雑学・和歌山→記事一覧 投稿した記事が増えてきましたので目次と要約のサイトにリンクしました(2010.4.3)。画像も増えてきましたので、雑学・和歌山 MY ALBUMにリンクしました(2011.2.12)。

2011年03月26日

ケヤキの撤去は望まない

毎日新聞 2011年3月25日 地方版
和歌山・けやき大通り:整備計画 県案、事実上白紙に--再生検討委 /和歌山

JR和歌山駅から和歌山城に延びる和歌山市の県道「けやき大通り」の再生検討委員会が24日開かれ、側道と歩道の整備計画4案について「現時点で一つに絞り込むことは適当でない」と判断、予定していた最終決定は「中間とりまとめ」になった。県が掲げた案は事実上白紙に戻った。

地元説明会や県民からの意見募集などで賛否が分かれた。特に、改革の前提となるケヤキの撤去について、地元や周辺住民らの約半数が望まないと答えたアンケート結果を踏まえた。県は「4案以外の案も含め時間をかけ検討する」としており、原広之・県土整備部長は「半分当惑している。意見が本当に幅広かった」と述べた。



とても嬉しいニュースです。和歌山の住民が行政を動かしたのです。アンケートの結果、地元や周辺住民らの約半数がけやき通りのケヤキの撤去について望まないと答えたのです。

戦後、市民の力によって和歌山城を再建させた和歌山です。JR和歌山駅から和歌山城まで続くけやき大通り。この素晴らしいストリートが市民の力によって、より素晴らしいものになろうとしています。

ほんとうに嬉しいニュースです。もう一度、和歌山市内の県道「けやき大通り」のあり方が市民のみんなで考えるチャンスが与えられたのです。

それにしても、意見募集の期間が平成23年1月5日(水)~平成23年3月31日(木)まで募集期間を延長し、まだ期限が来ていないのに、3月24日の再生検討委員会で「現時点で一つに絞り込むことは適当でない」と判断されたということはかなりの異論があったということかもしれない。この辺の詳細は不明ですが、再生検討委員会と和歌山県当局の大胆な判断を高く評価したいと思います。


参考:
けやき大通り再生検討委員会
「けやき大通りの整備および利活用計画(案)」について意見の募集
県民意見募集
けやき大通りの再生案決定
けやき大通りの再生検討
どうなるの?けやき大通り
けやき大通りをどうするの?  


Posted by ecell at 18:16Comments(0)行政

2010年12月03日

けやき大通りの再生案決定

検討委基本案 県民意見募集 カフェやフリマの場に  和歌山「けやき大通り」(2010年12月3日 読売新聞)

「第3回けやき大通り再生検討委員会」(委員長=村橋正武・大阪工業大教授)は2日、同市のホテル(←ホテルじゃなく何処か公共の会議室で開催するべきだと思う^^)で開かれ、歩道を側道部分にまで拡幅して10メートル以上の広さとする基本案を選んだ。歩道をオープンカフェ(←ムクドリのフン対策が必要^^)としたり、フリーマーケット(←既にやっている?^^)や祭りなどのイベントを実施したりといった活用案も提案され、基本計画案と合わせて今後、県民から意見を募集し、来年3月末の最終決定を目指すとのことである。



以上報道のとおり検討委員会は基本案を決定したようです。このことは平成22年6月1日のプレス発表資料「けやき大通りの再生に向けた取り組みについて」で書かれていたように想定の範囲内のことでした。

つまり、今回の会議は、基本案、代替案1~3の計4案から1案を選択するための検討会であり、結論として県の提案(基本案)を承認したということ。でも、本当に議論をするのならば、基本案、代替案ではなく、単に案1、案2...で検討し、決定するべきでなかったのか。検討範囲も北ノ新地交差点から公園前までの1kmではなく、JR和歌山駅から公園前交差点までの間を検討するべきでなかったのか。側道のある区間だけの検討では、けやき大通り全体の検討と言えないのではなかろうか。

