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2010年10月05日
和歌山市の下水道
和歌山県の下水道普及率は、都道府県ワースト2位、19.5%ときわめて低い。全国平均は73.7%で、ワーストは徳島県だ。鹿児島、高知、徳島など広い地域に人口が拡散している自治体はどうしても普及率が低くなる傾向があるようだ。
県都の和歌山市だけで見ても下水道普及率は約33.4%(H21年度末)で、全国の都道府県庁所在地(東京都は23区全域)・政令指定都市・中核市の下水道普及率ワースト3に入っている。徳島市、和歌山市、船橋市がワースト3。
そのうえ、整備されている下水道も合流式のところが結構あるように聞く。合流式は、大雨が降ると雨水とし尿が一緒に河海に流れ出してしまい、分流式と比べ環境上よろしくない。それでも、どっぽん(汲み取り)式のところと比べれば、環境等に与える影響には雲泥の差があるけれど。
現在、和歌山市の財政は少しずつ良くなってきている。市とは別組織である和歌山市土地開発公社の直川用地などは別にして、特別会計である国民健康保険、下水道事業、つつじヶ丘造成事業の収支は改善してきているのは事実である。
それでも、依然として下水道で1,100億円、つつじヶ丘で197億円もの借金が残っている。下水道整備は、膨大な費用がかかり、また先行投資が必要であるから、起債(借金)は仕方がない。問題は利用者が投資の割りに少ないと言うことである。人口が密集している地域の整備を優先的に行い、普及率を高め(収入増大)ながら進めていく。とともに既設地域の利用者拡大を図っていくことが肝要だと思う。
つつじヶ丘(全戸数700)は、現在46%が売却済みとのことだが、仮に値下げ後の価格で残りすべての土地が売れたとしても36億円ほどの収入しか望めない。これは急激な景気の低迷と土地価格の下落等によるもので、テニスコート用地購入など一般会計からの支援はやむをえないと考えられる。今後は、利息支出の軽減のためにも残りの分譲地を早急に売却するよう努めなければならない。売却促進のためにはさらに一般会計で公園用地を購入整備し、分譲地の魅力をアップする必要があるかもしれない。
スカイタウンつつじが丘HPより
国民健康保険の赤字解消は、加入者の健康維持、罹病の予防に力点を置いた政策を実施していくなど地道な努力しかないだろう。高齢化社会に向かっていく現況では、医療費・社会保険の支出は地方財政を圧迫していくのは必然である。わたしは、条件付で消費税10%~15%はやむを得ないと考えている。
和歌山市の下水道について述べるつもりが全般的な話になってしまった。細かいことだが、駐車場管理事業の11億円ほどの赤字決算も気になる。市営駐車場だから民間駐車場と競争してまで収益を求めなくても良いが、何故かH21年度の赤字額が前年度より増えてきている。
話をタイトルに戻すと、やはり和歌山市の下水道の普及率を向上させてほしいと思う。自治体によっては、数次の高度処理をすることによって、河海に排出される前の下水内で金魚が生き生きと泳ぐほど浄化されているのを見たことがある。市の下水道行政の詳細を知らずに言うのはおこがましく、上記のとおり財政的には難しいところもあるでしょうが、住民の環境、健康、臭い、衛生等々を考慮すると、さらに適切かつ積極的にその普及率向上に努めていただきたいと思う。
近々H21年度決算の詳細が公表されるだろう。そのときに市の広報を見てどんな(改善)数値が出ているのか見てみることにしよう。
参考:
1 和歌山市では、公共下水道の処理区域内において、水洗便所の普及促進及び環境衛生の向上を図るため、水洗便所等改造工事を行う方に対して、助成金、融資あっせん制度及び利子補給制度を設けています。(※併用はできません。)
2 平成21年度決算に基づく健全化判断比率等の状況について(平成22年9月17日 市財政局)
3 和歌山市 H22年度予算総括表
一般会計 1,347億円
特別会計 1,232億円
公営企業 164億円
総計 2744億円
4 都道府県別下水道処理人口普及率(平成21年度末)
5 全国市町村別 下水道処理人口普及率一覧(H21年度末) 下水道の普及率と実施状況
6 和歌山市建設部下水道部HP
7 2010年9月10日(金) 16:39 和歌山市内6カ所で「下水道の日」を呼びかけ
8 下水道の借金は大きすぎる
<下水道事業の借金ベストテン>1位 和歌山市 2位 泉佐野市 3位 光市 4位 長洲町 5位 米子市 6位 荒尾市 7位 松原市 8位 夕張市 9位 観音寺市 10位 盛岡市
