雑学・和歌山

和歌山公園動物園は、1915年4月7日(大正4年)に開園された。和歌山城内の和歌山公園にある市立の動物園である。来年の4月7日に開園100周年を迎える。

大したものだと思う。厳しい財政だけど、無料で100年間市民に動物を通して憩い、教育、種の保存、動物愛護の精神の涵養(これも教育か)等に寄与してきた。旭川市旭山動物園、上野動物園、天王寺動物園などには負けるかもしれないが、大都市でもない中核都市の和歌山市が無料で運営し続けているということはわたしたちの誇りであると思う。

もうずいぶん昔に行ったことがあるぐらいで最近は行くことはない。何時ぞや、和歌山駅で小学生の遠足に出会って、どこに行くのと聞くと、天王寺動物園と笑顔で答えてくれた。

やっぱりそうなんだな。和歌山市の近辺には、大阪市立の天王寺動物園、私営ではサファリーパーク、みさき公園などがあるけど、和歌山公園動物園は無料なんだぞ。

天王寺動物園のサイトでは、1915年1月1日に開園した日本で3番目に長い歴史を持つ動物園であると記されている。とすれば、それから三月遅れで開園された和歌山公園動物園もすごい。何てったって無料ってことがすごい。寄付金も一口が300円で動物缶バッジをもらえるぞ。

開園100周年を記念する費用について、きちんと市財政当局に予算要求をして、年度明けにはみんなでお祝いをしよう。メスの­ツキノワグマ「ベニー」にももっと美味しいもの(はちみつ１ダース？)をプレゼントしよう。