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2013年08月12日
街の活性化と財源
大阪駅の北側、南に向かう御堂筋の反対側、ヨドバシカメラがある地域がすごく活性化している。天王寺駅界隈もそうだ。その大阪市が街づくりのための資金確保のため、地権者から固定資産税のほかに別途負担金を徴収する条例を年度内に策定する方針らしい。以下は、その報道(読売)である。
これには関西経済連合会も賛成しているようだから条例化は特段の問題もないだろう。大規模な緑地の維持管理、防災施設の設置、各種イベント実施などの費用が確保され、街のさらなる活性化が期待できる。良い仕組みである。
こういう仕組みは、すでに例えば港湾法などでも「港湾環境整備負担金」として規定されている。臨港地区にある緑地(公園)が暴走族などによって荒らされた(ベンチや立木が焼かれたりした)ときがあり、その際、環境整備負担金を地区内の企業から徴収して、その維持管理費用に充てることにしたそうだ。広い意味での受益者負担制度である。
翻って、和歌山市の街づくりを考えてみるに、これらとは真逆で、地権者に税金をばら撒いているのが実態のように思える。ブラクリ丁、あるいは和歌山駅近辺の再開発。貧しい自治体財政にも拘らず、街づくり、市街地の活性化という大義のもと、補助金、支援金の名目でジャブジャブと支出をし続けている。それに、行政などの天下り先団体などが寄生虫のように寄り集まっている。
何億という税金を投入(補助金)して再建(再開発)される和歌山駅前のJAビルもようやく年内にはオープンする。このビルに公共図書館など何か公共、公益施設などが設置されるのだろうか。かって、和歌山駅近辺にあった旅券事務所をブラクリ丁に移設したが、また和歌山駅近辺に、例えばJAビルにスペースを提供していただき、再度移設すればどうだろうか。市役所近辺、ビッグ愛などにあるボランティアのセンター等も、和歌山駅近くにあるほうが良いだろう。中紀、南紀、大阪方面からも関係者等が来やすいだろう。極端に言えば、県庁も市役所も和歌山駅近辺に移設したほうが良い。そのほうが住民や利用者には便利だ。
今後、和歌山市でも、大阪市の地権者負担金による街整備等を踏まえ、今までの街づくりのあり方を再考すればどうだろうか。和歌山市は大阪市ほどの都会ではないから、地権者から固定資産税の上積み徴収はとんでもないと言う無かれ。和歌山では難しいのはわかっている。が、それを踏まえたうえで、知恵と工夫を凝らし、寂れた商店街の再起、自立、あるいは整理、撤退(退場)を進めていくべきだと思う。商店という資産を有効活用せず、シャッターを閉め、商店街のメンバーであることを忘れ、権利の上で眠るものには、特別な経済負担をしてもらっても、それは止むを得ないものだと思う。やる気の無いものは、商店街から退場するべきじゃないだろうか。
少し前に、和歌山駅近くの近鉄デパートの5階だったかレストランフロアに「空海」というお好み焼き店があった。このお店が不入りで閉店した。すると、すぐにそのスペースは、画廊の雰囲気の写真や絵画が飾られたスペースになっていた。つまり、デパート内でのシャッター通りは、例えそれが一つのショップでも致命的なイメージダウンになるってことなんだ。
ダンボールに入ったミカン。一つでも腐ったミカンが混じっていると、そこから腐敗が広がり周囲のみかんも腐り始める。よくあることだ。そんな例を考えると、もうブラクリ丁は終わりかもしれないね。腐ったみかんが多すぎる。わたしとしては、思い出や愛着がある街で、それは悲しいことだけどね。
大阪市がJR大阪駅北側の再開発地域「うめきた」(24ヘクタール)で導入を計画している企業参加型のまちづくり制度の概要が9日、明らかになった。うめきたの地権者である企業から負担金を集め、地域管理団体がその資金を地域の美化や警備などに充てる。欧米で先行する「BID=Business Improvement District」(都心環境改善地区)と呼ばれる制度が手本で、国内初となる。
これには関西経済連合会も賛成しているようだから条例化は特段の問題もないだろう。大規模な緑地の維持管理、防災施設の設置、各種イベント実施などの費用が確保され、街のさらなる活性化が期待できる。良い仕組みである。