もちろん、基本案であっても、けやき通りは現状より良くなると思う。しかし、4案を同等に議論したのではなく、基本案を中心に議論をし、そして側道を撤去し、結果として、陳腐な何処にでもある広い幅員の歩道と自転車道への変更計画を決定した。結論ありきの検討会だったと言わざるを得ない。

単純に考えれば、現状のけやき大通りの側道での事故が多い、故に側道を歩道(一部自転車道)にしよう、というだけのことじゃなかったのか。一体何のための検討だったのだろうか。

繰り返して言えば、この検討委員会は、県担当部局の提案である「けやき大通りの側道を歩道にしたい」という計画案に御墨付けを与えたに過ぎないように思えてならない。報道された第3回検討会での結論以外に情報が無いので、不満と疑問ばかりを書いてしまった。是非早いうちに、基本案と代替3案の計4案についての各委員ごとの支持・意見などを公表してほしいものです。

参考:
けやき大通りをどうするの? 2010年08月31日
どうなるの?けやき大通り 2010年09月16日
けやき大通りの再生検討 2010年09月20日

追記(12.3):決まってしまったのだから、後はこの広い歩道に何を設置し、どういう仕掛けをし、どう活用するかという方向へと議論を進めていかざるを得ない。そのためには、検討会での議論の詳細を知る必要があると思う。

追記(12.3):
大阪・御堂筋のイチョウ並木がピンチ 歩道拡張で数十本が伐採? (2010年12月3日 読売新聞)

今日の夕刊を読んだが、御堂筋とけやき大通り、どちらも側道を撤去して歩道の拡張を計画。これは国交省の方針なのか。ならば、何ゆえの検討なのか。

◎けやき大通り
戦後の戦災復興事業で整備
JR和歌山駅から和歌山城方面に向かう県道17号(和歌山停車場線)
終端の西汀丁交差点までの全長は、1,951メートル。
けやきが5列に並ぶ
道幅は約50メートル
片道4車線で両側8車線(うち側道は2車線)
北ノ新地~公園前の2つの交差点間約1キロ間、現行の歩道片側4メートルについて側道を無くして幅11.5メートルに計画

◎御堂筋
1937年に完成
国が管理
梅田―難波間約4キロ(北から南への一方通行)
イチョウが4列に並ぶ計約900本
道幅は44メートル
中央4車線と両側に側道
現行の歩道片側6メートルを側道を無くして幅11メートルに計画  


Posted by ecell at 18:23Comments(1)行政

2010年09月21日

けやき大通りの案内板

和歌山駅からお城に向かってけやき通りの右側の歩道を数百メートル歩くと、この大通りの建設経緯と周辺の案内をしている大きな表示板がある。


けやき大通りを歩く人のための案内板

この案内板をよく見ると、向かって右側に和歌山駅が描かれている。でも、実際の和歌山駅は左側にある。お城に向かって右側の歩道にこの案内板があるのだけど、きっと、設計上のミスか何かで反対側の歩道に取り付けることができなかったのだろう。

できれば、描きかえるか、反対側の歩道に設置したほうがいいと思うな。ちょっとした心遣いを示すことは大事なことだと思う。個人的にはアバウトなほうが好きなんですけど....^^

参考:和歌山県が提示する4案のうち、わたしが好む案
 代替2案イメージ図 クリックすると大きな画像になります。

さらに書いておきたい。代替2案イメージ(私案)。

 仙台市道路(中央の遊歩道)

中央の遊歩道や歩道に水路を設け、小鮒、めだか、金魚などを泳がせる。鯉はダメ。そしてできれば蛍が歩道脇の水辺で観られるとなれば最高。さらに歩道の要所要所には、境港市の「水木しげるロード」、ハリウッドの「星の散歩道」などのように様ざまな工夫をし、道行く人を楽しませる。もちろん水路には、小さな滝や噴水を設ける。歩き疲れた人が水路で足を冷やせるようベンチを置いた東屋があったりして、もっと先まで歩きたい気持ちにさせる^^
  


Posted by ecell at 08:35Comments(0)行政

2010年08月31日

けやき大通りをどうするの?

