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2013年12月11日
道ばたの花
道路のはしっこに小さなピンクの花が咲いていた。たった一輪。排気ガスのせいか薄汚れてちょっと灰色がかったピンクの花。
いつも朝、そこを通るたび腰をかがめ「おはよう」と声をかけていた。花からは何の挨拶もなかったが、それでも嬉しそうにしているように思えた。もう一月以上、毎朝その花に声をかけるのを楽しみにしていた。なぜか、葉っぱが薄汚れていて病弱な感じがするその花を見るたび、頑張れよと思っていた。健気な姿に和まされ、なんだかこちらのほうが励まされるように感じていた。
毎朝顔を合わせているとちっぽけな花だけど、昔からの知人のように思え、毎朝の挨拶が日課になっていた。それが今日の朝、花が消えていた。悲しかった。昨日の強い風ですべての花びらが吹き飛ばされていたんだ。残っているのは薄汚れた葉っぱとガクだけだった。周囲にたくさんの枯れ葉が落ちていた。それだけのこと。だけど、いろんなことを思い出し考え込んでしまった。
いつも朝、そこを通るたび腰をかがめ「おはよう」と声をかけていた。花からは何の挨拶もなかったが、それでも嬉しそうにしているように思えた。もう一月以上、毎朝その花に声をかけるのを楽しみにしていた。なぜか、葉っぱが薄汚れていて病弱な感じがするその花を見るたび、頑張れよと思っていた。健気な姿に和まされ、なんだかこちらのほうが励まされるように感じていた。
毎朝顔を合わせているとちっぽけな花だけど、昔からの知人のように思え、毎朝の挨拶が日課になっていた。それが今日の朝、花が消えていた。悲しかった。昨日の強い風ですべての花びらが吹き飛ばされていたんだ。残っているのは薄汚れた葉っぱとガクだけだった。周囲にたくさんの枯れ葉が落ちていた。それだけのこと。だけど、いろんなことを思い出し考え込んでしまった。
Posted by ecell at 13:40│Comments(0)
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