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2013年05月07日

松井秀喜5連続敬遠

プロ野球・巨人の元監督の長嶋茂雄氏と、巨人や大リーグのヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏の国民栄誉賞の表彰式が東京ドームで、一昨日のこどもの日に行われた。

巨人フアンでなくとも国民の多くが心から祝福した。師弟愛、実績、人柄、そしてこれまでの想像を絶するご努力。ほんとうに良かったと思う。

ところで、松井秀喜の母校星陵は79年春の甲子園で箕島に延長18回3-4で敗れた。この試合は今も語り草になっている。箕島の二度にわたる絶対の危機。試合を終わらせたくない野球の神様が顕われ、信じられないような奇跡が起こった。ほんとうにドラマのような名勝負であった。結局、この三回戦を制した箕島は優勝することになる。公立高校として初の春夏連覇であった。← 高校野球史上最高の試合 

で、ここから本題なんですが、それから13年後の92年夏、高校野球史に今なお残る大事件が起こった。それが高知の明徳義塾が取った作戦、星陵の主砲松井に対する5打席連続敬遠だった。

それは、明徳の馬淵史郎監督の指示であった。指示に従った投手は河野和洋選手である。そしてこの二人にも強い師弟の絆があった。作戦は功を奏し、3-2で明徳が勝利を得た。

youtubeのコメント、「一番凄いのはあれだけの大観衆の中で平然と五打席連続敬遠を遂行­してかつ後続を打ち取った投手だと思う。あと解説がいささか感情的になり過ぎだと思う。」に同感した。9回表、星陵の5番打者月丘信成選手は松井敬遠後の2死1、3塁でサードごろに倒れ、試合は終わった。試合後、彼は片隅でずっと泣き続けた。

甲子園野球、つまり高校野球とは何なのか。いろいろと考えさせる試合であった。是非、甲子園が割れた日―松井秀喜5連続敬遠の真実 (新潮文庫)を一読されることをお勧めしたい。



蛇足:
わたしは天邪鬼ですので、いつも栄光の陰の部分を想像します。当たり前のことですが勝者がいれば敗者がいるのです。亡くなった作詞家の阿久悠が戦いに敗れた若者に贈った歌があります。高校サッカー選手権の歌、「ふり向くな 君は美しい」です。

君は
美しい
戦いに敗れても
君は美しい♪

そうなんだと思います。勝った者も負けた者も一所懸命戦った者たちは美しいのだと思います。だから、スポーツ、相撲や高校野球が、わたしは好きなんです。


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