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2013年05月06日

ぼくは勉強ができない

山田詠美という女性作家が書いた高校生小説「ぼくは勉強ができない」を読んだ。'96年8月に映画化されたという。

この書籍は、番外編を含めた九つの短編で構成されている。わたしは、「ぼくは勉強ができない」と「あなたの高尚な悩み」の二つを読んで、後を読み続ける気を失くした。高校生の間でとても評判が良く、主人公の時田秀美はクールで憧れた生徒が少なくないと聞く。

しかし、わたしは、この小説の登場人物の誰にも感情移入することができなかった。この主人公も彼の祖父も母も小学校時代の担任も、今の担任桜井先生も、みんなクソ(排泄物^^)だと感じた。たしかに文章はうまい。比喩も悪くはない。ただ、登場人物とストーリーがわたしの好みに合わなかった。それだけのことである。

おそらくそれは、一所懸命努力しているものを茶化したり、そういう価値観というか考え方を冷やかしているところが気に入らなかったのだと感じる。「ぼくは勉強ができない」のではなく「ぼくは勉強をしない」のであればまだわかる。

この主人公は勉強をしていない。できないのではなく、そういう価値や努力を否定している。スポーツや芸術を至上のものとし、勉強することをバカにしている。そこがわたしは気に入らなかった。この本のあとがきを読んで、もうこの人の作品を読むことはないだろうと思った。



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