こういう仕組みは、すでに例えば港湾法などでも「港湾環境整備負担金」として規定されている。臨港地区にある緑地(公園)が暴走族などによって荒らされた(ベンチや立木が焼かれたりした)ときがあり、その際、環境整備負担金を地区内の企業から徴収して、その維持管理費用に充てることにしたそうだ。広い意味での受益者負担制度である。
翻って、和歌山市の街づくりを考えてみるに、これらとは真逆で、地権者に税金をばら撒いているのが実態のように思える。ブラクリ丁、あるいは和歌山駅近辺の再開発。貧しい自治体財政にも拘らず、街づくり、市街地の活性化という大義のもと、補助金、支援金の名目でジャブジャブと支出をし続けている。それに、行政などの天下り先団体などが寄生虫のように寄り集まっている。
何億という税金を投入(補助金)して再建(再開発)される和歌山駅前のJAビルもようやく年内にはオープンする。このビルに公共図書館など何か公共、公益施設などが設置されるのだろうか。かって、和歌山駅近辺にあった旅券事務所をブラクリ丁に移設したが、また和歌山駅近辺に、例えばJAビルにスペースを提供していただき、再度移設すればどうだろうか。市役所近辺、ビッグ愛などにあるボランティアのセンター等も、和歌山駅近くにあるほうが良いだろう。中紀、南紀、大阪方面からも関係者等が来やすいだろう。極端に言えば、県庁も市役所も和歌山駅近辺に移設したほうが良い。そのほうが住民や利用者には便利だ。
今後、和歌山市でも、大阪市の地権者負担金による街整備等を踏まえ、今までの街づくりのあり方を再考すればどうだろうか。和歌山市は大阪市ほどの都会ではないから、地権者から固定資産税の上積み徴収はとんでもないと言う無かれ。和歌山では難しいのはわかっている。が、それを踏まえたうえで、知恵と工夫を凝らし、寂れた商店街の再起、自立、あるいは整理、撤退(退場)を進めていくべきだと思う。商店という資産を有効活用せず、シャッターを閉め、商店街のメンバーであることを忘れ、権利の上で眠るものには、特別な経済負担をしてもらっても、それは止むを得ないものだと思う。やる気の無いものは、商店街から退場するべきじゃないだろうか。
少し前に、和歌山駅近くの近鉄デパートの5階だったかレストランフロアに「空海」というお好み焼き店があった。このお店が不入りで閉店した。すると、すぐにそのスペースは、画廊の雰囲気の写真や絵画が飾られたスペースになっていた。つまり、デパート内でのシャッター通りは、例えそれが一つのショップでも致命的なイメージダウンになるってことなんだ。
ダンボールに入ったミカン。一つでも腐ったミカンが混じっていると、そこから腐敗が広がり周囲のみかんも腐り始める。よくあることだ。そんな例を考えると、もうブラクリ丁は終わりかもしれないね。腐ったみかんが多すぎる。わたしとしては、思い出や愛着がある街で、それは悲しいことだけどね。
Posted by ecell at 08:31│Comments(2)
│行政
この記事へのコメント
先週、ぶらくり丁に作業車をいれて アーケードの修繕かなにかをしていましたが アーケードは維持にカネが かかるから 取り払おうというのが 民間の考えでないかいなと思いました。
jtw伝兵衛より
追伸:上記ブログは広報のために毎日かいてますが、ただカキコミすれば ええと言うものでもない「雑学さんを見習って 考えて書いたら どうか」と友人が言うてくれました。
jtw伝兵衛より
追伸:上記ブログは広報のために毎日かいてますが、ただカキコミすれば ええと言うものでもない「雑学さんを見習って 考えて書いたら どうか」と友人が言うてくれました。
Posted by 伝兵衛 at 2013年08月12日 16:54
ははは...
良い友達ですね。
わたしも、できるだけ毎日書くようにしていますが、
それほどっていうか、殆ど、考えずに書いています。
理論的よりも感覚的。
時には、しまった!と思うこともあります。
伝兵衛さんのお友達の言うように、考えることは
大切なことだと思います。ありがとうございます。
良い友達ですね。
わたしも、できるだけ毎日書くようにしていますが、
それほどっていうか、殆ど、考えずに書いています。
理論的よりも感覚的。
時には、しまった!と思うこともあります。
伝兵衛さんのお友達の言うように、考えることは
大切なことだと思います。ありがとうございます。
Posted by ecell at 2013年08月12日 20:42