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2012年08月09日

今日の大津市教育委員会は

今日(8月9日)、大津市の教育委員会の定例会議があった。まだ詳細は報道されていないようだが、世間に顔を出していない委員長はじめ委員たちは出席したのだろうか。責任をとって辞任届けを出したものはいなかったのだろうか。

今日の定例会議では、いじめ問題についてどのような意見が出されたのだろうか。この形式だけの委員会はまたもや事務局の提案を単純に承認しただけなのだろうか。質疑はされたのだろうか。

現在の報道では、早期発見に向けいじめ対策検討委を設置することを決めたようだ。

それも、あの教育長を委員長に据え、市教委職員で構成するとのこと。会議は非公開で月2回程度開き、2013年1月をめどに報告書を作成する方針らしい。

これって必要なのだろうか。全く意味が無いと思う。意味のある検討委員会は、「大津市教育委員会が必要かどうかを検討する委員会」ではないだろうか。いじめが無かったという方々ばかりの非公開の委員会の結論など信頼できない。それは税金の無駄遣いだと思う。

一方、これとは別に教育委員会ではなく市の「いじめ大津市第三者委」の人選が固まったようだ。

遺族側から推薦を受けたのが次の方々。
教育評論家で法政大学教授の尾木直樹氏
和歌山大学教授の松浦善満氏
弁護士の渡部吉泰氏

大津市は次の3人。
日本生徒指導学会が推薦した京都教育大学教授の桶谷守氏
日本弁護士連合会が推薦した弁護士の横山巌氏
滋賀県臨床心理士会が推薦した立命館大学教授の野田正人氏

今月下旬にも初会合が開かれる予定。どちらかと言えば、こちらの委員会のほうが信頼度は高いかもしれない。市内部で二つも委員会を立ち上げる必要などあるのか知らんと思うが、まぁ好きにすれば良いと思ったりしてしまう。そのうち、警察の捜査結果も出ることだろうし。

問題は、市議会や市長が教育委員会の責任を追及しないこと。教育委員たちが事務局の責任を追及しないこと。報告書を見落としたり、報告をしなかったり、怠慢この上ない。懲戒免職は無理でも、戒告、口頭注意など何らかの処分はすべきではないのだろうか。

それにしても、今日、恥ずかしくもなく大津市の教育委員会定例会議に委員長をはじめとする委員が臆面もなく出席したのかと思うと呆れてしまう。まぁ、明日の報道を見てみよう。

追記:
大津市教育委員長「責任感じる」 中2自殺で初めて発言 2012年8月9日 19時22分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012080901002437.html

「委員長として対応が十分でなかった。責任を感じる」と謝罪した。 ← 責任を感じるだけですか???


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