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2010年11月01日

旅田元市長

今年3月30日午前、旅田氏は収賄と背任の罪で懲役4年の実刑が確定し、和歌山地方裁判所に出頭し収監されました。現在、兵庫県の加古川刑務所に独房収監されているそうです。

収監前に777日間拘留されていることから、早ければ、来年春には釈放されるようだ。しかし、裁判所によって被選挙権の行使を停止されていますので、政界復帰は難しいようです。

わたしは旅田さんのことは全く知りません。単純にスキャンダルの多い政治家と受け止めていましたが、実際はかなりの政治家であったと聞いていました。それに魅力ある人であったようです。

1 自民、民主など政党に所属せずに市長選に勝利するなど選挙選に長けていた
2 人の心をつかみ、熱血的で庶民的であった
3 演説がわかりやすく、市民の心に訴えるメッセージ力が強かった
4 今までの利権政治を変えようと努力していた
5 和歌山市への功績も結構ある

しかし反面、女性関係にだらしなく、本人は既成政党とは一線を引いていたが、自分の応援団には甘く、公的ポストに係わる人事関係では不透明であったという。



政党に依拠せず、あれだけの人気を維持し、しかも自民党などに推薦された現職市長たちを倒してしまう、その政治力にはすごさを感じる。昨今の市長選や県知事選をみるにつけ、もうこのような政治家は出てこないように思え、少し寂しい感じがする。

なお、旅田さんは、現在も自身の収賄と背任について無罪であると主張されています。

参考:
旅田卓宗
冤罪被害者 元和歌山市長 旅田卓宗氏を救う会

P.S
わたしの持つ旅田氏のイメージである「スキャンダルの多い政治家」ということは今も変わっていません。彼の本質は、崩壊日誌by田中良太 2002年8月19日(月)の記事がそれに近いと信じています。ただし、田中良太さんという方も評判はあまりよくありません^^

また、「僕、コレで市長辞めました!」という旅田氏の著作のタイトルも和歌山市民にとっては恥ずかしいものだと思っています。

ただ、良きにつけ悪しきにつけてメディアを利用する彼のアクの強さや恥を知らない?バイタリティは政治家たるもの見習うところもあるのではないだろうか、と思ったりするのです...


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Posted by ecell at 22:17│Comments(0)行政
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