9 つつじが丘販売促進へコンサル介入検討、和歌山市 2010年09月17日
10 市分譲地事業「つつじヶ丘分譲」のいま 2009年05月11日
県都の和歌山市だけで見ても下水道普及率は約33.4%(H21年度末)で、全国の都道府県庁所在地(東京都は23区全域)・政令指定都市・中核市の下水道普及率ワースト3に入っている。徳島市、和歌山市、船橋市がワースト3。
そのうえ、整備されている下水道も合流式のところが結構あるように聞く。合流式は、大雨が降ると雨水とし尿が一緒に河海に流れ出してしまい、分流式と比べ環境上よろしくない。それでも、どっぽん(汲み取り)式のところと比べれば、環境等に与える影響には雲泥の差があるけれど。
現在、和歌山市の財政は少しずつ良くなってきている。市とは別組織である和歌山市土地開発公社の直川用地などは別にして、特別会計である国民健康保険、下水道事業、つつじヶ丘造成事業の収支は改善してきているのは事実である。
それでも、依然として下水道で1,100億円、つつじヶ丘で197億円もの借金が残っている。下水道整備は、膨大な費用がかかり、また先行投資が必要であるから、起債(借金)は仕方がない。問題は利用者が投資の割りに少ないと言うことである。人口が密集している地域の整備を優先的に行い、普及率を高め(収入増大)ながら進めていく。とともに既設地域の利用者拡大を図っていくことが肝要だと思う。
つつじヶ丘(全戸数700)は、現在46%が売却済みとのことだが、仮に値下げ後の価格で残りすべての土地が売れたとしても36億円ほどの収入しか望めない。これは急激な景気の低迷と土地価格の下落等によるもので、テニスコート用地購入など一般会計からの支援はやむをえないと考えられる。今後は、利息支出の軽減のためにも残りの分譲地を早急に売却するよう努めなければならない。売却促進のためにはさらに一般会計で公園用地を購入整備し、分譲地の魅力をアップする必要があるかもしれない。

国民健康保険の赤字解消は、加入者の健康維持、罹病の予防に力点を置いた政策を実施していくなど地道な努力しかないだろう。高齢化社会に向かっていく現況では、医療費・社会保険の支出は地方財政を圧迫していくのは必然である。わたしは、条件付で消費税10%~15%はやむを得ないと考えている。
和歌山市の下水道について述べるつもりが全般的な話になってしまった。細かいことだが、駐車場管理事業の11億円ほどの赤字決算も気になる。市営駐車場だから民間駐車場と競争してまで収益を求めなくても良いが、何故かH21年度の赤字額が前年度より増えてきている。
話をタイトルに戻すと、やはり和歌山市の下水道の普及率を向上させてほしいと思う。自治体によっては、数次の高度処理をすることによって、河海に排出される前の下水内で金魚が生き生きと泳ぐほど浄化されているのを見たことがある。市の下水道行政の詳細を知らずに言うのはおこがましく、上記のとおり財政的には難しいところもあるでしょうが、住民の環境、健康、臭い、衛生等々を考慮すると、さらに適切かつ積極的にその普及率向上に努めていただきたいと思う。
近々H21年度決算の詳細が公表されるだろう。そのときに市の広報を見てどんな(改善)数値が出ているのか見てみることにしよう。
参考:
1 和歌山市では、公共下水道の処理区域内において、水洗便所の普及促進及び環境衛生の向上を図るため、水洗便所等改造工事を行う方に対して、助成金、融資あっせん制度及び利子補給制度を設けています。(※併用はできません。)
2 平成21年度決算に基づく健全化判断比率等の状況について(平成22年9月17日 市財政局)
3 和歌山市 H22年度予算総括表
一般会計 1,347億円
特別会計 1,232億円
公営企業 164億円
総計 2744億円
4 都道府県別下水道処理人口普及率(平成21年度末)
5 全国市町村別 下水道処理人口普及率一覧(H21年度末) 下水道の普及率と実施状況
6 和歌山市建設部下水道部HP
7 2010年9月10日(金) 16:39 和歌山市内6カ所で「下水道の日」を呼びかけ
8 下水道の借金は大きすぎる
<下水道事業の借金ベストテン>1位 和歌山市 2位 泉佐野市 3位 光市 4位 長洲町 5位 米子市 6位 荒尾市 7位 松原市 8位 夕張市 9位 観音寺市 10位 盛岡市
9 つつじが丘販売促進へコンサル介入検討、和歌山市 2010年09月17日
10 市分譲地事業「つつじヶ丘分譲」のいま 2009年05月11日
Posted by ecell at 18:42│Comments(0)
│行政
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