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2014年10月24日

約100年前の南極探検隊

世界最悪の旅で知られる、悲惨な最期を遂げたスコット隊の別のグループ隊員のノートが昨年になって発見された。1911年に南極大陸に上陸した際の基地周辺の氷が溶けたことで、ニュージーランドの民間団体が発見したのだ。

アムンゼンに遅れること一月、南極点に到達したスコット隊が見たのはアムンゼンのテントで、中にはノルウェー国王とスコット宛ての2通の手紙が置かれていた。

スコット宛ての手紙には「ノルウェー国王に宛てた手紙を持ち帰って欲しい」と書かれていた。残酷な手紙である。スコット隊5名は、敗北感に打ちのめさせられ、全員が帰途遭難してしまう。

坂口安吾が書いている。ある人がフグを食った。どうも、皮に毒がありそうだと言って死んだ。またある人は、身は旨かったが、どうやら内臓に毒があるようだと言って死んだ。これまで、フグを食って何人の人が亡くなっただろうか。安吾は書いている。このような先人のおかげで食の文化が成り立っているのだと。

先人たちの試行錯誤、ときには命がけの冒険のおかげで現在がある。フグの毒にあたって死んだ人が何も後世に伝えずに死んだなら進歩は無かっただろう。そういう意味で、今般のスコット隊のノート発見により何かがわかることを期待したい。100年前の出来事、その悲劇の一部でもわかればいい。



何よりも、ノートに綴った記録、伝えたかった事実が100年の後にしてようやく誰かの目に触れた。伝えたかった思いがやっと通じたのだ。

参考・写真:南極探検隊のノート、氷の中からみつかる 100年ぶり


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