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2013年03月24日

和歌山県警がモデル

黒川博行さんの「落英」という小説が刊行された。本格警察小説とのことだが、宣伝の惹き句が少し気になった。何故なら、書かれているのが大阪府警の警察官、和歌山・南紀銀行副頭取射殺事件、それに和歌山県警の刑事。それも、汚職まみれの和歌山県警の刑事とある。和歌山県警の汚職まみれの刑事ではない。

和歌山県民のわたしとしては面白くない。確かに、南紀銀行のモデルになっている銀行は解散して今はないが、当時、やくざの貯金箱と言われていたようだ。これは事実だから、小説として、あるいはノンフィクションとして描かれても止むを得ない。

問題は汚職まみれの和歌山県警だ。確かに、以前の県警は管内で迷宮入り事件が多く発生し、不祥事も少なくなかった。近畿の中で捜査力が桁違いに低いとされていた。しかし、和歌山毒入りカレー事件の初期捜査に失敗したもののその後立件し何とか有罪まで持ち込む(依然として冤罪の指摘はあるが)ことができた。以降、和歌山県警はそれなりに頑張っている。

それが小説とはいえ、「汚職まみれの和歌山県警」と書かれるのは実に不愉快なことである。でも、かっての和歌山県警は酷かったと聞く。もちろん、今でも不祥事が絶えない大阪府警がどう書かれようがしったことではないけど。

小説の内容紹介(アマゾンより引用)
大阪府警薬物対策課の桐尾と上坂は覚醒剤密売捜査の最中、容疑者宅で想定外のブツを発見した。発射痕のある中国製のトカレフ――迷宮入りしている十六年前の和歌山・南紀銀行副頭取射殺事件で使用された拳銃だった。ふたりは拳銃を調べる専従捜査を命じられ、射殺事件を担当していた和歌山県警の満井と手を組む。しかし、満井は悪徳刑事だった。桐尾と上坂は、事件当時に犯人と目されていた暴力団幹部に、発見した拳銃と同じものを売りつけるよう、満井に持ち掛けられる。


さらに、ある新聞での広告では次のように書かれていた。
降って湧いた人生最大の事件(ヤマ)。
送り込まれた助っ人は、汚職まみれの和歌山県警の刑事。
行き着く先は破滅か、大金星か。




落英の意味 goo辞書より
「英」は花・花びら。「落英」は散る花びら、また、散った花びらのこと。


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