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2013年03月14日
続・96歳のひと殺し
先月(2月)の10日、「96歳のひと殺し」というタイトルで、長い間、看病してきた91歳の妻を殺し、自殺を図った96歳の夫の話を書いた。妻を献身的に介護し、自身も足元がふらつき、介護もつらそうで、ゴミ出しもやっとのような状態であったという。妻は、寝たきりで声をかけても「どなたでしたか。眼が見えないので」というような状態だったらしい。わたしは、この事件を知ったとき、老々介護の末の無残な殺害に深い悲しみを覚えた。やりきれなさを感じた。
昨日(3月13日)、奈良地検は「長年の妻の介護が原因で心神耗弱に陥った可能性があり、年齢や体力的にも公判に耐えられない」として不起訴処分(起訴猶予)とした。夫は2月9日に逮捕された後、同19日に体調不良を訴え、今月4日まで入院。奈良地裁はその間、勾留を停止していた。
それにしても、これは人間永遠の課題なんだろうな。このような悲劇に出遭わぬためにはただ、祈るしかないのだろうか。いやいや、そんなことはないと思う。それにしてもやりきれない。もう一度、あの名作「楢山節考」を読み返してみようかなぁ。
関連:「介護の影響」91歳妻殺害の96歳男性不起訴
昨日(3月13日)、奈良地検は「長年の妻の介護が原因で心神耗弱に陥った可能性があり、年齢や体力的にも公判に耐えられない」として不起訴処分(起訴猶予)とした。夫は2月9日に逮捕された後、同19日に体調不良を訴え、今月4日まで入院。奈良地裁はその間、勾留を停止していた。
それにしても、これは人間永遠の課題なんだろうな。このような悲劇に出遭わぬためにはただ、祈るしかないのだろうか。いやいや、そんなことはないと思う。それにしてもやりきれない。もう一度、あの名作「楢山節考」を読み返してみようかなぁ。
関連:「介護の影響」91歳妻殺害の96歳男性不起訴
Posted by ecell at 10:31│Comments(0)
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