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2013年04月30日

元白浜町議逮捕

例の「白浜の乱」で有名な和歌山県白浜町の元町議(79)が逮捕された。事件は4月28日、友人知人(69)を殴った暴行容疑で、元町議は容疑を認めているという。読売新聞によれば、元町議は知人宅で酒を飲み、車で帰ろうとして別の知人から止められたのに腹を立て口論になったらしい。

何とこの方は、旧白浜町議11期と合併後の町議1期を務め議長も2回している。きっと立派な方なんでしょうが酒の上でのこととは言え一体どうしたのでしょうかね。

保呂地区の「中間処理施設(清掃センター)の使用期間延長」問題で白浜町はパンダや温泉以上に有名になった。昨年末、酒気帯び容疑で町課長が逮捕され、2010年10月には元白浜町議と和歌山市内の暴力団組長の2人が恐喝未遂の疑いで逮捕されている。有数の観光地であるのに何ともイメージの悪い自治体である。

まぁ、この方は数年前に白浜町議を勇退されているので町議会など政治的な問題はないのだろうが遵法精神が欠けているのでは、という観点からみると、批判されても仕方が無い。名誉毀損で起訴された和歌山市議といい自治体議会議員の品位って低いひとが多いのだろうか。ジッタイ ← ラーメンズ  


Posted by ecell at 10:38Comments(0)行政

2013年04月29日

和歌山市議会議員を略式起訴

和歌山区検察庁は、4月25日、インターネットの掲示板で、和歌山市議会議員の男性議員を中傷したとして、同じ和歌山市議会議員の男性議員(40)を名誉毀損の罪で略式起訴しました。

この報道については、多くのメディアが被害者、被疑者両方の実名を出している。わかやま新報は実名を出していない。わたしもあえて実名は出さないことにした。何故かというと、現時点での報道では、動機がわからないからである。

中筋日延児童遊園の所有権争いについても、和歌山市当局が市議会に買取り案を提案した段階では第三取得者があちら系統の人だと報道されていなかった。白浜町保呂地区の「中間処理施設(清掃センター)の使用期間延長」問題についても詳細な報道はない。限られた情報しか入手できない。

報道のあり方はいつも問題なっている。例えば、ボクシングの亀田興毅選手のパフォーマンス騒動、奈良の騒音おばさんなど数え上げればきりが無い。読者は限られた情報で何が真実か判断しなければならない。それは極めて難しいことであって、多くはそのよう情報に乗せられてしまうことになる。

だから、今回の事件についても裏にどのような事情があるのか、何故、このようなバカげた書き込みをしたのかなどわからない状況ではあえて実名は出さないことが賢明と判断した。ただ、被疑者が書き込んだような事実はなかったことははっきりしたようだ。

さて、そもそもの問題である児童遊園の所有権争いはどうかといえば、まだ決着がつかないようである。民事裁判が長期化し実質審議に入っているところをみると、第三取得者の背任性(背信的悪意者)などの認定の可能性が大きくなっているのかもしれない。

この問題は、訴訟に勝てば、買取り提案サイドの市長、顧問弁護士、担当部局等の政治責任が、負ければ提案を拒否した議会サイドが政治的責任を問われることになる。しかし、問題の本質は、不動産登記をしていなかった行政側、つまり和歌山市のミスに帰着することはいうまでもない。不思議なことに議会はこのことを追及していないようだ。このミスのため顧問弁護士とは別に市職員として弁護士資格者を採用しているようだが、これって何だかおかしいと感じるナ。

まぁ、厳しく言えば和歌山市役所っていいかげんな仕事をしているって言われても仕方が無いんじゃない。そのうえで名誉毀損問題を起しているのだから、本当にどうしようもない。和歌山市の行政、それをチェックする議会等しっかり真面目にやってくれよと言いたい。報道機関(マスコミ)も警察や検察の公表をベタ記事で書くのではなく関係者の取材をするなど、いわゆるウラを取った報道をして欲しいナ。


関連:
2012年04月13日 和歌山市議会を捜索
2012年08月25日 和歌山市議書類送検
2012年10月28日 あれどうなったのかな  


Posted by ecell at 09:58Comments(0)行政

2012年10月28日

あれどうなったのかな

・けやき大通りの整備計画 県案を事実上白紙


県提案の第一案

JR和歌山駅から市役所方面へのメイン道路けやき大通りの整備計画はどうなっているのだろうか。県提案の第一案が否決されうやむやになったままである。結局、あれって県の提案についてのアリバイ作りだったのだろうか。県民に拒否され、県は「4案以外の案も含め時間をかけ検討する」ということであったが、ほんとうに検討しているのだろうか、疑問だ。

中筋日延児童遊園の所有権争い

現在、和歌山市が議会に和解を拒否され、大阪在住の転買者と争っているが、状況はどうなのだろうか。市の顧問弁護士でさえ負けると判断し和解しようとした案件である。そろそろ判決の出そうな頃である。市民の立場からは勝って欲しいと思うのだが。果たして、和歌山市は転買者が背信的悪意者(H18.1.17先行判例)であることを立証できたのだろうか。

これに関連した和歌山市議の名誉毀損問題はどうなったのか。被害届を撤回したのだろうか。警察は容疑者(現職市議)を特定したが、その後の状況を知りたい。

・白浜町保呂地区の「中間処理施設(清掃センター)の使用期間延長」問題

任期満了を目前に「町民に信を問う」と突然辞任した立谷誠一町長。再選されたが、半月後に再び同じ顔ぶれで選挙となり、今度は水本氏が193票差で立谷氏(現県会議員)を破り初当選した。そして、水本氏に対する全国的に有名になったいわゆる「白浜町の乱」。これに対して水本氏は「精神的苦痛を受けた」として訴訟を起した。結局、水本雄三町長は病気を理由に辞職し訴訟も取り下げた。詳細「すったもんだの白浜町で町長選 5月8日告示 一連のゴタゴタはどうなる?

