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2012年07月09日

社会を変える

ネットで社会を変えることはわが国において可能か。大津いじめ事件に関連して8本の記事を書いた。これで9本目。書いていることは、大津の事件は、もはや虐めというものではなく犯罪行為そのものではないだろうかということ。わが国の教育制度・システムには何らかの欠陥があるのではないだろうかということ。それに教育界における一部の人たちは悪しき官僚主義(事大主義)に陥っているなどである。

ここ数日、徐々にではあるが、状況は変わってきている。大津市長が市長直轄で調査をやり直すことを明言した。霞ヶ関も動き始めている。

実は何も難しいことではない。こどもであっても、悪いことをしたらキチンと罰を受けるべきではないかということ。それが社会の常識ではないだろうか。にも拘らず、大津市では、関係者が隠蔽工作を行い、有耶無耶にしようとしていた。同市の教育関係者は不誠実で異常であった。

そして、そのことに関連して、いじめを根絶しようとの動きである。何が原因なのか。問題を解決するためにはどうすれば良いのか。家庭の問題なのか。教育制度は関係ないのだろうか。

学者、専門家、有識経験者、官僚、政治家のみなさん、議論を通じてこの原因を究明し、その根絶に向けて動き出して欲しい、と言うことである。

わたしは、社会学者の内藤朝雄さんの考えを参考にするべきだと思っている。とにかく、当面するべきことは、教育現場をオープンにしていくことだ。閉鎖社会を開放し、社会の常識を学校内に導入していくことだと信じている。大津市の教育関係者の一部には、悪いことを悪いと教えることも出来ないものがいる。何故、世間の常識と乖離して行ったのか。
わたしは、それは閉鎖社会であったからだと思っている。

参考:
姫路市長に3万円返還命令
あるひとりの住民が市長の公用車使用について、私的な会合やゴルフ場を目的地とした移動は公務の遂行に必要とはいえないのではないだろうかと思い住民訴訟を起した。そして21日、神戸地裁判決で約3万円の返還命令を勝ちとった。たいしたものだと思う。 おかしいものはおかしいという健全な考えを大切にしていきたい。わが国はそういう健全な社会であるのだから。


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