解除に応じて占有を奪われた北方領土、警察予備隊程度の軍事力を持っていないときに強力な武力によって奪われた竹島、そして今また巨大な軍事力を背景にした勢力によって奪われようとしている尖閣諸島。

戦後今までに外交努力によって守れた(取り戻せた)のはアメリカ関連の沖縄と小笠原諸島ぐらいではないか。結局、安全保障は国力のバランス(均衡)によって維持されるのだということ。そんな当たり前のことを教えてくれたのはあなた達ではないか。

参考：スポニチ（2012年12月24日）　日本「深刻な右傾化、軍国化」　北朝鮮が自民圧勝に初言及