この一連の事件は何だったのか。閉鎖的な狭い地域自治体の人間関係や地域エゴなど事件の背景、真実を知りたいと思うが、謎のままで終わってしまうのだろうか。それとも現職の井澗誠町長は、これまでの経緯を含めた交渉議事録等の情報を公開しあきらかにしていくのだろうか。

まだまだその後を知りたいことがある。新聞等マスメディアは事件を報ずるがその後の情報を提供してくれない。「あれはどうなったの」という思いを持つことが少なくない。できれば、経過状況でもよいから報道されると良いのにと感じている。  


Posted by ecell at 07:29Comments(0)行政

2012年07月28日

目立たないけどスゴイ

アドベンチャーワールドには随分前に一度行っただけ。白浜へのお正月家族旅行だった。楽しかったこととホテルが正月料金で5割増だったことを覚えている。

白浜温泉とアドベンチャーワールドに、もう一度、行きたいと思っている。そのアドベンチャーワールドが動物園&水族館ランキングの動物園部門のトップを獲得した。旅行クチコミサイトという権威があるのかどうか分からないサイトのクチコミ・ランキングだが、それでもあの旭山動物園に勝ったというのがうれしい。

以下は(部分)引用。

行ってよかった動物園&水族館、1位はパンダがもっふもふ

日本全国に動物園や水族館は151施設(日本動物園水族館協会の加盟施設数)存在する。旅行クチコミサイト「TripAdvisor」は7月24日、「行ってよかった動物園&水族館ランキング2012」を発表した。ランキングは2011年6月~2012年5月に投稿された日本語のクチコミを基に独自に集計したもの。

行ってよかった動物園&水族館ランキングは今回で3回目となるが、動物園部門では2連覇していた「旭山動物園」(北海道)に変わって「アドベンチャーワールド」(和歌山県)がトップとなった。同園は動物園だけでなく水族館や遊園地も併設した総合テーマパークだが、何よりも国内最大となる8頭のパンダを飼育していることで有名だ。

水族館部門では、「沖縄美ら海水族館」(沖縄県)が3連覇。マンタやジンベイザメが泳ぐ世界最大級の大水槽「黒潮の海」は圧倒的で、リピーターが多い。


参考:2010年11月07日 和歌山の観光
  


Posted by ecell at 19:40Comments(0)お店

2012年03月07日

白浜町長を応援する

今月(2012.3)6日、白浜町議会が水本雄三町長が不在のまま開会した。療養中の水本町長の復帰の見通しは不透明で、議会では、不信任決議を視野に「町長職を退いてもらうべき」との声が強まってきているらしい。

わたしは、白浜町の住民でなく門外漢であるが、ネットで公開されている情報からみて白浜町長には特段の問題が無いと思っている。それ故、独断と偏見かも知れぬが同氏を応援したいと考える。

まず事の発端は、一昨年(2010年)先の町長であった立谷氏の任期満了前の突然の辞職である。その理由(原因)は保呂地区というところにある「中間処理施設(清掃センター)の使用期間延長」問題であった。

今回のごたごたもこの問題から生じた模様である。保呂地区の同意を得るための交渉において、罵詈雑言どう喝されたうえ違法な金銭の支出を要求されたとする町長とそのような事実は無いとする町職員との対立である。第三者的な立場であった町教育長はその(金銭要求)事実があったことを認めているようだが、現在、司法の場において係争中である。

そんななか、町長が交渉担当課長を変えようとした際、課長会という名前の組織に反対され、14人の課長(全員)から降格願いを出されたということである。

現在までのところ、この問題についてマスコミ(産経を除く)はあまり取り上げていないようで、詳細がわからない。例えば、保呂地区とか保呂区という名前、区長や役員が置かれているようだが、この区とは何なのか。まさか東京都や政令指定都市の区ではあるまい。財産区なのか単なる自治会なのかよくわからない。それから、課長会、これは何なのだ。

ところで、町議会が町長不信任議決(総議員の3分の2以上の出席で4分の3以上の多数が議決)をすると、町長は10日以内に議会解散をすることができる。はたして、自己保身の強い町議員が不信任案議決をするかどうか、推移をみていくこととしよう。おそらく、そんな勇気は無いだろう。

このエントリは、限られた情報の中での独断的な見解であり、強力な調査能力を持つマスコミの報道を督促するのが狙いであって、記載事実について間違っているところがあるかもしれません。ご了承いただきたい。  


Posted by ecell at 11:21Comments(0)行政