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2013年02月15日

監視カメラが大活躍

わかやま新報 2月15日 和歌山県の監視カメラで発覚 不法投棄の疑いで2人逮捕

和歌山県警生活環境課などは13日、 紀の川市中津川の山中に冷蔵庫3台、 ブラウン管テレビ1台、 モニター2台を捨てた疑いで、廃品回収業者2名を廃棄物処理法違反の疑いで逮捕した。

県が紀の川市の山中に監視カメラを設置したのは、以前から冷蔵庫などが投棄されていたことから本年度予算で昨年10月末のことだ。そのカメラに軽トラックの荷台から投棄する2人が映っていたという。現在、県は不法投棄をなくそうと、 各地の山中に高性能監視カメラを設置しているとのことだ。

監視カメラが大活躍して、犯罪の抑止につながるならば大変結構なことだと思う。江ノ島の猫と遊ぶ遠隔操作犯(容疑者)を撮影していたのも監視カメラ。舞鶴の女子高生殺人事件に写っていた容疑者の映像は悪くて第一審では無罪になってしまったが、監視カメラは、刑事犯罪、交通事犯などで大活躍している。

いじめがありそうな校内の各教室、バスケチームの控え室、野球場のベンチ(サインを盗まれたりして困るかなぁ^^)、県庁・市役所の執務室、交通事故多発地域、暴力団事務所近辺、過去に事件が起こった箇所などに高性能の監視カメラを積極的に設置すればどうだろう。フィルムを一月ほど保存し、何も無ければ消去すればよい。プロバイダはパソコンの接続記録(LOG)をどれぐらい保存しているのだろうか。それを参考にしても良い。

とにかく、世の中から悪いことをする輩がいなくなることはない。それに悪い奴が素直に悪事を認めるはずもない。だから、証拠は必要だ。その点、監視カメラは役に立つこと間違いない。  


Posted by ecell at 11:33Comments(0)行政

2013年02月11日

お手柄・パソコン遠隔操作犯を逮捕

警視庁などの合同捜査本部は10日、遠隔操作ウイルスに感染したパソコン(PC)から犯行予告を書き込んだ容疑で、東京都江東区白河、IT関連会社社員片山祐輔容疑者(30)を逮捕した。http://www.jiji.com/jc/zc?k=201302/2013021000022&rel=&g=

逮捕に結びついたきっかけは、今年1月5日未明に犯人を名乗る人物から報道機関などに届いたメールの情報に基づき、捜査本部が神奈川県の江の島で猫の首輪からウイルスのソースコードが入ったマイクロSDカードを回収したことである。

島内の防犯カメラの映像を解析した結果、片山容疑者が同月3日午後3時ごろ、カードを猫に取り付けたことが確認されたという。神奈川県の江の島で猫の首輪からウイルスのソースコードが入ったマイクロSDカードを回収。島内の防犯カメラの映像を解析した結果、片山容疑者が同月3日午後3時ごろ、カードを猫に取り付けたことが確認されたという。

この事件は、多くの専門家が犯人逮捕は難しいだろうとコメントをしていた。わたしは、昨年10月20日「PC遠隔操作の被害者たち」というタイトルで、日本警察の威信をかけて真犯人を探し出して欲しいと書いた。

あれから3ヶ月余り、とうとう捜査本部は犯人(正確には容疑者)を逮捕した。この犯罪が悪質なのは、踏み台にしたパソコンを使い犯罪行為を行って、その所有者を誤認逮捕させたことである。もちろん、警察がIPアドレスを妄信したというミスもあった。これについてはすでに警察は被害者に謝罪をしたが、捜査機関は、サイバー犯罪についての基本的な知識を共有し、さらに深めていかなければならないことがあきらかになった。しかし今は、何はともあれ良くやったと言っておきたい。寒いなかでの猫探し、山中捜索、尾行、張り込み等々、ほんとうにご苦労さまでした。  


Posted by ecell at 10:43Comments(0)行政

2012年10月20日

PC遠隔操作の被害者たち

ウイルスに感染したパソコン(PC)などから犯罪予告が書き込まれた事件によって、ウィルスに乗っ取られたパソコン所有者が逮捕された。

しかし、真犯人と思われる者から犯行声明のメールがあり、誤認逮捕であることがわかった。

この事件で、最も恐ろしいと思ったのは、無辜の人が突然、警察に逮捕され、取調べを受け、保護処分になったり起訴されたということだ。さらに、拷問を受けたわけではないだろうに自白していること。誤認逮捕された人がつじつまの合った供述を警察にしているところがとても不気味なことだと思う。冤罪が発生する構造をもっともっと研究するべきだと思う。また、捜査の可視化をより加速させるべきだと思う。

もちろん、セキュリティ駆除ソフトが新種のウィルスに対してすぐ機能しないことも不安なことだが、これはある程度仕方が無い。問題は、治安を維持防衛する側の対応、自己責任の徹底と警察のIT関連の能力アップを急がねばならない。

そしてこれは大事なことなんだ。日本警察の威信をかけて真犯人を探し出すこと。どんな些細な手がかりでも良い、時間が多少かかっても良い。このような愉快犯を徹底して捜査し逮捕につなげて欲しい。きっと、バカな輩が模倣するだろうから、できれば捜査情報を小出しにして真犯人を追い詰めていって欲しい。  


Posted by ecell at 18:33Comments(0)行政