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2013年09月13日

朱建栄教授を逮捕か

中国人学者の朱建栄・東洋学園大教授(56)が先々月(7月)17日に出身地の中国上海市に向かったまま消息を絶っている問題で産経ニュース(9.11)が次のように報じた

朱氏が情報漏洩(ろうえい)の疑いで中国国家安全省の警察に上海市内で拘束され、浙江省の施設で取り調べを受けていることが10日までに分かった。複数の中国筋が明らかにした。ある中国当局者は「容疑が固まり次第、逮捕する」と話している。

中国情報筋によると、朱氏は昨年まで、日本にある中国人団体の代表を務めた。その際、日本の政府機関から資金援助を受けた見返りに、中国の政治、軍事などに関する機密情報を収集し、提供した疑いがあるという。また、日本で出版した書物に中国で未発表の情報が含まれており、その入手経路も調べられている。さらに、日本の当局関係者との交流についても事情聴取されているという。


今日(9.13)の産経ニュースでは、朱氏とは別の在日中国人も消息不明になっているという。

日本で発行されている中国語新聞「新華時報」の編集長、蘇霊氏は5月に北京に出張して以降、消息が分からなくなっている。蘇氏は日中友好に向けた活動に積極的に参加していた。春ごろには沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中の対立を回避するよう呼び掛ける署名運動を実施していたという。「日中双方に情報を提供しており、スパイの疑いがかけられている」との情報もある。


以上のように伝えるとともに、これは中国の習近平指導部が日本寄りの人物への圧力を強めることで日本側に揺さぶりを掛けているのでは、と指摘している。

このブログで、朱氏消息不明の問題について二度ほど書いた。日本政府は懸念表明や状況把握をするべきではないのかという疑問である。


それにしても、中国とは何という国家だろうか。一党独裁国家と言えども人権活動家(なかにはノーベル平和賞受賞者もいる)、民主主義者等の不当逮捕などやりたい放題。それなら、いっそのこと、尖閣諸島は日本が中国から奪ったものと北京で言った鳩山氏や管氏などもスパイの疑いで拘束して事情聴取するべきではないか。それを批判するものには中国側に揺さぶりを掛けていると嘯けばよい^^

わたしは、朱建栄さんがどういうひとか全く知らないが、彼の日本人妻はじめご家族や関係の方々は大変心配されていることだろう。彼の関係の方々や産経以外のマスコミ、与野党の政治家、在日の華人団体など、どのように感じておられるのだろうか。

そう言えば、朱氏が消息不明になった当初は、中国にいると思われる弟さんから日本の家族に体調不良で療養していると連絡があったと言われていた。これは虚報だったのか。中国とは、何か得体の知れない国家社会であり、悪の帝国と呼ばれた旧ソ連(ソルジェニーツィンの収容所群島)を連想してしまう。


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Posted by ecell at 18:31│Comments(0)行政
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