雑学・和歌山

わが国唯一の飛び地の村です。一度も行ったことはありませんが、和歌山県のなかでも、日高、海南と並んで北山は興味のある自治体です。

　出典：北山村ホームページ

人口は570人程度。観光いかだとじゃばらがこの村の主たる産業です。

財政力指数は0.12（１を上回れば交付金はゼロ、0.12はIVグループ（グループ内平均 0.27）のなかでもかなり低い）、経常収支比率は100.7（この比率が高いほど投資的経費等の臨時的経費に使用できる一般財源が少なく、財政構造が弾力性を失っている）。

このように村の財政状況http://official.murablo.jp/pdf/zaisei07.pdfは決して裕福な状態ではありません。しかしこの村にも6人の村会議員がいます。報道によりますと、６日に任期満了に伴う北山村議選（定数６）が告示（投票は１１日）されました。現職４、新人４の計８人が無所属で立候補。平成１１年以来、３期ぶりの選挙戦だそうです。５日現在の選挙人名簿登録者数は４５５人。

わたしは、このような小さな自治体が一所懸命に過疎化をくいとめるため頑張っているのをみると応援したくなります。北山村だけに自生するじゃばらは、花粉症やアレルギー抑制に効果があるという。この村の特産品です。そして、観光。小さな村だけど、みんなが一度は行きたいリゾート地を目指し、これからも村おこしに頑張ってほしいと思います。そして、ずっと、和歌山県の飛び地であっていただきたいと思っています。