雑学・和歌山

三年に一度の参議院選挙が始まった。参議院の議員定数は242人で半数の121人が改選される。うち選挙区73議席と比例代表48議席である。選挙日程は、７月４日公示、２１日投開票。

和歌山選挙区は改選数１人で、３人が立候補を予定している。候補(予定)者はすでに活動を本格化させており、街頭演説や集会を重ねるなど有権者に支持を訴えている。

候補(予定)者
自民現職の世耕弘成氏（５０）
共産新人の原矢寸久氏（６１）
幸福実現新人の久保美也子氏（５２）

選挙の焦点は何かというと、民主と維新がどの程度票を伸ばすことができるかどうかが一点。つまり、自公をどの程度抑えることができるかというのがポイントだと思う。初めてのネット選挙というのも興味はあるが...

さて、参院選の予測はどうか。まさか、都議選のように自公全員の当選はないだろうが、それでも圧勝の可能性はかなり高い。見渡したところ、自公の与党に対抗できるような健全な野党が存在しないのだ。

このような政治状況に追い込んでいったのは誰か。それは野党第一党である民主党もその一人であるに違いはない。このことは政権運営の失敗とは別の意味で問題である。この党はいったいどうなるのか。わたしは、第二の社民党にならないためにも選挙後の分裂解党そして再編を期待している。