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2013年09月27日

わが住む地は

室町時代後期、江戸城を築城したことで有名な太田道灌という武将がいました。狩の途中、越生(埼玉県)の地に差し掛かったとき、にわかに雨が降り出しました。 蓑を借りようと、近くの農家に立ち寄ったところ、娘が出てきて、一輪の山吹の花を差し出します。

道灌は(頼みを無視し)無礼な娘だと立腹し家臣に話しますと、それは後拾遺和歌集の兼明親王の歌「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき」という和歌に掛けて、家が貧しく蓑のひとつも(実の一つだに)持ち合わせていません(なきぞ悲しき)という答えだったことを知ります。

以後、自分の無知を恥じて歌道に励んだと伝わっています。その道灌が現在の皇居の 富士見櫓のある場所に精勝軒と呼ばれる櫓を建てます。徳川家康が日比谷の入江を埋め立てる以前の江戸城です。富士山や日比谷の海が見え素晴らし眺望だったことでしょう。

道灌は謳います。「わが庵(いお)は 松原つづき 海近く 富士の高嶺を 軒端(のきは)にぞ見る」好いところだよ。ぜひ、一度遊びにおいでよ...

前置きが長くなりました。実はわたしの住むところもゴミ一つ無い美しい街です。それは、住民の皆さんが朝早くから水をまき掃除をしきれいにしてくださっているからです。家々の庭には花が植えられ気持ちの良い通りを創っています。

ですから、けっこう遠くの人たちも犬の散歩にやってきます。早朝ときどき犬の吼え声が聞こえてきます。ときには犬のフンもあります。少しというか、実のところはほんとうに迷惑しています。

ブログに書いたこともありますが、一度だけですが花を盗まれたことがあります。近所の方のお話では、お花どころかプランターごと持っていかれたこと、表札を盗られたことがあると聞きました。もちろんタバコや空き缶のポイ捨てもあります。

以前、神戸三ノ宮の山手、風見鶏の家(異人館)などがある山本通りに住んでいました。観光地ですから日曜日などは朝から賑やかでした。それでも、JR三ノ宮駅まで近く、少し歩けば再度(ふたたび)山などがあり、住みやすいところでした。

そのとき感じました。ひとって、やっぱり自分が住んでいるところを大切に思っているのだなぁ、と。確かに、ゴミを落としても気にしないのは他所からきた人。これはある程度しょうがないことかもしれないね。

わが庵は 松原つづき 海近く 富士の高嶺を 軒端にぞ見る
富士山も登ってみれば、けっこうゴミがあった。槍ヶ岳では山小屋の傍に熊の骨が捨てられていたのにはビックリ。でもやっぱり、ふるさとは美しくあって欲しい。自分の住むところは美しくあって欲しい、と思う。そのためには(我慢と)努力をせねば...

参考(一部引用):江戸東京探訪シリーズ 江戸幕府以前の江戸


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