けやき通りの概況(現状)
けやき大通りは、JR和歌山駅から和歌山城方面に向かう道(県道17号・和歌山停車場線)で、終端の西汀丁交差点までの全長は、1951メートルである。この道路は、戦後の戦災復興事業で整備され、道幅は約50メートル、片道4車線であるが、道路の広さのわりには車の交通量はそれほど多くない。

去る(2010年)6月、和歌山県は、この道路を市内のシンボルロードとしての魅力向上を目的に、道路空間のあり方を検討することにした。6月30日に第1回けやき大通り再生検討委員会が、8月10日には「けやき大通り再生検討委員会」の第1回ワークショップ(作業部会)がそれぞれ開催された。

この検討委員会の詳細はよくわからない。が、どうやら「北ノ新地~公園前の2つの交差点間約1キロの再生」策を検討するようである。しかし何故、北ノ新地~公園前の2つの交差点間約1キロなのかは、わからない。
どうも、側道のけやきによって信号が見にくい或いは交通の障害になることなどから側道とけやきを撤去して、その分、歩道を拡幅する計画のようである。つまり側道を歩道に変えることの可否を検討する委員会のようだ。

現在のけやき大通りは公園前辺りが最も緑が濃い。断面的には、歩道、側道、中央分離帯、側道と歩道にそれぞれ一本のけやき、計5本のけやきが植えられている。また、和歌山駅あたりでは、植えられているけやきは、歩道、中央分離帯と歩道の3本だけでかなり疎らに植えられている。

けやき通りはどう変わるのか?
わたしは、道路法や道路構造令等を知らない素人である。もちろん、街路樹(けやき)は道路の付属物であることは知っている。しかし、これらの付属物、例えば電線の地中化(電柱の撤去)や街路樹の植栽、ガードレールの意匠などによって、道路は見違えるように変わることは理解できる。

方向性としては、
① 単に車道を減らし、けやきを伐採し歩道を拡幅する。その拡幅された歩道を工夫することによってにぎわい空間とし商店街活性化等に資する
② 車道を減らし、さらにけやきを植えて道路の緑化を一層強めていく。その個性的な道路形態によって地域の活性化に資する
などが考えられる。

後者は、ムクドリの弊害、道路の使い勝手の悪さ、枝がアーケードに掛かる、ビルからの視界が悪くなる、落ち葉や小枝によるごみが生ずるなどのデメリットが指摘できる。

しかしそれでも、わたしは宮城県仙台市の青葉通りや定禅寺通りのような緑あふれる道路が好きだ。いろいろなデメリットがあっても樹木と花がある景色・景観は大事にしたいと思う。

 定禅寺通り

いずれにしても、既存の道路をさらに良くしたいという議論の場は大事にするべきである。どのような結論になろうとも行政と御用学者たちの結論ありきのできレースで県の意向どおり決定されることが無いように希望したい。

例えば、歩道などに水路を設け、小鮒、めだか、金魚などを泳がせるのも良い。鯉はダメだけど。そしてできれば蛍が歩道脇の水辺で観られるとなれば最高。さらに歩道の要所要所には、境港市の「水木しげるロード」、ハリウッドの「星の散歩道」などのように様ざまな工夫をして、道行く人を楽しませてほしい。

参考:
けやき大通り再生検討委 初のワークショップ
8月24日第2回けやき大通り再生検討委員会が開催される
定禅寺通り
都市イベントの際に交通規制されて会場となることが多い区間。1958年(昭和33年)に植樹され、現在、道路上部を覆うほど成長した4列のケヤキ並木が特徴。遊歩道がある中央分離帯は「定禅寺通緑地」と市が名付けているが、市民には「定禅寺通グリーンベルト」などと呼ばれている。幅員46m。中央分離帯12m、両側歩道7mずつ、6車線。
青葉通ケヤキ街路樹等に関する方針
定禅寺通り-wikipedia
最近の購入書籍
  


Posted by ecell at 22:35Comments(0)行政