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2013年02月07日

愛犬を失った仕返ししたい?

いつも読売新聞を読んでいる。今日の朝刊の人生案内は少し考えさせられた。それは、リードを繋いでいないシェパードに愛犬を噛み殺された飼い主(女性)からの相談である。

シェパードの飼い主は、愛犬の葬儀では土下座までしたのに、以降何の連絡も無く、電話をすると「どうせ雑種だから賠償しても安い。保険に入っているのだからこちらの腹は痛まない」などと言ったそうだ。結局弁護士を立て和解したのだが、飼い主の男性の不誠実な態度に納得がいかず、今も事故の起こった公園を彼が犬を連れて堂々と散歩するのをみていると辛く、わたしはどうしたらよいのかと悩んでいるというものだった。

これに対して、回答者である弁護士が法的な観点から書いている。「(あなたは)やるべきことをやったのだから、くよくよするのは止めましょう」と。法的にはもっともな回答である。非の打ちどころはない。日本は法治国家であるから仇討ちなど報復や自力救済は許されない。

しかし、相談者はそんな回答を求めていたのだろうか。人が殺されたなら、殺人者を処罰できるのに、何故、愛するペットを殺されてもモノ扱いで、殺した相手(シェパード)や飼い主を罰することはできないのだろうかという気持ちを訴えたかったのではないかと思う。法的には、故意によらず過失の場合、飼い主に対して刑罰(器物損壊罪等)を求めることはできないだろう。できないのであれば、愛犬を殺されたわたしはどうすればよいのでしょうか、という相談である。求めているのは心の平安であって、法的なことではない。従って、読売編集部は、回答者として法律家を指名せず、もっと然るべき人を指名するべきだったのではないだろうか。そんなふうに感じた。

かって、可愛がっていた野良猫を農薬かネコイラズかで殺されたことを思い出した。誰が殺したのかもわからなかったし、報復なぞ思いもしなかったが、それでも可哀相でならなかった。今も殺されたところを通るたびに彼女を思い出す。やがて、時間しか解決するものはないということに気がついた。

P.S.(2月13日追記) いやいや、時間が経てば経つほど増す悲しみもある。時間しか解決するものはないという思いは錯覚に過ぎないかも知れぬ。

参考:2013年2月7日木曜日 読売新聞社[人生案内]愛犬を失った仕返ししたい


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